1901. 若者のすべて
《ネタバレ》 なんのこっちゃ~!?! ビスコンティの映画は変な映画ばっかりのように思う??? この作品、なんらかの神話をベースにしているのかもしれないが、人間のニオイのしない人物たちに ついていけないんです。 アノ場面から、もうこんな映画に金を使うこと自体、貴族趣味だと感じて、しょうがなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2018-04-07 01:10:46) |
1902. 1999年の夏休み
《ネタバレ》 う~ん、これが団塊世代のオタクたちを魅了した萩尾望都の世界かぁ。 (でも原作の漫画を読まずにこう言っちゃうのはいかんですね(笑)) まぁこんな映画もあっていいでしょうけど、やはり異質な感じがしますね。 鑑賞中、こんな男の子いないよと思いながら、こりゃ女の子の映画なのだと思うと、多少観やすくなりました。 深津絵里が別の名前で出てることに驚き! [ビデオ(邦画)] 5点(2018-01-08 00:18:58) |
1903. 見出された時-「失われた時を求めて」より-
《ネタバレ》 う~ん、誰しも一度は耳にしたことがあるであろうマルセルプルーストの「失われた時を求めて」。大著の一巻、しかもコミック版で読んで、いい気になって、映画に挑んだのがいけなかったか・・。1時間観て、まるで訳が分からん!たたでさえ同性愛ものは苦痛なのに、こうも男性女性入り乱れたら、こりゃ気が変になる!と思い、(誓って言いますがこんなことしたのは初めて)原作の内容の理解にウィキペディアの力を借りた。なるほど、時間軸がバラバラな目の回るような展開も「無意志的記憶」というものの演出かと、自分に納得させて、最後まで何とか観きった。ウィキさんによれば、非常に読む価値のある本らしいが、私は多分読まないと思う(笑)。全編コミック化されたら、分からんが・・。しかしコミック版でも丁寧に読んでしまったのがいけなかったか、読後何やら変な自意識に捉われてしまった。こりゃ危険だ(失笑) [ビデオ(字幕)] 5点(2017-08-11 04:29:50) |
1904. イレブン・ミニッツ
《ネタバレ》 映画というものは、基本的に人生賛歌であるべきだと思う。でなければ、2時間近くの時間を観客に都合してもらって、失礼だと思う。この監督、「アンナと過ごした~」を前に観たが、結構つらい内容だった。とても手放しで人生賛歌といえる作品ではなかった。そんな監督の最新作。映画冒頭、一体観てる我々はどこに連れていかれるのだろうという、パズル形式の演出。自分はパズルの断片が少しづつ揃っていくような映画は嫌いではない。タランティーノをはじめとして、秀作が多い。でもそれはラストにしてやったりというカタルシスがあったからだ。この映画は、パズルが全部そろって、作品を見渡すと「絶望」と書かれてあるようなラストだった。観終わって、嫌な気分が残った。演出だけの映画という感じだ。 [DVD(字幕)] 5点(2017-06-11 01:53:56) |
1905. 恋人たち(2015)
《ネタバレ》 正直、観るのが辛かった。それでも映画として成立してるならと、最後まで何とか観た。ゲイの映画って中国の「スプリングフィーバー」もそうだけど、映像が汚い。でもあれは女性に抱かれたラスト、急にきれいな夜景の映像が映し出されたのが印象的だったが。う~ん、この橋口監督の「ハッシュ」はライトな感じの明るいゲイ映画だったのに・・。女性たちがゲイの生態を面白がる一方、案外彼らは幸せではないのかもしれない。ヤベェ。 [DVD(邦画)] 5点(2016-10-21 12:18:57) |
1906. ランボー3/怒りのアフガン
《ネタバレ》 一人対多数のコンセプトで創られ始めたランボーシリーズ。本作では一人対ソ連(この頃はまだロシアじゃなかった)。それにしても銃弾飛び交う中、上半身裸で暴れまくるランボー。彼の筋肉は防弾チョッキなのだろうかと思ってしまう。とにかくアメリカ人は退かないとスタローンは言いたいようだ。最後の戦車対武装ヘリの対決が、映画「戦闘機対戦車」を思い出した。 [ビデオ(字幕)] 5点(2016-09-03 10:25:15) |
