1. SF巨大生物の島
ドラマはともかくとして、なんか人間関係が普通と違うなあという感じでした。普通、こういうチームには必ず裏切り者とか、巨大生物に食われてしまう悪人が登場するのですが、なんか妙に連帯感があるこのチーム。まあ一応海賊は登場したけど。 カニ鍋、ブイヤベース、チキンの丸焼きと、漂流生活にしては素晴らしいグルメ。 で、人類の為に研究してたって言われても・・・もうちょっとで殺されそうになってますから。 深く考えると納得できないので、考えずに見ましょう。 7点(2005-03-02 23:49:37) |
2. 引き裂かれたカーテン
ヒッチコック監督の独特のサスペンス感が全編に溢れていて、決して悪い作品ではないのですが、イマイチ印象が薄いのは何故でしょう。大スター2人の共演なのに、ちょっと不思議です。 というのが、やはりちょっとミスキャストな感じがします。ポール・ニューマンがあやしげなスパイになるはずないしと思ってしまい、先が読めてしまうような感じ。ジュリー・アンドリュースの役どころも別に彼女である必要はあまりないし。・・・ ところどころ、博物館、農家、バスのシーンなどヒッチコック独特の素晴らしいサスペンス場面が見られるのがこの映画の収穫です。 7点(2005-02-26 13:29:41) |
3. プロフェッショナル(1966)
正直そんなに面白いとも思わなかったのですが、ラスト近くの展開にちょっと驚き。 リー・マービンの声にはしびれる。 ジャック・パランスは歳をとった方が素敵だな~。幼なじみ?うーん。・・・ 6点(2004-09-25 00:42:34) |
4. トム・ジョーンズの華麗な冒険
狩のシーンが見事。 6点(2004-07-02 00:13:10) |
5. 悪魔のようなあなた
フランス版火曜サスペンス劇場のような作品でした。アラン・ドロンも センタ・バーガーも魅力的なので視的にはかなり楽しめるのですが、盛り上がりに欠ける陳腐なストーリー展開が本当にけだるい映画でした。 それにしてもブラジャーを縫ったり、マネキンに下着?を着せかけたり、マッサージしてるあの使用人は。・・・ ラストも「はっ?」って感じでFIN。 5点(2004-05-12 11:14:13) |
6. ウエスト・サイド物語(1961)
あまりにも有名すぎるミュージカルですが、私的には「賞味期限が切れた」ように思っています。何故か、この映画を最初から最後まで通して何度も見る気がしないのです。ジョージ・チャキリスやリタ・モレノの躍動感溢れるダンス、あの有名な「トゥ・ナイト」のシーンなどは何度見ても楽しめるのですが、あの悲劇的なラストに向かうストーリー展開が「あまり見たくない」心境になってしまう原因かもしれません。 リタ・モレノとチャキリスはこの映画の栄光にずっとぶら下がっているようなスターのような気もしています。 6点(2004-04-18 19:33:52) |
7. ロリータ(1962)
スー・リオンはともかくとして、私的にはジェームズ・メーソンはちょっとミスキャストに感じた。娘のような若い女の子にメロメロになってしまう男のいやらしさがあまり感じられないのだ。反してピーター・セラーズの怪演ぶりとシェリー・ウインタースの中年女の神経質な演技はなかなか。全体的に決して失敗作ではないけれど、特に心に残る事もない映画のような気がする。 6点(2004-03-24 21:42:49) |
8. アルゴ探険隊の大冒険
あー。私は完全にハリーハウゼン病のようです。何度見ても時を置いてまた見たくなってくるあのぎこちない動き。怪獣と神々、勇者。うーん、名作です。! 9点(2003-11-26 23:51:45) |
9. 007/ロシアより愛をこめて
ダニエラ・ビアンキ扮するボンドガールはシリーズ中でも最高に綺麗ですね。綺麗なだけではなく、なんかとっても品があるし。ラストの方に着ている黄色の袖なしのブラウスとモスグリーンのタイトスカートの組み合わせは最高です。調べてみたらこの時彼女は21歳で、その後あまり有名な作品にも出ていないようですが。21歳にしては老けてるかな~。 8点(2003-11-05 20:46:12) |
10. マイ・フェア・レディ
まずこのページの出演者欄がオードリー・ヘプバーンだけっていうのに苦笑。せめてレックス・ハリスンは載せて欲しいです。でもオードリーファンの私としてはこの共演スターはあまり好きではないです。全然ロマンチックじゃないし、どうみても意地悪そうな教授としか見えないので。そんなことより変身後のオードリーの美しさと名曲の数々。それだけで十分名作ではあるのですが。英語の勉強にもなるし。フレディが後のテレビドラマのシャーロック・ホームズっていうのにもちょっとビックリさせられました。 8点(2003-09-25 23:17:34) |
11. 荒野の七人
