1. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
例え通常版を見たあとでも私は10点をつけるでしょう!!! 10点(2004-11-01 22:34:54) |
2. 天空の城ラピュタ
あえて何か言うまでもありませんが、正直年々見るのがきつくなってる自分が。主人公が幼なすぎてかけ離れていってるせいなだけですが。でも甥っ子たちや、いつか出来る?自分の子供には絶対見せたいであります。 10点(2004-10-12 06:30:37) |
3. モンスターズ・インク
おおおー満点! CG技術なだけじゃない、なんというか、このCGあっての、この脚本、ストーリー、設定!こりゃすごいんじゃないでしょうか。万人に向けておすすめ出来ます。やっぱり家族でどうぞかな?トイストーリーを劇場で観たときほんとにびっくりし、俳優がいらなくなるんちゃうかと思ったものです。当時はCGをそういう何かに取ってかわるものととらえてました。今思うと技術は更に発達したし、更に発達すると思いますが、CGをここまで生かしきってる作品は、この他には「ラージヒルペアジャンプ」くらいしか知りません。なんじゃそりゃ。最新作「ファインディングニモ」でさえ、アニメでも良かったんじゃないかと思えるほど。技術は確かにすごいんですが、それがどうこうじゃないんですね。CGで今までなしえなかった当時の町並みを再現、とか、最高峰超リアルCG映画!とかじゃなくて、こういう「CGならでは」のものをもっと見たいんですよね。 10点(2004-07-25 23:25:28)(良:1票) |
4. ローマの休日
ほそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい 10点(2004-07-25 01:28:01) |
5. オー・ブラザー!
おっと満点!やぶれかぶれにでっちあげた、ずぶぬれボーイズ。妄想の(?)セクシー姉ちゃん。ポマード。ほのぼのほのぼの~何もかも大好き~~。 10点(2004-07-23 02:24:59) |
6. 時計じかけのオレンジ
ハマアユの「カナリヤ」のPVのメイクは多分これのぱくりですかね。おそらく世界共通だと思うんですが、芸術や趣味の最高峰って「旅行と映画」だと思います。うっかり趣味と言ってしまうとどこか後ろめたいものって少なからずありますよね。それは作る側からもたぶん同じ。役者の最終目標は映画だと思うし、作家や映像ジャンルの人々はなおさら、「映画」が到達点。映画の先って・・・ないような・・・・・・良く揶揄の目的で「ただのPV」「プロパガンダ映画・CMでしかない」との例えがありますよね。それぞれの分野はもちろん関わるだけでも本来大変なはずですが、映画の前では、絶対どこか後ろめたいものなのです。この魔物は、人々を引き込んでやまないのに、生半可な心もちでかかると逆に食べられてしまいます。時々(よく?)出来上がるトホホ作品はこうして出来上がります。しかし!逆に襲い返して喰ってしまってる、キューブリックって一体!?こんなものをどう語れと言うのでしょう。何年生きれば語れるのでしょう。きっとそういう問題ではないらしいのでしょう。 10点(2004-07-22 02:48:06) |
7. ノー・マンズ・ランド(2001)
気分は1000点!絶対に見てもらいたい、とにかく何も言いません、見ろーと!!!ネタバレはしたくありませんが、他でも語られてる通り、「救いがない」ストーリーだと言えるでしょう。超ブラックコメディという表現も陳腐。風刺もしかり。アカデミー賞に輝いたのも陳腐なほど、ずしーんと来る作品。それにしても、国連長官(?)の、いかにもな愛人秘書には笑わせてもらった。あんな国連軍はいやでしゅ。 10点(2004-06-22 18:36:46) |
8. ファンタジア
劇場で観てクラシックにはまった父がとにかくうらやましくて。 10点(2004-05-24 06:51:00) |
9. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