1907. ランボー/怒りの脱出
《ネタバレ》 ようやく鑑賞。シルベスタースタローンをロッキーシリーズで見直して、ランボーシリーズも面白いのでは?と期待して、鑑賞。1作目は割と好きだった。本作は80年代を代表する映画として紹介されてたので、気分をあの頃に持っていって観ました。う~ん、この映画を観て、中東との戦争に志願して行ったアメリカ人がいるのでは?と少し複雑な気持ちに・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2016-09-03 10:15:12) |
1908. ヤコペッティの大残酷
《ネタバレ》 一言で言うなら、精液の匂いのする映画だった。ヤコペッティは、自分が子どもの頃、映画館に通っていたとき、やたら彼のドキュメンタリーのポスターがあったが、どれも子どもの見る内容ではなかったので、あれは何だろうと思っていた。あれから40年、発掘良品でとうとう鑑賞してみた。ひどい映像ばかりだが、カメラマンは有名なパゾリーニの撮影担当者らしい。ストーリーも歴史的宗教的な意味があるのだろうけど、それをふまえず観ると、ただのエログロナンセンスである。原案はボルテールの哲学小説「カンディード」から来てるらしい。哲学・・かなぁ、これ(笑)。途中、ホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」を思い出したが、彼の方が女性からもてるだろうなぁと思った。最後は、男側の身勝手な世界観をたっぷり描いた後に、若者も同じような苦労をするなどと説教じみたことを言うから、ご苦労さんと心の中でつぶやいてあげた。 [DVD(字幕)] 5点(2016-06-11 22:08:13) |
1909. ローリング
《ネタバレ》 とある某映画雑誌で、上位ランクインしてたので鑑賞。結果、酷い映画だった。何を語りたかったのか・・。盗撮した教師が、人間的に立ち直るとかいう内容なら、まだ見応えあるが、この映画はダメがとことんダメになって、スズメの巣になるという内容。????笑える内容じゃないよ、これ。う~ん、自分的には感心しませんねぇ。 [DVD(邦画)] 5点(2016-05-28 01:40:19) |
1910. アデル、ブルーは熱い色
《ネタバレ》 この作品、スピルバーグが絶賛したと言うが、確かにスピルバーグには絶対描けない作品。彼のように量産する作家には無理だもんね。これは、アーティストの人生一回こっきりの作品だもん。でも同性愛ものって観終わると、頭の中がぐちゃぐちゃになるね。長かった・・・はぁ(溜息)。 [DVD(字幕)] 5点(2016-03-26 20:03:42) |
1911. ジュラシック・パークIII
《ネタバレ》 「ジュラシックワールド」観るために、見逃してた本作を鑑賞。スピルバーグは、新しい要素がないと、メガフォンとらないんだね。シリーズ1、2作と監督してたのに・・。やはりプテラノドンくらいでは、彼の食指は動かなかったみたいですね。今度は恐竜と戦争だ!って感じで、キャメロンの「エイリアン2」とどっちが面白くなるか張り合ってもらいたかった。ジョーヒューストン監督(一文字違うと名監督)も頑張ってましたけど、カット一つからスピルバーグとは違うもんなぁ・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2016-02-28 19:56:03) |
1912. キャバレー(1986)
《ネタバレ》 う~ん。「レフトアローン」の曲を覚えることになった映画。確か学生の頃、CMか何かで頻繁に流れてました。今回、それを観てみることに・・。芸に深みを与える人生の哀しさって、この映画の内容のようなことなのかなぁ・・。疑問。角川社長が監督なんだね。ちょっと角川文庫そのものを疑ってしまいそう(笑) [DVD(邦画)] 5点(2015-11-28 15:44:36) |
