1. 真昼の死闘
イーストウッドの作品なので悪く言いたくはないですが、最初に観たのがコレだったらファンになっていなかったですね。2時間弱ですが退屈でした。 [DVD(字幕)] 4点(2024-04-29 19:50:47) |
2. 竜馬暗殺
坂本竜馬がどれだけ当時特異な人物なのか、なぜいろんな人から命を狙われるのか、これだけ観てもさっぱり分かりません。作り手は鑑賞者が知っていて当然との姿勢なのかもしれませんが、それにしても、死なせるには惜しい男と感じさせるものも何もない。2時間もかけて一体何をやってるのかなという感じです。 [DVD(邦画)] 2点(2023-12-20 15:35:06) |
3. 徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑
ソドムの市みたいな変態・胸糞悪い映画が日本にもあったとは。しかし川谷さんが間違いで殺されてしまうのには、ちょっと笑ってしまいました・ [DVD(邦画)] 7点(2023-09-13 21:50:09) |
4. 追想(1975)
《ネタバレ》 オラドゥール村の虐殺事件を題材にしているのですね。この事件に限らず、ナチスによる蛮行が裁かれないまま終わったケースは多くあるはずで、この映画はその被害者たちの復讐心を刺激するものです。「我々も連中にこんな風にやり返したかった!」と。城内に張り巡らされた抜け道を駆使してのナチ軍人への攻撃はスリリングです。中盤から、主人公が最後までやり遂げるのか?と目が離せません。 [DVD(吹替)] 7点(2023-06-08 16:28:51) |
5. フレンジー
《ネタバレ》 シリアルキラーを追う物語ですが、主人公が直前に関わった女性が悲惨な死に顔をさらす(それも何度も!)のがショッキングです。これはもう何としても犯人が捕まって終わってもらわなければと感じます。終盤は、主人公が先を読んだ犯人に又はめられたのかとドキドキしました。 [DVD(字幕)] 7点(2023-05-21 22:38:58) |
6. 犬神家の一族(1976)
探せばアラもあるんだろうけど、記憶に残る名シーンの方が多い、悪く言いたくない気分にさせる、何回も見直したくなる、そんな傑作です。とりあえず石坂浩二にやられた。風貌も言動も金田一耕介のイメージ通りなんだもん。他にも、メインのおどろおどろしいストーリーはもちろん、ルパン三世そっくりな音楽、随所で効果的に使われるカットイン、加藤武の「よし!分かった!」、すがすがしいラストなどなど、見所は山盛りです。(2023年追記)NHKのドラマとしてリメイクされるとか。NHKだから多分大丈夫とは思いますが、変な方向に変えないでいただきたい。 [DVD(邦画)] 10点(2023-01-21 10:58:14) |
7. ウィッカーマン(1973)
《ネタバレ》 序盤から孤立感(ただでさえ一人で島を訪れているのに、島民とはコミュニケーションが成り立たず)、終盤には絶望感も加わって主人公的に最悪の結末を迎えます。伏線はきちんと張られているので、後味は悪くても傑作と思います。それほど期待していませんでしたが当たりでした。ところで、この作品の登場人物で怖いと感じたのは、土着宗教を素朴に信じる島民より、その宗教が非合理的と知りながら、島の秩序の安定のためには計画殺人も辞さない領主でしょうね。 [DVD(字幕)] 8点(2023-01-02 22:55:55) |
8. ダーティハリー
●いや~カッコいいなあ、キャラハン刑事。『弾丸が何発残っているか、忘れてしまった』真似してみたい。●犯人、いかれてますね。刑事が追ってくると分かっているだろうに、早速次の犯罪に走るって。●身代金を担いであちこち走りまわらされるって展開、いくつかの映画やドラマで見たんですが、コレがオリジナルなんでしょうか。 [DVD(字幕)] 8点(2022-07-22 11:38:00) |
9. ゲッタウェイ(1972)
《ネタバレ》 「俺たちに明日はない」的なバッドエンドを予想していたら、まさかの逃げ切り成功。幾多の困難をくぐって収縮されていく夫婦の仲に共感いたしました。 [DVD(字幕)] 8点(2022-05-11 23:12:01) |
10. 栄光のル・マン
ドキュメンタリー映画ばりに淡々として盛り上がる部分がありませんが、ドライバー目線の運転描写のスピード感は圧巻。これだけでも 鑑賞する価値があります。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-09 23:51:08) |
