1901. ブリット
「ブリット」といえばカーチェイス!カーチェイスといえば「ブリット」!ただ車をぶっ飛ばすだけのシーンでも凄い緊張感が伝わる。でもそれ以外は地味~なんだな。ド派手にすりゃいいってもんでもないですけど。実際の刑事って、おそらくもっと地味なんだろうからリアルといえばリアルなんですが..。それはそうとブリットの彼女(奥さん?)のシーンって必要だったんでしょうか?全然話に絡んでこなかったような。ジャクリーン・ビセット綺麗だったから別にいいんですけど。 6点(2003-11-29 15:35:24) |
1902. ロッキー5/最後のドラマ
なんだかんだ文句を言いつつ「1」以外劇場にて拝見してきた。「6」ができるの?うそでしょー、やめてください。 3点(2003-11-29 12:09:48) |
1903. ロッキー4/炎の友情
結構人気のある「4」だが個人的にはダメ。炎のロッキーがアメリカの象徴で氷のドラゴがソ連の象徴みたいな設定からしてダメ(個人的にですよ)。最後はソ連の観客から拍手喝采って描写もダメ(個人的にですよ)。 3点(2003-11-29 12:00:40) |
1904. ロッキー3
もともと解かりやすいストーリーだがどんどんお子様向けになっていってる。ミスターTのキャラクターも解かりやすすぎ。主題歌「アイ・オブ・ザ・タイガー」を歌ったサバイバーはコレだけで消えてしまいました。 5点(2003-11-29 11:49:55) |
1905. ロッキー2
1と同様ベタな筋。解かりやすくっていいんですけど。 6点(2003-11-29 11:27:45) |
1906. ロッキー
ロッキーのモデルとされるチャック・ウェプナーにとうとう損害賠償を求める訴訟を起こされちゃいました。その額1500万ドル(約16億5000万円)!何を今更って思いますよね。まあ「ロッキー」で一躍スターとなったスタローンもウェプナーとアリの対戦を見て脚本作らなかったら今の生活もなかったのかもと思うと安いもんかも。作品はマイノリティの這い上がりをスタローン自身とロッキーをだぶらせて感動的に見せてくれます。ただ、日本人に強く支持される「水戸黄門」や「遠山の金さん」みたいな、オチが解かってて案心して見れる類のものが個人的に合わないもんで、コレも例に漏れずです。ビル・コンティの音楽は傑作です。作品を何十倍も良くしていると思います。 6点(2003-11-29 11:21:19) |
1907. ミシシッピー・バーニング
同年、同じように人種差別を扱った作品に「背信の日々」という映画があります。こちらもなかなかの良作ですのでぜひご覧下さい。私はどちらかというと「背信の日々」の方が好きです。「ミシシッピ-・バーニング」のほうが問題をストレートに描いており視覚的な怖さもこちらが優れていると思う。しかしひとつの事件を解決したにすぎないのに爽快感を得れるような作りがどうも納得できません。この爽快感を得るために怒涛の残虐行為を見せていたのかとさえ思ってしまう。憎むことを教育され7歳には憎しみが染みついているという町で、FBI捜査官がたかだかひとつの事件を解決した後、白人と黒人がいっしょになって賛美歌を歌うシーンってどうかと。それを見て捜査官が町を後にするってどうかと。救いの描写は必要かもしれないが、あまりにベタすぎるというか、簡単すぎるというか..。二人の熱い演技は見応えあります。 6点(2003-11-28 19:15:02) |
1908. 赤い河
《ネタバレ》 最初に一言、個人的に初期のアメリカンウェスタンはあまり好きではない。(アメリカ人をとことんヒーローに、インディアンをとことん悪者に、という描写がかなり露骨。)しかしコレはそういう好みを度外視すれば10点あげてもいいぐらい。(でもあげない。)寝ている牛たちがウェーブのように次々と起き上がり暴走するシーンはホントに圧巻!かっこいいはずの主役が無様に画面から消え、いったん主役の座を渡すという展開も凄い。それにしても今のアクション物の王道である”最後は殴り合い”はこの頃からあったんですね。 8点(2003-11-27 12:31:49) |
1909. 俺たちに明日はない
あの衝撃のラストは映画史に残る名シーンであることは間違いない。でもこの映画、何度見てもラストシーンしか印象に残らない。州内でしか動けない警察に変わり登場したFBIの存在が描かれてはおらず、追っ手の描写があれば変わっていたかもとも思う。 6点(2003-11-27 11:58:40) |
1910. ゲッタウェイ(1972)
かっこ悪いマックィーンを見てみたいものである。この作品のマックィーンの役ははっきり言ってかっこ悪い男なはずなのに、彼が演じるとそのかっこ悪さまでもがかっこいい。凄い俳優である。しかしこの映画でマックィーンのかっこよさ以上に印象に残るのは、ラストシーン。車が走り去っていく..その先には..。「俺たちに明日はない」のラストのような悲劇を想像させる意味深なラストシーンが頭に焼き付く。 7点(2003-11-27 11:36:21) |