1913. ニンフォマニアック Vol.2
《ネタバレ》 生きた教養をもたぬオタクに話を聞かせ終わった、あの最後の展開で、トリアー監督の人間賛歌がついに聞けなかったという点で、やはりラースフォントリアーは絶望しているのだと分かった。「奇跡の海」のラストは、やはり彼の中で消化しきれなかったものだということが分かった。彼の映画の誤りは、男のいうまま、女性がたくさんの男性に抱かれるという、一種の自己卑下から来る話「奇跡の海」を評論家に過大評価されたことで、これで正しいのだと勘違いしたことにあるのではないのか?しかし、その見方を深めた結果、彼はついに女性の笑顔の撮れない映画監督で終わることになるのだろうか?「メランコリア」は女性に寄り添おうと頑張ってはいたのだが、その後の映画でこのような映画を撮るということは、女性陣から肘鉄を食らったのかもしれない。彼の迷走に付き合わされると思うと、少しゲンナリするのだが・・ [DVD(字幕)] 5点(2015-07-08 11:23:31) |
1914. LUCY ルーシー
《ネタバレ》 「AKIRA」の実写版を早くも観た気がする。感心したのは、脳の覚醒で、「見える」ようになった時、衛星に上っていく電磁波やらに交じって、プログラムのコードが上って行ってるとこ。そうだよね~。ネットって、そういうもんだよね~。しみじみ感心・・。 [DVD(字幕)] 5点(2015-04-12 11:28:27) |
1915. 火宅の人
《ネタバレ》 どうでもいい話。バカにつける薬はない。それが改めて分かった。でも自分のことをベラベラ喋って、金に困らないとこだけが、凄いと思った。 [ビデオ(邦画)] 5点(2015-01-22 11:31:07) |
1916. シリアル・ママ
《ネタバレ》 こういう映画は、どうもなぁ・・。悪趣味な映画なんだけど、ある層には人気なのかな?俺には分かんない(笑) [DVD(字幕)] 5点(2014-10-04 12:47:24) |
1917. 17歳(2013)
《ネタバレ》 何が言いたいのか分からない・・。映画には事態が無茶苦茶になって笑う映画と、無茶苦茶になった状況の人間をなぜそうなったとか、どう立ち直るとか、見据える映画がある。これは、一見後者だが、やはりフランソワオゾンは破滅に向かってるのかな?というのが正直な感想。前から、何か哲学めいたことを言いたげな演出する監督だったが、思わせぶりなだけな気がしてきた。はっきりしてるのは、シャーロットランプリングがお気に入りだね~ってとこだけかな?オゾン君にはベルトリッチ先生のような深みは出せないだろうなぁ(笑) そんなことより、俺はこの主人公役の女優の今後が心配だよ。こんなエロい場面をここまで演じさせて、堅気の女性じゃ耐えられないよ!!責任とれよ~! [DVD(字幕)] 5点(2014-09-30 01:06:34) |
1918. さよなら渓谷
《ネタバレ》 ありえない話。罪を犯した男側のファンタジー。女性はそんなに甘くないよ。こんな話がなんでキネ旬ベスト10に入るかなぁ? [DVD(邦画)] 5点(2014-09-27 17:07:08) |
1919. 昼顔(1967)
《ネタバレ》 「シェルブール」のカトリーヌ嬢が何でこんな役をやることになったか・・。この前作、ポランスキーの「反撥」もかなりの役だったもんね。混乱してる監督には、このような女性は、怒りを感じるのかな?この作品はブニュエルの混乱ぶりが分かって、観る方としては複雑な気持ちだった。う~ん、映画史上有名な監督ではあるけど、俺はいいかなぁって感じ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2014-04-19 14:57:36) |
1920. 恐怖と欲望
《ネタバレ》 退屈させないだけでもスゴイ・・やはり天才は別格か! [DVD(字幕)] 5点(2014-02-09 06:06:46) |