1. CURE キュア
《ネタバレ》 Youtubeで日本語音声で鑑賞。なんの映画かまったく予備知識なしに観たので、イラついて萩原聖人をぶん殴りたくなった。暗くてよくわからない描写、BGM無しで間延びしたカット、さまざまなノイズ、すべてげんなりさせられる。洗濯機の音は実際に夜中にやられるとイライラするんだよね。寝ていても目が覚めてしまうし、そのあと眠れなくなるから(わかるか?隣人!)。 で、これってホラーだったんだね? う~ん、ぜんぜん怖さを感じなかったな。最初はサスペンスとして観ていたが、だんだんオカルトっぽい展開になって途中から「自分が望んでいたものと違う」と思うようになった。それもあって、さらに退屈さが増し、100分程度の映画が2時間以上経ったように感じられた。 とにかくイラつくから、二度と観ることはないだろう。 鑑賞者にこう↑思わせるのが狙いだったりしてね。萩原聖人の演技力と製作者の演出にはめられたとも言える(笑)。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-10-29 13:13:16) |
2. DRIVE 破壊王
《ネタバレ》 Youtubeで字幕無し・英語音声で鑑賞。 ダカスコスって悲壮感がまったく出てこないんだよね。アクションだけは超一流の動きを魅せるので楽しめるんだけど、台詞も表情もダメなので純粋にアクションを見るだけの作品かと感じる。表情だけ見ていると、民主党の前原やお笑いの有田、俳優の渡辺裕之に見えてくる(笑)。 悪役との絡みはラストを除いてはコメディタッチで、頭突き根多には笑った。あと、前田敦子似のモーテルのねーちゃんのその後が気になる。 それから、オートバイが出てくるが、なんでこの手のアクションで出てくるのはいつもフルプロテクターのオフ車なんだろうね。スタントマン保護のためか? どうせやるんならリッターオーバーのモンスターマシン(オンロード)、たとえばドラッグスターとかを使う方が迫力も増すのにと、いつも思う。 最後に、アポロは飛ぶと予想してた。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-10-09 16:21:05) |
3. スターリングラード(1993)
《ネタバレ》 Youtubeでドイツ語で観た。ことばはほとんどわからなかったが、映像だけでだいたいのストーリーは把握できたと思う。JJアノーの作品よりも遙に秀逸な反戦映画だと思う。 冒頭のイタリアのビーチからトンネルを抜けてロシアに至る演出はなかなかニヤニヤしてしまう。 基本的にドイツ軍の視点から描かれているが、トータルして観た場合、"Das boot"と同じく上質な反戦映画として成り立っている。 ロシア人少年、メガネのドイツ軍将校、ロシア人女性兵士といったキャラクターとの再会が印象的に描かれ、悲劇的かつ絶望的なストーリーが展開される。T-34-85との死闘を描くシーンがやたらと取り上げられる本作だが、それ以外にも見所はたくさんある。第6軍はソ連に投降してしまうのがわかっているだけに、つかの間の勝利も虚しく感じてしまうのだ。 終盤、私だったらあの地下で食糧と酒と暖房に囲まれて過ごす道を選ぶと思うんだが、なぜか彼らは全員そこを捨ててしまうのは、どういう心理状態だったんだろうか? それが悲しいラストにもつながるのだろう。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-09-21 22:05:51) |
4. フォーリング・ダウン
午後ロー最高!(笑) 何の予備知識も無しに観たからすごく楽しかった。ぶちこわしたくなる衝動って誰に出もあると思うが、ふつうはそれを「常識」とか「良心」で抑えている。それがどういうきっかけで壊れるかという話なんだろう。ちょっとしたストレスの積み重ねでね。 わらしべ長者的に武器がパワーアップするのは笑えた。道路工事の無意味さや、ゴルフ場を動物園にしろって主張は同意できるし、いろいろと同意できることも多いんだが、実際にやっちゃうととんでもない犯罪者になっちゃうんだよなあ。でも、明日死ぬとかわかっていたらやってみたいぞ(笑)。 ラストはまあきっとそんなもんだろうなと思った。彼もある程度は満足だったんじゃないかな? 余談ながら、バーバラ・ハーシーはやっぱり好い女だね(まだこのときは)。 [地上波(吹替)] 8点(2012-07-18 13:22:28) |
