1. ポリスアカデミー
《ネタバレ》 かなり久しぶりに鑑賞。 80年代コメディの代表作に相応しい、かなり完成度高い作品と思います 。個々のギャグも(見る人によって好みは分かれるところでしょうが)大体笑えました ただ、個人的印象としては、公開から30年以上経った今時の感覚からしますと、男性の同性愛者に対する侮辱的表現が目につくかなー、という気がしています 逆に、作品中、反人種差別なヒューマニズムが感じられるシーンがあっただけに、余計に上記のことが目につきました その辺が80年代の限界なのかな、という気がしています [DVD(字幕)] 7点(2016-06-02 22:22:37) |
2. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
いくらなんでも画面が暗すぎます。特に戦闘シーンは銃の火花以外は非常に見にくいです 最初テレビが故障したのかと思いました [DVD(字幕)] 2点(2016-06-02 22:08:17) |
3. 白蛇伝
まず、1958年の時点でこんな素晴らしいアニメ映画が作ることができた、という事実に驚愕です。森繁久弥、宮城まり子の二人で全ての役の声を担当したのも圧巻です。 本作品については、宮崎駿が強く影響を受けた作品としてその存在は知っていましたが、初めて見て、歴史的重要性を思い知らされました。本作品をみて、高畑勲、宮崎駿の作品の源流を見ることができた気がします。宮崎駿の『崖の上のポニョ』は明らかに本作品のオマージュないしリメイクと言ってよいと思います。なんだか『ポニョ』を見返したくなりました…。 [DVD(邦画)] 8点(2014-06-10 00:42:40) |
4. 近頃なぜかチャールストン
岡本喜八作品の中でも最も好きな作品です。ストーリーも面白いのですし、豪華キャストも熱演で素晴らしいのですが、何より岡本喜八らしい独特なセリフの間合い、テンポが最も前面に押し出されている作品のように思います。最高のコメディ映画に仕上がっています。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-02-02 02:14:22) |
5. 東京家族
《ネタバレ》 事前に「東京物語へのオマージュ」という趣旨の触れ込みを聞いていたので、どういう作品なんだろうと思って観たのですが、セリフ等も含めて、かなり忠実なリメイクでした。ただ、家族構成は忠実ではなく、『東京物語』に、山田の監督作『息子』の永瀬正敏を妻夫木に置き換えて組み込んだ感じになっています。作品全体としても、『東京物語』に『息子』を折衷した印象が強いです。その分、オリジナル版で、実の子供たち役との対比で極めて重要な役柄だった原節子の役(本作では蒼井)の持っていたへヴィさが無くなり、作品としては少しポップになった気がします。 作品は、『東京物語』を見たことがある人・ない人では印象が分かれそうな気がします。『東京物語』のコアなテーマは、そのまま受け継いでいると思いますし、『東京物語』の持つ美しさ、そして残酷さを現代に蘇らせていると思います。本作では、小津のカメラワーク等の“形式美”は御挨拶程度になぞっているだけで、山田の作品へと消化していると思います。ただ出演者の方では、無茶苦茶オリジナル作品の影響を受けている演技のように思いました(むしろ意図的にそうしているんでしょうが)。この点は『東京物語』を未見の方が本作を見たら、少し異様に感じるかもしれません。 リメイク作品ですし、円熟の山田作品だけに、過去の作品と比べると目新しさはありません。中途半端に感じる部分もあります。どうせリメイクするなら思い切った冒険があっても面白かったのかもしれません。が、小津へのオマージュ作品としてはある程度成功していると思います。このタイミングでリメイクした意味は大いにあったように思います。 [映画館(邦画)] 7点(2013-01-31 02:49:12) |
6. 欲望(1966)
原作フリオ・コルタサルの数ページの短編を膨らましまくった作品あり、アントニオーニ監督の中でも最もポップに楽しめる作品だと思います。ストーリーの筋の良さというよりも、「芸術における現実とは?そして現実における芸術とは?」と、観ている側が自問自答するうちに訳が分からない世界に没入していく感じのサスペンスに仕上がっています。 [ビデオ(字幕)] 8点(2013-01-29 03:31:03) |
7. パリ、テキサス