11. ガルシアの首
《ネタバレ》 他の作品では脇役をやっていそうな風貌の男が、意地を通すために大活躍。しかし、作品内の描写としては、メキシコの暑さ、埃っぽさ、生首の放つ悪臭と爽快なものは何ひとつない。 [DVD(吹替)] 6点(2022-03-09 23:42:32) |
12. 八つ墓村(1977)
《ネタバレ》 「犬神家の一族」と比べて推理要素が薄いからつまらないという理由で低い点数を付けていましたが、ホラー映画としてこのたび見直すと感想が変わりました。営利目的の殺人ではありますが、実際は、『先祖の因果が子孫に影響した』ように描かれています。「怪談累ヶ淵」みたいな見えない呪いを感じてゾクゾクしますね。 [DVD(邦画)] 8点(2022-03-04 22:23:03) |
13. アウトロー(1976)
《ネタバレ》 農夫がどうやって屈強な仇に復讐するのかな?と思ったら、すぐいつものイーストウッドに。でも、新しい家族を増やし、彼らの助けを得て目的を果たす筋は悪くないと感じます。 [DVD(字幕)] 6点(2022-02-25 10:39:36) |
14. 資金源強奪
大金をめぐって最終的に多くの人が傷つく惨事なんですが、全体にはどこかコミカルな雰囲気があります。梅宮辰夫の演じる、ヤクザも利用する悪徳刑事の飄々とした立ち回りが大きかったと思います。最後の主人公と女性のやり取りが本当に素敵でした。 [DVD(邦画)] 7点(2021-11-27 21:16:24)(良:1票) |
15. 柳生一族の陰謀
今回も千葉真一が十兵衛ですが、ラスト近くまでこれじゃ柳生一族(というか但馬守)の陰謀に利用されたピエロだよ、と失望しかけていたところ、あの首の一件で改めて自分的ヒーローに位置付けられました。但馬守の狂乱もカタストロフというに相応しい。 [DVD(邦画)] 10点(2021-09-12 00:42:03) |
16. ガントレット
ラストが強引すぎますね。黒幕を成敗するにはああするしかなかったんでしょうけど。 [DVD(字幕)] 5点(2021-04-17 11:27:04) |
17. パニック・イン・スタジアム
《ネタバレ》 狙撃犯がスタジアムの観客を人質に警察を脅す展開かと思ったら、早い段階で狙撃犯の存在が明らかになり、その後ほとんどは、SWATがいつどうやって彼を捕えるかという話になります。狙撃犯が唐突に無差別銃撃を始めて、スタジアムはタイトル通りのパニックに突入するのでSWAT何やってんのと思います。スタジアムで新しい人生を踏み出そうとした男性など無関係な人が撃たれますし、狙撃犯の目標も不明なままで後味が悪い。しかし、観客の雪崩を打って逃げるスペクタクルは大迫力。あれ、怪我人が相当出てますよね。 [DVD(吹替)] 7点(2021-04-15 00:24:04) |
18. ウォリアーズ(1979)
《ネタバレ》 都市の不良たちの集会でボスが暗殺された。濡れ衣を着せられた「ウォリアーズ」メンバーはホームタウンへの脱出を図るが、刺客が次々と襲い掛かる・・・という構図が早々と提示され、いつどこから敵がやってくるか分からない緊張感が続くので、退屈しませんでした。主人公側が9人(途中から+1人)構成のため、相手も小規模に設定せざるを得ず、終わってみれば地味な争いだったなと思います。しかし、スワンのクールなキャラクターがとても良く、真犯人への制裁も痛快だったので、8点とします。 [DVD(字幕)] 8点(2021-03-20 23:21:06) |
19. ウエストワールド
ユル・ブリンナーは荒野の七人そのままの扮装で、体格もいいし、カッコよすぎ!あと、皆さんのコメントを読んでから再見したら、確かにまばたきしてないんですね。すごい。 人が死に、機能が停止したテーマパーク内を武装したカウボーイにどこまでも追い回される。いや~怖い。この怖さが好きで年に1回くらい見直します。 [DVD(字幕)] 8点(2021-03-03 07:41:49) |
20. ジャッカルの日
ドゴール暗殺の準備を進めつつ、着実にパリへ近づくジャッカル。後手を踏みながらも彼の存在を突き止め、足跡を追うフランス警察。結果が分かっているのに見ていてドキドキできる映画は珍しい。派手な演出を極力抑えたドキュメンタリータッチだからでしょうか。ラストのあっけなさも、普通なら盛り上がらないなとがっかりするところだけど、この作品に関してはこれでいいんだと納得してしまった。 [DVD(字幕)] 9点(2020-12-30 17:05:25) |