5. サンダーハート
《ネタバレ》 ガス・グリソムとチャック・イェーガーが競演してる(笑)。ヴァル・キルマー好きなんで、なかなかおもしろく観ることができた。西部開拓はそのまま少数先住民の迫害になったわけで、サム・シェパードがコーラ飲みながら話す、敗者の運命は勝者に左右されるって話が大きく伏線になってくる。 一件落着と思わせたジミー逮捕のシーンで、フレッド・ウォードと握手した後、さっと手をズボンで拭く演出、思わずニヤっとしてしまった。 ラスト、車の中に彼がいたのが秀逸。嬉しいね。 [地上波(字幕)] 8点(2012-01-19 15:38:55) |
6. ハードロック・ハイジャック
キャストが意外にも”豪華”なのね。 「これだけのメンバーが出ている割につまらない」という意見もあるだろうけれど、わたし的には満足できるレベルだった。ストーリー全体を通して楽しむというよりも、個々の小根多を楽しませてもらった感じ。長髪でラフなスタイルがロッカーのイメージだというのはステレオタイプな感じがする上に、ブレンダン・フレイザーってどうしてああいうスタイルが似合わないと思わせるのかも不思議(笑)。脇腹ぶよぶよがお茶目な感じを出しているからだろうか? 個人的にいちばん笑ったのは、ハロルド・ライミス(どうでもいいが、なんで「イ」が入るんだろうね?)が登場する場面でのやりとり。DLRとVan Halenとの確執根多ね。私もDLRの肩を持つな(笑)。 [地上波(字幕)] 7点(2006-04-23 11:41:43) |
7. ダンテズ・ピーク
《ネタバレ》 パニックものとして楽しめるのだが、ツッコミどころ満載という作品です。私は火山の噴火を間近で感じたことはありますが、溶岩が流れるとか火砕流に襲われるといったものではなく、「ドーンっ!」という爆発音と火山灰が降ってくるのを経験しただけです。ですから、火山弾が飛んでくるような恐怖は未経験で、リアリティはわからないのだけれど、映画の描写にはハラハラドキドキでした。 さて突っ込んでおこう(笑)。 (1) 火砕流が発生するような火山ではサラサラの溶岩が流れるような噴火は起こらないらしい。どっちかひとつ。 (2) 溶岩流を車で横断するシーンがあるが、どう考えてもあれは無理でしょ。ゴムタイヤはすぐにとけてしまうし、エンジン関係の配線だって溶けてしまう。車ごと溶けて流れて終わりだよね。 (3) 酸性になった湖はありうるのだが、ボートで走っている間に溶けるような強烈な酸性になるとは思えず、ちょっと速すぎ。 とこれくらいのことは素人でも思いつくのですが、専門家が分析してましたね。 http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/dantej.html さてさて、ツッコミどころはいろいろありますが、映画としては楽しめたのでオッケーです。発信器の伏線もニヤっとしたしね。 [地上波(吹替)] 7点(2005-05-10 23:06:41) |
8. デッドマン・ウォーキング
演技派ふたりががっぷり四つに組んだ作品なんだけれど、題材がどうにも受け付けられない。私は死刑賛成論者だ。しかしながら死刑廃止を納得できるほどの論拠は受けとめられなかった。受刑者の育った環境であるとか、社会的立場であるとか、罪のない家族への社会的制裁とか、いろいろと挙げられる材料はあるが、それらがあったからといって、罪のない人を殺してしまったことが許される理由にはならない。被害者の家族を訪れるスーザン・サランドンの論理がどうしても納得できない。彼女の言い分には腹立たしささえおぼえる。キリスト教的な贖罪の意識はなじめないのが大きいのだろう。その彼女を受け入れるデラクロア氏の立場が私にはいちばん共感できるような気がする。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-10 22:53:03) |
