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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2058
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1921.  風と共に去りぬ
それこそご飯を食べる時間をも惜しんで読みふけった本です。頭に培ったイメージが、もう鮮やかにスクリーンに広がったときの驚きと感激。ビビアンの、完璧なスカーレット。細い眉と上を向いた睫毛、華奢な身体に強い瞳。グリーンのドレスが美しくて友人ときゃあきゃあとはしゃいだのが懐かしい。炎をかいくぐる馬車のシルエットは忘れがたいワンシーン。
[映画館(字幕)] 9点(2011-11-09 00:28:23)
1922.  ミッション:インポッシブル
この映画観て印象に残ってるといえば、E・ベアールが意外とちゃんと情感の伝わる良い演技が出来る女優さんだったんだなあ、と掘り出し物当てた気分になったことと、J・レノの存在感の薄さにやっぱり、と思ったこと。T・クルーズに特に文句はありません。が、終盤の列車上であんなアクションできるのはルパン三世ぐらいしか認められん。トムはルパンじゃないのでやや減点。
[地上波(字幕)] 6点(2011-11-09 00:01:50)
1923.  テルマ&ルイーズ
大好きなジーナ・デイビスのベストの一本。彼女がうじうじ主婦からどんどん身軽になって生き生きしていく様には本当に胸が躍った。赤い土と青い空。荘厳な景色に飛んだラストシーンは心臓を一掴みされたようだった。良いか悪いかなどの判断を超えて、ただただ彼女たちを想って泣いたものでした。
[映画館(字幕)] 8点(2011-11-08 18:01:35)
1924.  ドッジボール
いやこれはちょっと・・。ギャグといっても股間ふくらましたり眉毛がつながってたり。これで笑うにはよっぽど体調と機嫌が良くないと難しいです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-11-07 23:41:25)
1925.  ミッシング(1982) 《ネタバレ》 
軍事政権がクーデターで国家を牛耳ると街はこうなる、との描写がリアルで凄い。食事中に突如響く銃声、爆音。日常に突然暴力的に入り込む軍人たち。衆人の前で服を切り刻まれる屈辱。そんな中「やめろ!」とキレるJ・レモン。「この状況が耐えられなかった」と。これが人間の台詞でしょう。話の骨格は国家VS普通の人間。国益の前に顧みられることのない個人。シシーとジャックが等身大の「普通の」人を見事に演じているので、彼らの身を切るような痛みがひとごとでなく感じられる。J・レモンの背中をさすりたくなる。義父と嫁の関係というのは微妙で難しいと思うのだけど、この二人が醸す距離感は本当にうまくて唸る。そもそも国だって個人の集まりなのに、国家を標榜すると何故こんなことになるのだろう。役人のもたらす情報のその場しのぎなこと。誠実のせの字もない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-07 23:32:02)(良:1票)
1926.  コットンクラブ
豪華絢爛な画作りにじゃんじゃかお金かけるのが楽しくて、話つくるはのどうでも良くなったんかな。ご都合主義な展開に気の抜けたギャングの抗争。人物の心理描写もへったくれも無し。D・レインがプッツンR・ギアのいったいどこに惚れるのか。ラストには目が点。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-11-07 17:58:58)
1927.  スカーフェイス
這い上がって成り上がったあげく抱えるものに押しつぶされて、といった破滅型帝王記にありがちなお話ではある。けど、もはや肉体を顧みないキレにキレたトニー・モンタナの壮絶な死にっぷりの華のあること、全ての極道関係者のお手本のようだ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-06 16:20:44)
1928.  ノー・マンズ・ランド(2001)
序盤、現場のシビアなリアリティに比べて、中盤以降の国連やマスコミの俗な側面の描き方がベタすぎてこの映画の見方がわからなくなった。国連のミニスカ秘書、あれは笑わそうとしているの?皮肉ってことなの?コメディっていうことでいいのですか? ? ラストもねえ。衝撃といえばそうですが・・鯨が岸に打ち上げられたって人間はっちゃきになって助けようとするのに あんなことあるかな。なんぼなんでも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-06 16:01:45)
1929.  ブレードランナー
有無を言わさぬ近未来映像の混濁した美しさ 余韻を残す音楽 レプリカントの哀しみ。見終わったあとの痺れるような陶酔感。ためいきが出ます。H・フォードが超人的に強くないのが良い。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-11-06 15:39:42)
1930.  クィーン
ヘレン・ミレンが凄いんだ。もう女王様にしか見えない。生身の人間が国家を象徴することの覚悟と孤独がひしひしと伝わった。トニー・ブレアが終盤に王室擁護の台詞を本当に叫んだのかどうかは分からないけど、一理ありすぎ。皆押し黙るのもむべなるかな。ラストシーンで女の子が「女王様に」と花束を差し出したのには涙が出てしまった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-02 01:14:55)