1911. 羅生門(1950)
これははっきり言ってかなり惹きつけられます。ただ初見での感想は、ラストに光明を感じるほどの余裕は私にはありませんでした。ミステリー的展開で惹きつけるだけ惹きつけておいて、答えが出ないまま終わったので、え~!終わり~!?って感じでした。オチが無いのを前提に見た2度目は非常に考えさせられた。確かにあのラストが無かったら見終わった後かなりブルーになってるかも..。 8点(2003-11-26 13:54:18) |
1912. 七人の侍
この作品は見る前からいろいろな予備知識を持っていた。とりわけ、雨の中での戦のシーンは「七人の侍」を語る上で必ずと言っていいほど出ていたので余程迫力があるのだろうと思っていた。いざ見てみると思っていたほどではない。しかし、映像から見てとれる迫力を越えるものがこの映画にはある。まず七人の人選からして惹きつけられる。そして何より対野武士の戦術だろう。見ていてゾクゾクする。戦術より大切なことが団結するためのコミュニケーションだったり、百姓達の士気を上げるための渇やリラックスさせるための談笑だったりとそのあたりの描写も心憎い。最後、百姓達は侍達に感謝してチャンチャンと終わるのかと思ったら、何事も無かったように歌いながら農作業に精を出す。そして勘兵衛の、勝ったのは百姓云々のセリフ。菊千代が泣きながらに訴えた、百姓とは云々のセリフが見事な伏線となっている。 9点(2003-11-26 13:37:48)(良:1票) |
1913. Z
社会派色を色濃くそしてリアルに描写しつつも、いかにもバレバレな陰謀やどこにでも都合良く出入りするキーマンの記者など、リアルとは程遠い描写も随所に見られる。しかし最後まで見ればそれらがすべて確信犯的に作られていることが解かる。映画は見せるものというのを前提に、シリアスにそしてコミカルにブラックユーモアを効かせた良作です。 8点(2003-11-25 17:59:49)(良:1票) |
1914. スティング
初めて見たのはおそらく小学生くらいだが、ちゃんと理解していなかったのだろう。その証拠に数年後に2度目を見ても初見と同じように騙されちゃいました。3度目からはさすがに騙されませんが、”どんでん返しが全て”の映画ではないことを証明してくれました。その後何度も見ているが、楽しめるんです、これが。仕掛けも面白いがやっぱりニューマン!渋いっす! 9点(2003-11-25 15:50:44)(良:1票) |
1915. ラウンダーズ
ライティングが大人のおしゃれな雰囲気を醸し出しているが、その分リアリティに欠ける。なので緊張感も足りない。かといってカードさばきや駆け引きのかっこ良さを前面に出した映画でもない。中途半端に感じました。グレッチェン・モルはビューティフルフェイスですねえ。あ、それから【眼力王】さん、私もショーン・ペンとかぶりました。どっちも好きですけど。 5点(2003-11-25 15:38:02) |
1916. チャップリンの黄金狂時代
えっ本物の熊だったんですか?凄い!鶏は本物じゃないですよね。(そんなわけない。)で、あの女の人は結局誰が好きなの? 8点(2003-11-22 14:12:24) |
1917. 街の灯(1931)
チャップリンの映画で一番最初に見た作品。その後他のチャップリン映画を見るたびに、この作品は最後にとっておくべきだったと後悔すらした。 9点(2003-11-22 14:02:41)(良:1票) |
1918. モダン・タイムス
チャップリン映画のワンシーンで一番印象に残っているのは、「黄金狂時代」の靴を食べるシーンでもなく「独裁者」の演説でもなく本作のティティナです。いい声してます。 8点(2003-11-22 12:54:15) |
1919. チャップリンの独裁者
チャップリンの映画の中では、いやすべての映画の中でも異色作。最後の演説シーンは、もう映画とは言い難い。そこに立っているのは劇中の床屋さんではなくまぎれもなくチャールズ・チャップリンその人である。劇中で十分にナチスを批判しているのに、演説は必要なのであろうか?もちろんこの作品自体が命がけのメッセージで、それをしたチャップリンは凄いと思う。ココの皆様のレビューを拝見していると改めてその偉大さに感服する。ずっと点数つけるの迷ってたんですがこの点数、お許しを。 6点(2003-11-22 12:36:39) |
1920. 素晴らしき哉、人生!(1946)
あまりに出来すぎた話。でもこの映画に10点以外をつける気はしない。うるうるとした映画は数あれど、涙があごまで滴り落ちたのはこの映画以外に記憶が無いから。最高のクリスマス映画。こういう映画にまた出会えることを期待しております。 10点(2003-11-22 12:10:26) |