9. ホーンティング
前提はおもしろそうだったが、なんかガッカリ。「なぜ?」という疑問が大量に残っただけのエンディングには拍子抜けしてしまった。ただひとつの収穫は、ブルース・ダーンくらいかな。「サイレントランニング」での青年があんなに老けちゃっていてビックリ!(笑) 時の流れを感じるね。それと、屋敷内の植物園のような場所が、あの宇宙船のプラントとダブって見えたのだけれど、それって彼のイメージに引きずられすぎたせいかな?(笑) [地上波(吹替)] 5点(2005-05-10 22:36:31) |
10. フラッド
なんとなく「ポセイドン・アドベンチャー2」を連想させられる。こういう大自然パニックものは、皆さんご存じの通り、さりげない日常が描かれて、じょじょにそれがおかしくなっていくのが常道であるが、本作はいきなり水浸しで始まる。それがダラダラとした印象を与え緊張感の”き”の字も出て来ない原因だろうか。思わせぶりなダムがあるにも関わらず、それが微塵も見せ場を作らないのがなんとも消化不良である。「ナバロンの嵐」くらい派手に吹っ飛ばして欲しかったものだ。 [地上波(吹替)] 6点(2005-05-10 22:32:19) |
11. スティグマータ/聖痕
《ネタバレ》 ひとことで言えば竜頭蛇尾ですねえ。前提がおもしろかっただけに、あんな結論で残念です。映画の後半で彼女は単なるメッセンジャーだったと明らかになりますが、それにしても(←口癖(笑))、「なぜ彼女が選ばれたの?」という疑問が大きくありますし、アラム文字やバチカンの陰謀を持ち出したりまでして、結局たいしたことは主張していないし、エクソシストまがいの殺人行為まで出てきたのには苦笑してしまいました。 教会がたくさんのことを隠していたり、信仰の対象がキリストの教えではなく教会そのものに成り下がっているという主張は、本作以外でもあちこちで言われていることですし、その点だけを取って目新しいことではないですしね。 とにかく前提が興味深いものだっただけに、もっと科学的な分析や、別の結論が出てきたら納得できたかもしれません。 ただひとつ興味深かった点は、本作のガブリエル・バーンもロバート・デニーロと同じような路線を行くのかなあと予感させるところですね(笑)。どちらも悪魔と神父を演じ、時代物に出ているしね。これからの彼はコメディ路線か?(笑) 6点(2005-01-09 18:00:25) |
12. 点子ちゃんとアントン
金持ち、非金持ちに限らず、母親が家にいなくて寂しい思いをしている子供というのはたくさんいると思います。私がそうでした(笑)。ほんわかした雰囲気とか、登場人物のほとんどが好い人だという設定は、観ていて癒されます。ドイツ映画という雰囲気がしなかったのが不思議です。なんとなくイタリア映画かフランス映画という感じがしませんか? アントンのお母さんが好いですね。病気をおして、サッと着替えてフープで踊る姿とか、影絵で即興劇をするシーンとか、とても素敵でした。ああいうお母さんは好いですね。男の子の憧れです(笑)。点子ちゃんが駅でパフォーマンスをするシーンとか、家庭教師と家政婦が懐中電灯を使ってショーをするシーンとか、ひとつひとつの小根多が魅力的に思えました。期待しないで観たから、儲けものって感じです。 8点(2004-12-31 11:59:08) |
13. ビーン
Mr Beenの真骨頂は、観ているものをイライラさせ、その上でクスリと笑わせることだと思ってます。大人の人間ではなく、大きくなった子供が騒ぎを起こすことが本質だと思うから。ただ、その背景にはイギリス的なブラックユーモアの精神があるわけで、アメリカ映画として作られてしまった本作の背景には、あまりそれが感じられません。コメディの手法がアメリカナイズされてしまっているからでしょうね。それから皆さんお書きのように彼はしゃべらない方が好いんです。説明的な台詞はアメリカ映画にはアリだとしてもMr Beenには必要ないんです。