1931.  トッツィー
もう、きっちり仕事してくる演技達者なD・ホフマンと、対するジェシカ・ラングの軽やかな存在感。この対比が面白くて新鮮。ああ、太めの眉とふわっとした髪型。こんな元気印の女の子、いましたねえ。80年代を感じるなあ。
[地上波(字幕)] 6点(2011-11-02 00:39:11)
1932.  ブラック・ダリア
・・こりゃあ駄作だなあ。お話が入り組んでて展開が唐突になりがちなのは謎解きの性質ゆえがんばってついてゆくとしても、人物の造形が雑すぎるのには我慢ならない。出演者の行動に?マーク点灯しっぱなしの2時間。H・スワンクの男顔をつかまえて美女ってことはないと思うが。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2011-11-02 00:21:47)
1933.  プリシラ(1994)
タフに生きるおかまさんたちの淡々としたロードムービー。嫌いなテイストではないのだけど、(ガイ・ピアースの怪演は見事だし)ショーの完成度が悲しいほど低い。ケバくて悪趣味で会社の宴会芸のレベルに見える。ラストも、口パクであそこまで盛り上がるのは無理でしょう、と思えてしまうんだけどなあ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-31 18:16:57)
1934.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
お話が予定調和なのは先刻承知。それでもこうも丁寧に作りこまれた世界観にはただもう圧倒される。どっぷりとファンタジーの世界に浸れる。マンネリとの謗りをあえて正面から受けてたつような戦闘シーンは今作も手抜きなし。一生懸命作ってて偉い。戦士を鼓舞するアラゴルンの勇壮なこと、完璧なまでの様式美。鼻血が出そうだ。ゴラムがいたから結果、目的を達せたとは。世の中いらないものなどないのだなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-31 17:37:28)
1935.  教授と呼ばれた男 《ネタバレ》 
こわっ マフィアこわっ。鮮やかすぎるというか情け容赦ない人殺しっぷりに震え上がりましたねえ。マフィアの男と関係しただけで硫酸漬け・・怖いっ。絶対イタリアンマフィアとは近づかないでおこうと誓ったもんです。そんな機会ないけど。最後の細長い独房、あれが一番怖いかも。
[ビデオ(字幕)] 5点(2011-10-29 08:47:54)
1936.  ロッキー
なんたってロッキーですから。むさ苦しい主人公、美しくないヒロイン、もはや人生のテーマソングと化した音楽、すべてが感動的。ロッキーのこのトランペットは給料日前なんとか乗り切らなければ、といった場面でよく脳内に流れます。
[映画館(字幕)] 10点(2011-10-28 17:57:21)(笑:2票)
1937.  アデルの恋の物語
自らを破滅させるような恋。同じ女子とはいえ、私には理解不能なまでに情念が濃い人というのはいるものです。現実にもプチ・アデルはちらほらいるものの、そこは本家イザベル・アジャーニの迫力の足元にも及びません。精神崩壊が外側にもあらわれた彼女の痛々しいこと、でも何故か目をそらせない美しさも漂っててなんか凄い怪物のようです。ああまで突き抜ける彼女が羨ましいような、いややっぱりひくような。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-10-28 17:42:22)
1938.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
もう充分大人なんですが。根が単純なワタクシ、峡谷の戦いのシーンに完全にやられました。なんという映像美、なんという迫力。自分の中で点数がどんどん上がっていくのがわかる。前半の説明調な退屈もゴラムの気色悪さも帳消し。視覚効果班の皆さんに、満点を差し上げたいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-28 17:06:15)
1939.  ザ・インタープリター
はっきり言ってストーリーそのものはあまり面白くない。シルビアのアフリカでの過去もざっくりしすぎてよく伝わらないし。相変わらずのS・ペンの熱演空回り。特筆すべきはキッドマンの美しさ。知性も感じる彼女の美貌が国連通訳の役柄にもすっぱりはまる。すらりと縦に長いスタイルに、さらりとまとめた金髪。全編ダークな配色でまとめたファッションが、ジャケットから普段着に至るまで素敵で素敵で。ぜひ参考にしよう、と意気込んだところでああ何もかもパーツが彼女と違いすぎるわぁと気付く寂しさ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-28 16:51:21)(笑:1票)
1940.  スラムドッグ$ミリオネア
画面に溢れるインドパワーに圧倒された。はちきれそうな子供らの生命力がこの映画の魅力の八割方を担っている。大人になってからの役者さんはつまんなかったな。無学の青年が次々正解する不思議と、明かされる過去。面白い!と観た直後は興奮したけども、落ち着いてみればわりとよくある成功譚のような気も。盲になった男の子に、大人として申し訳なく思う。こんな世の中を。ほんとにすまない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-28 16:04:43)
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