(・∀・)イイ!! (・∀・)イイ!!!!!! 何も言うことはございませ・・・火山、登らないでいいのかよ!ただのラスボスがいるほこらかよー!ヘコーッ!!ロールプレイングゲームの基本になった作品なのを忘れて、一人勝手にずっこけてました。うん。何も言う事はやっぱりございません。 10点(2004-04-29 03:39:15) |
10. 麗しのサブリナ
ヘプバーンの、ヘプバーンによる、ヘプバー(略 親がいつも「ハンフリーボガートをあんな老けさせて、まあ!」てぶちぶち言ってるんですが。 10点(2004-04-28 06:32:50) |
11. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
白いガンダルフ、キタ━━(゚∀゚)━━!!!! さあ!フロドよ、ゆけ!!!!!!! 指輪を捨てる山へ!!!!!!!! 10点(2004-03-25 23:59:47) |
12. トーク・トゥ・ハー
愛は死んでも治らない。 10点(2004-02-14 07:06:41) |
13. 生きてこそ
こんな話に「生きてこそ」てタイトル付けられた日にゃ、もう・・・ 10点(2004-02-14 06:36:04) |
14. 戦場のピアニスト
あらまほしいナチスものからの脱却なんでしょうか。「あほらしい」では、ありません。 激しいユダヤ弾圧の中主人公は希望を捨てずにピアノを胸に生き延びた・・・! てなかんじに感動に持っていってみるのもいいけれど、 一応ナチスの行為がバックに流れるけど、その中でただただ、たまたま生き延びちゃったという過程しかここにはない。 ついつい「戦場の」という邦題を足してしまったところだって、そう。 どこを見て付けたんだとまでは言わないが・・ 戦中ものというと必ず反省しなきゃいけない、させなきゃいけない、涙を流さなきゃいけない、悲惨な気持ちにならなきゃいけない、か?もっといろんなことが起こっていたはずだろう? そろそろやめにしないか、火垂るの墓、とすら思う。 以前私は確かにビューティフルライフを切って捨てたけどそれはそれ、いくらなんでもセンスが悪いと思っているだけで 気持ちは変わらない。終始それで描ききったことで、戦争の悲惨さというありきたりでは 表現しきれない戦争が浮き彫りになって離れなくなった。 少なくともここにアンネの日記を見出すことだけは、できない。だが人類として見ておくべき最高傑作。 [映画館(字幕)] 10点(2004-02-14 04:19:49) |
15. ホテル・ルワンダ
ご存知の方もいると思いますが日本公開のめどがたたずネット署名運動などが 起き、現在は何とか公開が決まったらしいところです。たまたまこうして知ることが できてしかも見る機会を得ることができましたが、偶然に感謝するやら ずっと考え続けているやらこれをどう評価するやら、いろんなことでいっぱいです。 映画買付のことなど分からないけれど、アカデミーにふさわしい高価格と テーマ・話題性・出演者などを考えると結局どこも買付に至らなかったという 話もある意味うなずけます。が、それを上回って余りある力がありました。 テーマは一言で言うと ベルギー植民地時代に少数派ツチ族が優遇された不満が爆発した結果の悲劇、 ルワンダ虐殺ですが、 主人公はホテルのベルギー本社の白人に助けを求める。国連幹部が 泊まっていたから安心している。連発される「白人が助けてくれる。」 分かっています、世界がルワンダに背を向けた結果なのは。 それでも・・・ 元植民地アフリカ社会が陥っていたこと、どうすることもできなかった 国連軍のこと、「まあなんてひどいニュースなの、でも人々はこう言ったあと夕食を食べるだろうね」 と本音を吐き帰っていったジャーナリスト。いやっていうほど考えさせられ、 今でもやめられません。この映画のことを知ったら何としてでも見るべきです。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-04 07:02:05) |
