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1.  ウォール街
マンハッタンの夜景を一望できる高層アパートでチャーリー・シーンがダリル・ハンナと一緒にオペラを聞きながらすしっ子を回して寿司を作るシーンがありました。これはアメリカ人にとってのサクセスを象徴するシーンとして強く印象に残っています。アメリカ人にとって歴史ある外国の文化ってすごくステータスが高いんですね、きっと。でもすしっ子はないんじゃないのかな・・と思いました。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-04 16:04:35)(笑:1票)
2.  続・激突!/カージャック
 スピルバーグが作ったニューシネマか。スピルバーグって本当に才能あるんだね。すげぇ面白いし印象深い。たくさんのパトカーがピカピカさせながらゴールディーンホーンの車にノロノロついていくシーンの幻想的な美しさに胸を打たれた。「未知との遭遇」を連想させる。
8点(2004-01-09 13:07:43)
3.  白い家の少女
 話自体は別にどうでもいいようなものではあるが、背景(風情や小道具など)と役者の演技を楽しむ類の作品です。この手の上質な作品って繰り返し見ちゃうんですよねぇ。「お父さんいるの?」「ゴードン好きか?」マーチン最高! 四方山さん青空さんのレビューは、この映画を愛している人ならではのコメントで共感を覚えます。
8点(2003-09-18 13:10:51)
4.  危険な遊び(1993)
 風景がいい。のどかで平和な小さい町の暮らしぶりもとってもいいです。こうした何気ない、しかし上質な背景を持ったホラー小作品ってとても好みです。話はありきたりですが、それがまた作品に安定感を与え、いい意味で安心して楽しむことができます。善と悪の子どもというプロットは、「悪を呼ぶ少年」という幻の名画を思い出させます。
7点(2003-09-18 12:43:59)
5.  アバウト・ア・ボーイ
 ヒューグラントっていい役者だねぇ。やっぱり役者の魅力でひっぱっていく映画って、SFXが呼び物の映画よりもずっと面白い。繰り返し見たいと思わせます。ブリジットジョーンズを見たときも印象に残って何となく気になる役者でしたが、この映画で僕の中で大ブレークしました。逃亡者のトミーリーを見たときと同じくらいのインパクトを受けました。トミーリーはその後、世間に消費されてフレッシュさを失っていってしまいましたが、ヒューグラントにはいつまでもこの魅力を失わないように大事にキャリアを積んでいただきたいと思います。
8点(2003-08-25 12:51:28)
6.  ゴースト/ニューヨークの幻
嫌いだな!女性は、女性(自分)のために男が死ぬ話や死んでも守ってくれるような話が大好きなんだね。(男もそういう話は満更でもないようだが・・。)でもデミ・ムアのその後は、ちょと物音がしただけで幽霊の男を捜し回ったりして、気が狂ったり不幸になっちゃうんじゃないでしょうか?それとも、それはいい思い出として片づけて、ちゃっかり別の男と幸せに暮らすつもりなんでしょうか?きっと、後者だな。むかつくぜ!ライチャスの歌をバックに土器をこねるシーンもアメリカ人のいやらしい感性が爆発してます。やな映画。でも退屈はしないので3点。
3点(2003-08-21 17:22:17)
7.  2001年宇宙の旅
ハル9000は、究極の「道具」なのです。第1のモノリスで道具を使うことを覚えた人間が新たな進化を辿る旅の途中で究極の道具であるハルを自ら捨てるという筋立ての面白さがそこにはあり、それは新たな進化の方向性も示唆しているのだと思います。この映画は難解であるとの定評があるが、それはちょっと見方が違うのではないかと思います。キューブリックは抽象的な表現をしない、映像化されているのは全て実際に起きている現象である、ということを念頭に置いて見たらどうでしょうか。老年のボーマン船長が不思議な部屋で食事をしているのも、グラスを割った拍子に死にかけた自分がベッドに横たわっているのを見るのも、スターチャイルドが宇宙を漂っているのも、何かを表現するために抽象的に描かれた映像ではなく、実際の現象を冷徹にスクリーンに写しているだけなのではないでしょうか。それであれば難解とかいうこともないでしょう。解釈を挟む余地はこの映画にはないのだと思います。それは、無慈悲なまでにエンターテイメント性を排除し、現実を表現した宇宙の無音が証明しているのではないでしょうか。
9点(2003-08-19 13:00:49)
8.  ピーター・パン2/ネバーランドの秘密
 ところで、ネバーランドの秘密って結局何だったの?