わかりやすくしようとしたのだろうけれど、「よけいなお節介」ということでしょう。英米のカルチャーギャップにしても最後の「中指」くらいしか感じられないしね。ただ、不覚にも絵画の除幕式での演説にはある意味感動してしまったので(笑)、この点数を献上します。宗教規制法への挑戦も頑張って欲しいしね(笑)。 2004年12月10日21時23分JST追記: そっか、「どこか別の場所からアメリカ人の家庭にやってきて、その家の子と仲良くなったストレンジャーがさまざまな事件を巻き起こし、その家庭をめちゃくちゃにして嫌われ者になるのだが、やがて家族ともうち解け、感動のハッピーエンドを迎える」っていうのは、典型的なアメリカのファミリー・ムービーだったね(苦笑)。なんか、Mr. Beenが「ハリーとヘンダーソン一家」とか(犬の)「ベートーベン」とかに見えてきた気がする(笑)。それじゃあ、イギリスのテレビ版とはまるで正反対だよね。 7点(2004-12-10 21:06:12) |
14. ロボコップ3
なんか評価低いですが、私はけっこう本作好きですよ。展開が読めるし、典型的なヒーローものの作り方だし、クライマックスへ向けての盛り上がりの高揚感もあるし、ところどころでの台詞にもニヤリとさせられるし。まあ安心して観ていられるってところでしょう。ただ、特撮がちゃちに見えてしまうのは10年ちょっと前と今とで技術の差ができたってことなんでしょうね。そこは物足りないけれど、この手の作品はストーリーの出来次第でどうにでもなるから、そういう意味では私はまずまずだと思っています。日本企業を悪者にして忍者を登場させればアメリカ人は喜ぶんだろうかね?(苦笑) マコさんは相変わらず好いですね。個人的には悪役よりも変わったオヤジの役の方が好きですけどね(「コナン」とか)。ところで、あの装甲車はドラグーンの改造版だろうか? 7点(2004-12-09 22:59:16) |
15. エンド・オブ・デイズ
《ネタバレ》 書いていたと思ったら、書いてなかったんだね。シュワちゃん主演のアクションものとしては、なんか竜頭蛇尾で終わってしまった印象が強いです。悪魔が復活するためにひとりの女性を狙うという設定は、他の作品でもいくつも取り上げられているし目新しいものではありません。また、悪魔の魅力にしても、ガブリエル・バーンは「仮面の男」ほど輝いてなかったし、不気味さという点では、「エンゼル・ハート」のロバート・デ・ニーロや「ディアボロス」のアル・パチーノと比べるともの足りませんでした。なによりも、エンディングだなあ。家族再会でめでたしめでたしですか。ミレニアム直前に作られた世紀末ものとしては、小粒な印象が否めません。 6点(2004-11-25 20:28:40) |
16. ザ・ハリケーン(1999)
独房の中にいると人間は哲学的になる。ボクサーという肉体労働者が知的な存在に変わる。生まれに起因する差別や偏見は正義の実現を妨げる。訴訟社会のアメリカでは、法的な正義よりも技術的な勝ち負けが争われることが多い。正義とは何か?もし同じ事が我が国であったとしても、同じような正義の実現が可能であろうか?ストーリーとしては地味ではあるが、じっくり考えさせられる作品である。デンゼルは肉体改造をして見事にボクサーを演じていた。少年との出会い、そしてお互いに人間的に成長する過程も素晴らしい。無償の弁護を続けたデビッド・ペイマーとハリス・ユーリンも味があった。もちろん、最後に登場するロッド・スタイガー演じる判事の怪演も見事。ただ、背景にある巨悪に対する描き方が中途半端に終わったことが残念ながら減点。 8点(2004-09-12 02:14:13)(良:1票) |
17. ノック・オフ
カット割りやら、カメラアングルやら、「ひっぱる」、「飛ぶ」、「キックターン」などのアクションがジャッキー・チェンの映画みたいだなと思っていたら、サモ・ハン・キンポーがアクション監督してたんだね。いつものヴァンダムとはちょっと違った、コメディ基調のアクションだけれど、けっきょくいつものヴァンダムのように強かったです(笑)。 5点(2004-08-26 23:41:22) |