16. エレファント・マン
ちらほらおられますがホラーだと思っていたのはジャイケルジャクソンのせいに違いない。ん、それは私だけに違いない。あのヘンタイデビットリンチの奇形趣味に感動の涙だとーだとか、感動しすぎて涙も出ないだとか、重すぎて・・だとか、子供世代に是非見て欲しいだとか、R20指定にしたいねだとか、この世に神も仏もあるもんか、いつかこんな人類皆殺しにしてやるーくらいに思ったり、人間ってスバラシイ!地球の平和はわしが守る!くらいに気持ちが高揚したり、良くも悪くもこんなに相反する要素を同居させてしまった本作には限りなく高得点をさしあげることくらいしか出来ないのであります。 [DVD(字幕)] 9点(2005-04-14 20:45:01) |
17. リトル・ダンサー
うおおおおおおおお父ちゃん兄ちゃんマイケルおばあちゃん 少年は「何故バレエに興味を?」「踊っている気分は?」などと聞かれても、「はあ・・・」としか答えられないわけだ。踊りの神様にとりつかれてしまったんだから。 9点(2005-03-29 18:21:57) |
18. 誰も知らない(2004)
かんじんの事件の部分がすっぱり抜けてるんで「この事件を忘れないでほしくて」という事を言っているらしいと見る前に聞いていたので、そういう目的ならむしろ舞台を変えてでも「その部分」を語るべきでは、特にこの主犯の少年は今は私と同じ30歳ちょっとらしい、同じ時代に机を並べていたかもしれないのに全く事件を知らなかったということもあって最初はそう思ったのだけど、「xxに捧げる」の一言で済ましてるものも多い中、むしろそんな一言もいらないくらいの作品。廃棄分の弁当を分け続ける店員、話を聞いても「そうなんだ・・」で終わってしまった店員、「俺ちゃんと避妊したから父親じゃないよ」は笑うとこじゃないような気が。きっと言い訳逃れな大人の象徴。大家に友達にそしてあの少女に。何か事件が起こるたんびにこう思うはずだ。隣人や近しい人たちのインタビューや話を聞いて、この人たちはなんで何も出来なかったんだろう、なにか気づいたはずだろう、どうしてこうなるまで・・ この周りを取り囲む人々に絶対自分はならないと言い切れるだろうか。私にも自信がないからこそ、「兄弟で一緒に暮らしたいから」と語る長男に惑わされちゃいけないと思った。それが彼らのためだと思いたい。なんてこと言うんだと思われても・・ 知っていても何もしなければ「誰も知らない」「何もしてない」のだと一緒。この問いかけに、時間を忘れた2時間ちょっとでした。 9点(2004-12-04 21:44:43) |
19. オールド・ボーイ(2003)
「オイディプス王」は母とは知らずにいた王妃を妻にするために父を殺し、真実を知りその罪に耐えかねて自らの目をえぐります。オ・デスもきっと・・ 心が悲鳴をあげっぱなしでした。復讐とは終わりのないものです。 9点(2004-11-25 06:53:21) |
20. ドッグヴィル
なんてこった。飛行機に乗ったこともないのにアメリカを描いたらしいこの作品、どこがアメリカ?と、言われているとおり、最初は確かに思った。こういう「村社会」じたいは昔や今のアメリカというよりはアジアとかヨーロッパ的。しかしグレースの選択に、このほどのアメリカの選択が、ある・・・!村のえぐさに隠れて気づかないとこだった!それ一発で描き切っちまったんかい。ブッシュPV映画なんかよりいいかもしれないよ。同時に人間のえぐさももれなく付いて来ます。そしてグレースに同調して溜飲を下げてる観客たちが、こんなにもいる。たぶん。もっとやれー。やっちまへー。恐ろしいよ。恐ろしすぎて面白いよ。こんなものに賞をあげたくなかったという気持ち、わかるよ。小説のバトルロワイヤルの時みたい。点数はけっこうフィーリングというかいいかげんに付けてるものだが(ぉぃ)0~2点か10点か。でも10点もあげたくない。そんな迷いの9点。そしてもうひとつのテーマでもある、世界のそこかしこにあるドッグヴィル村に捧げる映画でもある。 9点(2004-11-06 01:04:47)(良:1票) |