有名すぎる映画だがちょっとした発見をした。最初のオープニングクレジットで1人の名前で出てくるのは3人。そのうち2人はもちろんユル・ブリンナーとスティーブ・マックイーンだがあとの1人は誰だと思いますか?ユル・ブリンナーの次に2番目に堂々と1人でクレジットされてるのは「荒野の七人」のメンバーではない悪役のイーライ・ウォーラックおじさん。少なくとも私の知人にはこの人の名前を知ってる人はいないのですがアメリカでは相当地位の高かった俳優さんなのかな。今でもご存命のようですが。有名な作品では「荒馬と女」でも渋い演技を披露されてます。この作品ではユル・ブリンナーのカッコ良さに比べ、あまりにも見劣りする中途半端な悪役。命も助けてるし。・・・もちろんこのページでも誰も注目されてないようですね。でも2番目!なのですよ。・・・「おしゃれ泥棒」でビーナスの像に恋してしまう変なおじさんもこの人です。 8点(2003-09-20 20:07:36)(良:1票) |
12. いつも2人で
オードリーがジバンシーから脱皮して60年代の(その頃は)新しいファッションにチャレンジしている感じがする。個人的にはジバンシーの感じの方が好きですがこの映画もとってもおしゃれ。過去の旅行のシーンを交錯させながら夫婦の心の移り変わりをうまく描いている。アルバート・フィニー演じる旦那(マーク)がなんか憎めないキャラなので見ていて楽しい。(パスポートをすぐにどこかへやってしまうところとか。)セリフのひとつひとつもしゃれていて間を置いて何度でも見たくなってくるような作品です。 9点(2003-09-07 21:40:30) |
13. パリで一緒に
オードリーのファッションは本当に素敵。トニー・カーティスとか、ディートリッヒ、メル・ファーラーのカメオ出演とか、ちょっと見るところもある映画なのですが、とにかく脚本が面白くないの。脚本家が主人公の映画なんだけど。ちなみに私はこの映画の音楽は大好きです。! 6点(2003-08-17 21:07:47) |
14. ティファニーで朝食を
ストーリーとか登場人物にはあまり納得できないのだけど、この映画の魅力は雰囲気と音楽ですね。私が特に好きなシーンは二人でニューヨークの街をぶらぶらして何か万引きしようとたくらむところ。あの時に流れてる音楽も最高に素敵でした。ミッキー・ルーニー演じるユニオシ氏という変な日本人はいただけないですね。あれは日本人ではないです。・・・ 8点(2003-08-10 22:28:24) |
15. 鳥(1963)
《ネタバレ》 昔見たときの印象は、ただ単に鳥の集団が襲ってくるようなパニック映画の印象しかなかったけれど、最近見直してみると微妙な人間関係が良く描かれているのがわかった。何よりもヒロインが最初のペットショップの登場シーンからしてなんとなく好感が持てないような印象。原因は全くわからないけれど、彼女があの町に行ったときから、鳥がおかしくなってきたこと。美人のヒロインでありながら、ヒッチコックはなんとなく彼女をいじめているような印象を受ける。 「サイコ」にも通じるブロンド美女へのヒッチコックのサディスティックな気持ちが現れた映画なのかな~と見直して思っています。 でも黒髪のスザンヌ・プレシェット演じるミッチの元カノも残酷な殺され方をしているのでブロンド美女だけとは限らないのかも。・・・ 9点(2003-07-27 20:02:45) |
16. パーティ
ドタバタコメディの傑作。こういうドタバタ物は主人公だけが浮いてしまうような展開が多いが、この作品は周りの人物も面白く、体を張って笑いを取るドタバタコメディーのお手本のような作品。 泡だらけの邸宅も見もの。 8点(2003-07-07 23:51:58) |
17. 何がジェーンに起ったか?
ベティ・デイヴィスの演技は本当にアカデミー賞を超えたようなものがあると思う。古い映画ですが、今見ても全然古さを感じさせない心理劇。下手なホラーよりよっぽど恐い。 8点(2003-05-25 22:11:48)(良:1票) |
18. アラビアのロレンス
音楽も良いし、なんか名画!って感じですがはっきりいって面白くないよね~。 7点(2003-04-25 22:37:20) |
19. おしゃれ泥棒
オードリーの作品の中ではちょっと後期の作品だし、人気もイマイチのような作品ですが私は大好きです!というのも共演のピーター・オトゥールの雰囲気が最高に好きだからです。それだけの理由で単純な私はこの単純なストーリーの映画を何度も見ています。 昔テレビでやっていたものはかなりカットの部分が多く、映像の色もあまり良くなかったのでDVDで見直すと、オードリーの洋服の色合いがかなり違っていました。そのカットされていたシーンでもいろいろ面白いシーンがあります。パラビデオという南米の富豪がゴッホの絵を買いに来てけんもほろろに追い返されるところ、泥棒をホテルに送って家に帰ってきたニコルと父とのシーンでは絵を丁寧に拭いて指紋を消したり、「なにか変なことをされたか?」と尋ねる父親に「ちょっとだけ」と答えたり、そしてそのシーンの最初の方では父が泥棒をホテルに送ったと聞いて吹き出したグラスのお酒をそのままオードリーが飲んでいます。(きたない!) というわけでこの映画が大好きな私は隅々まで見て楽しんでいます。 10点(2003-04-21 20:53:31)(良:1票) |