161. 愛を読むひと
現代に生きる日本人の私には、十分理解できていないことも多いのだろうが、ケイト・ウィンスレットの演技からは、全てが、伝わってきくるような心持がした。レイフ・ファインズは、何を演らせても同じだからしょうがないのだが、彼からは何も伝わってこなかった。 [DVD(字幕)] 8点(2012-08-28 23:19:51) |
162. 逃げ去る恋
ああ、なるほど、ここから逆算して4作を作ってきたんだな、と思うと、結局は、このシリーズは、Jean-Pierre L甚とTruffaut自身の映画だったんだな、ということが、よく分かる。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-28 14:40:48) |
163. イノセント
ヴィスコンティらしさは映像だけだが、ヴィスコンティの映画にとって「映像」がどういった意味があるかを知る意味で、見る価値がある。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-27 20:02:00) |
164. 熊座の淡き星影
絢爛さは、後期の作品を思わせるが、ヴィスコンティにしては珍しく、サスペンス調で2時間に収まっているし、女性の魅力に焦点があたっている。今一つ感情移入していけないのは、カルディナーレが下手だからだろうな。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-17 17:11:39) |
165. 揺れる大地
そもそも家を抵当に入れて、何に投資したのかすらもわからない。だから、何が大変で、何が悲惨なのかもわからない。そんなことで埋め尽くされているので、鑑賞以前の映画である。一つ一つ解説をしてもらうと、名作なのかもしれない。この映画を見て、評価している方は、そうした背景に関係なく映画をみることができる方なのだろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-17 15:23:45) |
166. 夏の嵐(1954)
《ネタバレ》 伯爵夫人があれだけ入れあげてしまう部分がどうしても説明不足なんだが、アリダ・ヴァリの演技はそれを超えて説得力がある。あるいは、女性かまたは同性愛者の目で、中尉をみれば、それなりにコケットリーを感じるのかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-13 17:54:28) |
167. 家族の肖像
「教授」の孤独がわかる自分にちょっとショック。当時のイタリアの社会背景を知らないで見たので、リアリティが今一つ感じられなかったのが残念だ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-12 20:57:41) |
168. ルートヴィヒ(1972)
自分がもう少しまじめな映画ファンで、もう少し感受性のある年齢でこの映画に出会っていたら、人生が変わっていんじゃないかと思わせる作品。イタリア語でこの話を鑑るのも不思議な感じだが、イタリア語じゃないと、この映画にならなかったような気がする。 [DVD(字幕)] 8点(2012-08-11 23:26:56) |
169. 若者のすべて
「救いようのなさ」を描かせたら右に出る者のいないヴィスコンティだが、本作ほど「救いようがない」と、胸が悪くなる。しかし、「家族の愛」の「救いようのなさ」がレッスンになっているのだとすれば、「救いようのなさ」も本物である。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-10 04:03:09) |
170. 家庭
シリーズ4作目にして、初めて、最後まで飽きずに見られた。ようやく主人公に共感できるようになってきた。キョウコはなんだかよくわからないが、トリュフォーの脚フェチ、メガネフェチには共感する。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-06 16:50:47) |
171. おとなのけんか
単純に面白い映画なのだが、私的に大好きな女優2名が、妙に演じすぎていて、ちょっと辟易する。ヒッチコックへのオマージュがあるのかないのか分からないが、みえみえな伏線が気になる。 [DVD(字幕)] 8点(2012-08-05 15:50:28) |
172. 太陽が知っている
このキャストでこの内容だと「太陽が知っている」という邦題をつけるのは、まあ、分かる。どうせならこっちをアントニオーニに撮らせたら良かったのに。あるいは、Swimming Poolつながりで、オゾンでももっと良かったと思う。ドロンは格好いいけど、これの芝居は説得力にかける。ロミーシュナイダーは美しいし演技もうまい。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-05 13:12:54)(良:1票) |
173. サクリファイス
《ネタバレ》 さんざん退屈な場面を見せられたうえで、「夢落ち」。そして家に火をつけておしまい。これが芸術というなら、別に芸術はわからなくても、構わない。 [DVD(字幕)] 4点(2012-08-02 22:50:20) |
174. メリダとおそろしの森
ぐっと大人向け、という前評判は、その通り。かなり、内面に入ってくる。俳優なんて、もういらいないじゃない、というでき。ピクサーは進化が止まらない。 [映画館(吹替)] 7点(2012-07-28 01:01:55) |
175. いつか晴れた日に
演技と景色の素晴らしさを味わっているつもりだったが、ハッピーエンドのストーリーも悪くなかった。ただ、台湾人の監督が19世紀イギリスを、きちんと描けているかどうかまでは、日本人の私にはわからない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-28 15:46:57) |
176. ディパーテッド
話しについていけないのはこっちのせいもあるが、自分を演じれてれば良い俳優陣を配置したために緊張感が薄れているのは、製作側のせいもあると思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-04-12 08:33:49) |
177. シコふんじゃった。
ばかばかしいという心持が去った後、いろいろな意味で気の毒になった。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2012-04-11 07:04:02) |
178. 夜霧の恋人たち
どうもこの男には感情移入できん。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-10 18:01:29) |
179. アントワーヌとコレット
こういう苦労を積み重ねないと、男は、女から出ているサインが読みとれるようにならないもなのか。30分ものとしてよくできている。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-10 16:36:18) |
180. 黒いチューリップ
ヴィルナ・リージが出ている作品ということでみました。アラン・ドロンは頑張ってると思いますが、はらはら・どきどき、するタイプの映画ではなかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-10 07:34:48) |