文句無しのヴィム・ヴェンダースの最高傑作だと思います。彼がこれまで撮ってきたロードムービーは、この作品のための助走に過ぎませんでした(大げさ!?)。徹頭徹尾美しい、繰り返し繰り返し観たい作品です。過去のロードムービーと比較すると非常にポップというか、世俗的というか、分かりやすいというか、ヴィム・ヴェンダースの割には少しアメリカ映画的になっていて、これが絶妙のバランスを生み出しています。 [DVD(字幕)] 9点(2013-01-29 02:50:51) |
8. シッコ
久しぶりに映画館でオイオイ泣きましたよ~。華氏911は映画としてはイマイチと思っていたのですが、今回のはよく出来ている。 [映画館(字幕)] 8点(2007-10-03 20:30:27) |
9. 不都合な真実
《ネタバレ》 ゴアの長々としたスライドによる説明で地球環境が悪化してきた「事実」はよくわかったが、内容的にはそれだけにしか意義を見出せないなぁ。しかも、大気中のシーオーツーの量が激増した原因についてはもっと具体的に突っ込んでよかったと思うし、その「事実」を改善するためにどのような解決策が必要なのかをもっと語られればよいがコレもほとんどナシ。説教くさいエンドロールも含め、結局は問題を抽象的に捉え、個人のエコ意識の変化に希望を求めるかのような抽象的な解決策しか提示できないゴアの限界を見た気がする。そういう欠陥がある作品だとすれば、地球環境保護運動にプラスはほとんどないと思うし、もしやアメリカの地球環境保護運動の程度の低さを反映しているのかとも思えてきてしまうという、逆に見た人を不安にさせる作品。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-03 13:57:22) |
10. NOTHING ナッシング
「映画学科の卒業制作」風の作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2007-04-20 15:21:12) |
11. スチームボーイ STEAM BOY
大友克洋大好きですが、本作はあらゆる意味で中途半端な気がしました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-13 03:29:30) |
12. マルホランド・ドライブ
ツインピークスPART2 6点(2004-07-29 08:50:56) |
13. トゥルーライズ
《ネタバレ》 核弾頭の扱いが軽過ぎてビビりました!けどリラックスして楽しめる作品です! [ビデオ(字幕)] 5点(2004-06-24 16:59:53) |
14. グッバイ、レーニン!
良作。満足いく出来です。本作、タイトルからしてアンチ社会主義的映画かと思って観ましたが、単純にそういう認識に立った映画ではないですね。むしろ「(旧東ドイツに対し)こんなのが本当に社会主義か?」という感じで疑問を提示する面が強かったように思えます。終盤はこの性格が特に強調されていますが、これを描いていく方法として、偶然が重なりに重なって、登場人物のアレックスの「創造」し、お母さんに与えられる世界が思いもよらず展開していく点が特に面白かったです。 8点(2004-05-18 08:01:03) |
15. オースティン・パワーズ
正直「ウェインズ・ワールド」のせいでマイク・マイヤーズに対してつまんないコメディアンという印象がありましたが、本作で一気にぶっちぎってくれました。お馬鹿ですが機知を感じさせる、非常に気持ちのいい作品であり、文句無しにコメディ映画史に残る最高の一本だと思います(褒め過ぎ)。 [映画館(字幕)] 8点(2004-04-21 16:50:17) |
16. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
ダッフーネ 8点(2004-04-21 16:40:01) |
17. アンブレイカブル
シャマラン監督はずっとこの調子で思い切り突っ込める映画を撮り続けてほしい!くれぐれも路線変更しないで! [映画館(吹替)] 2点(2004-04-20 15:42:56) |
18. ソドムの市(1975)
これはアカン…。さすがに(汗) [ビデオ(字幕)] 2点(2004-04-20 09:42:28) |
19. JM
おすぎ(評論家)も言っていたのですが、この映画は「テレビドラマ」みたいだと思いました。観る前の期待に反しての観終わった後の脱力感といったらないです。 [ビデオ(字幕)] 2点(2004-04-20 09:30:29) |
20. シベリア超特急
ここまでやると逆に凄い。間違いなく歴史残る作品です。「駄作」「失敗作」「つまらない」とか、そういう言葉はこの作品に対して失礼だと思います。 [ビデオ(字幕)] 2点(2004-04-20 09:24:04) |