18. シャークアタック<TVM>(1999)
《ネタバレ》 1999年製作とは思えないほどローテクの嵐が炸裂するC級映画です(笑)。こういうの大好きなんだよな。いきなり鮫のエサにされてしまうダイバーが何者なのかわからず始まるオープニングは、「つかみはオッケー!」って感じですよ。で、その謎を解き明かすため(だけじゃないけれど)にアフリカに派遣される研究者が、ぜんぜん頭好さそうに見えないのもご愛敬。さらに、単なる漁師でタクシー運転手なロン毛の脇役がとっても好い味出してます。でもあんなにドライビングテクニックがあるなら、もっと別の道を歩めば好かったのにね(笑)。 ところで、主人公のライバルになる科学者、怪しいと思わせて実は好い奴だったかも知れないのにね。私には、あんなにムキになって主人公が糾弾するほど悪いコトしていたとは思えないんだよね。もし研究が成功していたらどうなったかわからないジャン。で、あらゆる陰謀が渦巻く中、突然現れたBPがらみの話には、もう大爆笑でした。 (1)そんなところにいきなり出てくるのか? (2)その利権を得るためにする陰謀がちゃちすぎる! などなどね。でもホントにそんなことで利権得られるの?誰か教えてください。 で、最後に。あのブロンドのねーちゃん、実はけっこう好みだったりして(笑)。 7点(2004-08-17 10:24:52) |
19. スピード2
《ネタバレ》 これはコメディですか?(笑) 冒頭のドゥカティを使った追跡シーンからツッコミどころ満載でした。あんな大型バイクでジャンプしたら、着地の時に転倒します。撮影は編集しているからスムーズに動いているように見えるけれど、ときどき、「ああ、この角度で突っ込んだらフロントサスがロックして反動で転倒だな」って思えるカットがいくつもありました(笑)。メットがないならせめてサングラスくらいかけろよ! 目にゴミが入って前が見えなくなるぞ!(苦笑) そしてなによりも最大の失敗は、まったくもってスピード感の感じられない豪華客船をメインにすえたことでしょう。あれだけ大きなものが動くんだと、もっさり感とか大きく揺れる気持ち悪さはあっても、スピードのスの字もあるはずがない(苦笑)。水中翼船とか魚雷艇とか使うんだったらあるだろうけどね。劇中のタンカーで「眼下の敵」をやっていて、その後の状況を暗示するようなプロットを打ったのはニヤリとしたけどそれでお終い。もっと面白くする方法はあっただろうに、消化不良で終わった感じが否めません。あの聾唖の少女をもっと効果的に使うとかできなかったのかね? あと、タンカーはあの程度の引火・爆発では大爆発しないと思うんですが、造船技術に詳しい方御意見はいかがですか? きっと防火壁があるから、延焼は防げるでしょう。それから、あの停泊中の喫水線の位置からすると、それほど積んでいなかったようにも推測されるし、それからしても、あれほどデカイ爆発にはならないと思うんですけどね。さて、最大の爆笑はやっぱりウィレム・デフォーでしょう。ストーリーが進むに連れてお莫迦さ加減が増していくのは見ていて痛々しくて寂しくなりました。もっとニヒルなテロリストでもやらせれば好かったのにねえ。最期はなんですか、あれは!(苦笑) あんな状況で止まるわきゃねえし、こっちが爆笑ですよ。ということで、ドゥカティとクルト・ユルゲンスに各3点ずつ、計6点を献上。 6点(2004-07-20 08:31:06) |
20. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 馬鹿馬鹿しく楽しめました。だって「ここで出てくるな」って思ったとおりに鮫が登場するんだもの(笑)。ただ、意外性はいろいろあって、サミュエル・L・ジャクソンのあのシーンとか、最後に生き残るのが、”プリーチャー”とスーザンとカーターだと思っていたんだけど、ああなっちゃったしね。CGの不自然な使い方といい、役者のみすぼらしさといい、いかにもB級って感じの作りが気に入りました(微笑)。中でも、やたらに哲学的なコック”プリーチャー”がお気に入りです。 7点(2004-06-19 22:53:41) |