5点(2003-08-15 12:39:28)
9.  オー!ゴッド
 僕も大好きです、この映画。ホント神様のセリフがすばらしいです!ユーモアがあって暖かいです。ホロっとさせられ元気づけられますね。後味さわやかだし。点数の指針どおり、見た後、素直に面白かったぁ・・って言える作品です。お薦め、お薦め。
8点(2003-08-15 12:35:29)
10.  エクソシスト2
 エクソシストの続編でありながら、まったく異質な世界観で勝負してます。3は1の世界観を踏襲してますが、当然1の足下にも及びませんでした。1はある意味、奇跡の映画です。ディレクターズカット版や「ガーディアン」を見る限り、フリードキンの本来の技量を遙かに超える高みにエクソシストは存在しています。そんな神憑り的な作品と肩を並べようとするなら、同じ土俵で勝負するわけにはいかなかったのだと思います。2は、ストーリーもエキゾチックな世界観も悪くないと思いますよ。というかかなり面白いと思います。だいいち1よりも説明的で分かりやすいじゃないですか。まぁ1はストーリーに関する直接的な台詞なしに話を進めるところが凄いんですけどね。やはり1と比べてはいけません。
8点(2003-08-14 16:57:42)(良:1票)
11.  カサノバ(1976)
 フェリーニの最高傑作だと思います。
[映画館(邦画)] 10点(2003-08-13 13:11:51)
12.  眠れる森の美女(1959)
ディズニー映画の中で一番いいと思います。
10点(2003-08-13 12:41:07)
13.  バタリアン
 日本の映画配給スタッフのセンスが光った一作だと思います。タイトルで「the Return of the living dead」→「バタリアン」。台詞で「Can you hear me?」「Ye~s!」→「お前の名は?」「オバンバーだ」等。
[映画館(字幕)] 7点(2003-08-13 12:34:23)(笑:1票)
14.  野ばら
 変声期を隠そうとする子が印象的でした。人間のほんの一時の美しさを繊細で透明感のあるタッチで描くこの作品は、諸行無常の理を本能的に受け入れ桜を愛する日本人の心を必ずや捉えるはずです。昔は、よくTVで放送していましたが、最近、とんとお見かけしなくなりました。寂しい限りです。夏休みなのだから、子ども達のために是非放映してもらいたいです。いやっ、TV東京は夏休みとは関係なく、常に「野ばら」「若草物語」「子鹿物語」といった汚れなき名作を放映し続けるべきです!
9点(2003-08-11 12:54:33)
15.  ルートヴィヒ(1972)
 絢爛豪華。品格がある。大衆文化とは一線を画している。貴族の危うい美意識とヨーロッパの上流文化の雰囲気に酔いしれる。映画に文化財とか世界遺産等が適用されるなら、この映画は十分それに値するだろう。マイナス要因は、イタリア語であること。作品を最初から最後まで致命的に破壊している。ドイツ語吹き替え版があればいいのにな。
7点(2003-08-08 12:53:40)
16.  サウンド・オブ・ミュージック 《ネタバレ》 
 このような映画は今の時代では作れないでしょう。オープニングタイトルのメドレーが好きです。
[映画館(邦画)] 9点(2003-08-06 13:15:17)
17.  パラダイム
マウス・オブ・マッドネスと並んでカーペンターの最高傑作であると思う。やはり彼の本領は、終末思想に捕らわれた作品で発揮されるようだ。彼の作品には、光の中の闇、闇の中の光といった一貫したテーマを感じる。
8点(2003-08-04 13:04:13)
18.  耳をすませば(1995)
話がつまらないです。リアルさとファンタジーのブレンドの仕方も作為的で好きじゃないです。実写で作った方がよかったのでは?カントリーロードのところなんて恥ずかしくて見てられなかった。でも印象には残ります。嫌いだけど。みんなの評価が高いので正直驚きました。今度、TVでやったら見てみます。見方が変わるかも。
3点(2003-07-25 13:14:21)
19.  ハリー・ポッターと賢者の石
初めて見たときは、悪くはないが、素晴らしいってわけでもない、といった印象。映画を見た後に原作を読みましたが、これが映画とはうって変わって本当に素晴らしい!夢中になりました。登場人物がみんな生き生きしていて、心に飛び込んできます。原作を読んでから、再度ビデオを見ると、原作への思い入れも手伝って、ちょっと評価も上がりました。頑張って原作をトレースしているなって感じ。でも、あくまでも小説の関連商品として捉えるべきでしょうね。映画それ自体には、万人の心を捉える程の魅力はないと思います。原作にかなり忠実だし、音楽、美術、役者どれをとっても満足のいくものだし、クリス・コロンバスの起用も決して間違いではないと思うのだが、なぜこうも小説と差が出るのか。多分、あの小説の魅力は、作品に込められた作者のパーソナリティによるものなんだと思います。小説を読んでない人は、是非、一度読んでみてください。
6点(2003-07-24 12:37:23)
20.  コーラスライン
ホント、ホント点数低すぎますよね。 確かに各ダンサーのソロパートで他のダンサーが錦上華を添えるように歌や踊りに加わる演出の辺りなんか、ちょっとしょっぱい感じです。でもブロードウェイ好きにはここら辺がたまらないんだろうなぁ、などと異文化に接するつもりで見ていると、いつの間にか完全にその世界にハマってしまいます。(ミュージカルなんてハマったもん勝ちなのさ!) ミュージカルという華やかな世界で群舞という添え物を担う人々。更にその添え物を選抜するオーディションという舞台裏。 ショービジネスのシビアさとシビアな世界ゆえの人情や優しさといった光と陰が交錯して不思議な感銘を受けます。 エンディングでは感極まって思わず涙ぐむ私です。 設定と構成が単純なので群像映画にありがちな筋の分かりにくさと無縁なところもいいです。ダンサーの生い立ちを変に映像化せず、台詞で片づけてしまう潔さが功を奏している。 例外的にマイケル・ダグラスのダンサー時代(レオタード姿!でも踊らない。ニヤニヤしてるだけ。)が回想シーンとして映像化されているが、個人的にはこのシーンが一番のお気に入りです(笑)!
9点(2003-07-09 13:10:08)
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