1. 野獣死すべし(1980/日本)
理屈じゃない映画です。優作!フォーエバー! 10点(2003-11-29 15:38:42) |
2. アイコ十六歳
理屈じゃない映画です。メーキング「グッバイ夏のうさぎ」とともに富田靖子に胸キュン。私はキモい中年になってしまいましたが、映画は今でも新鮮だ! 10点(2003-11-29 15:34:35)(笑:1票) |
3. 東京物語
タイアップしてくれなかった腹いせに熱海は俗悪に描いていて、東京や尾道は、比較的きれいなところしか撮っていないのは、小津安二郎の人間性を疑うのだが、それでも、余りある魅力に満ちた作品。とにかく、シビアである。現在でも見ごたえのある映画になっているのは、杉村春子の好演に尽きる。 10点(2003-11-08 18:34:15) |
4. 未知との遭遇
理屈じゃない映画です。日本での公開は1978年ですが、同じ1977年公開の「スター・ウォーズ」とともに、当時劇場で見ていない人には、何が新しかったのか、わからなくなっている映画だと思います。デビルズ・タワーに巨大なUFOが降りて来るシーンだけで映画史に残る作品。特別編では、パースが狂っていたトリュフォー監督がUFOを見上げるシーンとかの修正と、UFOの内部のシーンが追加されて、特にUFO内部のシーンはびっくりしたもんです。 10点(2003-11-08 01:56:28) |
5. スター・ウォーズ
理屈じゃない映画です。日本での公開は1978年ですが、同じ1977年公開の「未知との遭遇」とともに、当時劇場で見ていない人には、何が新しかったのか、わからなくなっている映画だと思います。ダース・ベイダーと言う悪役を登場させただけで映画史に残る作品。エピソード1からの新シリーズも、結局は、ダース・ベイダーの物語です。 10点(2003-11-08 01:54:16) |
6. マルサの女
バブル期の日本の奇怪さを娯楽作品を通して描こうとした新しさは間違いなくあった作品。私はバブルと言うと、続編とともに、この作品を真っ先に思い出す。 9点(2003-11-29 15:54:07) |
7. 丑三つの村
田中登、古尾谷雅人コンビの集大成。津山三十人殺しの犯人の心理を描く重い作品だけど、古尾谷雅人が演じると、当時はなぜか?さわやかに感じた。 9点(2003-11-29 15:45:54) |
8. エイリアン2
今度は戦争だ! 9点(2003-11-08 02:06:04) |
9. ブルース・ブラザース
スピルバーグの「1941」があって、この映画があった。そういうことです。ちなみに、当時、NBCテレビの「サタデー・ナイト・ライヴ」は、日本では、「ブルース・ブラザース」の公開後に、テレビ東京で景山民夫の監修で選抜されたものが数回分しか放送されていないし、その放送では、ブルース・ブラザースは出てこなかったと記憶しています。 ジョン・ベルーシ、チェビー・チェイス、ジョー・ピスコポの傑作選がビデオで、たいぶ遅れて見られたくらいです。ごく一部の特殊な人を除いて、リアルタイムでブルース・ブラザースの登場シーンを見ている人はいない筈です。ごく一部の特殊な人は、凄くうらやましいと思った時代でした。<補足トリビア>…この映画には、のちにピーウィー・ハーマンと言うコメディアンとして超有名になるポール・ルーベンスが、ほんのちょい役で出ています。それと、「1941」にジョン・ランディスが出演してくれたお返しに、スピルバーグが出演している訳です。これは有名な話しか、、、。 9点(2003-11-08 02:02:34) |
10. ザ・チャイルド(1976)
筒井康隆の「不良少年の映画史」の冒頭の記憶に関する部分が良くわかるようになった。 浅草の二番館、三番館と呼ばれるような映画館で、 「怪奇!吸血人間スネーク」「刑事マルティン・ベック」と三本立てで見たこの映画の記憶は、 あまりにも鮮明である。 80年代になってビデオを含めて大量のホラー映画を見続けてきたけど、 本当にカルトと呼べるのはこの映画だけだと思う。 [映画館(字幕)] 8点(2014-07-04 00:17:28) |
11. 無能の人
高度成長に取り残された(と言うより、自ら取り残った?)男の姿を通して、バブルがはじけた雰囲気をもっとも早い時期に描いた象徴的な作品。竹中直人のキャラクター抜きには考えられない。 8点(2003-11-29 16:06:27) |
12. コミック雑誌なんかいらない!
バブル期の日本で、当時、実際に起こった事件を取材する形で、どこか歪んでしまった社会や、事件をただ面白おかしく伝えるマスコミ、そして、それを好奇心を満たす対象として消費する大衆に対して、ストレートに怒りをぶちまける。豊田商事会長をレポーターの前で刺殺する犯人をビートたけしが演じていて、そういう話題作りでも、きちんと娯楽作品になっていた。 8点(2003-11-29 16:00:56) |
13. 悪魔のいけにえ2
理屈抜きに面白い映画です。前作は実際の事件に基づいた陰湿な作品だったが、パート2と言うよりは、パロディーである(監督も明らかにそういう風に撮っている)この作品は、コメディー・ホラーの一つの到達点だったと思う。東京国際ファンタスティック映画祭で初めて見たファンは「なんだこりゃ!」と驚いた。1作目を単純に有難がるファンは、本当のファンじゃないと思う。現在のホラーを評価しなさいと言いたい。 8点(2003-11-08 02:13:03) |
14. ダイ・ハード
理屈抜きに面白い映画です。 8点(2003-11-08 02:09:28) |
15. 一人息子
「東京物語」の原型が見られる作品。母一人子一人の「東京物語」。東京市のゴミ焼却場に象徴されるように、昭和11年頃の東京の外れの風景が非常に殺伐とした雰囲気で捉えられている。こんなところには、夢や希望や豊かな生活などと言うものは何も無い感じ。それでも心は豊かにさせられる親孝行の物語かな?と思っていると、肩すかしを喰らわせられる、人生に対する見方が、とても厳しい物語だ。ラストは、ほとんど、絶望的な気分になる。 7点(2003-12-13 18:41:36) |
16. もう頬づえはつかない
「ミスター・グッドバーを探して」「愛と喝采の日々」「ジュリア」「結婚しない女」etc...の女性映画ブームの流れの中の作品として、桃井かおりが主演だったから見た。中学生の男子だった私には、主人公の女子大生の気持ちは、さっぱりわからなかった。さっぱりわからなかったから、いまだに気になる映画だ。 7点(2003-12-05 17:24:39) |
17. 台風クラブ
相米慎二監督のベストだと思う。 7点(2003-11-29 16:29:56) |
18. パルプ・フィクション
クールな演出と編集の映画です。 7点(2003-11-08 02:23:17) |
19. タクシードライバー(1976)
ジョディー・フォスターの売春婦、ハーベイ・カイテルのポン引き、ロバート・デ・ニーロのタクシードライバー、シビル・シェパードの選挙事務所に勤める女、そういう映画です。 彼女を映画に誘う映画館は、ポルノを上映してますが、高級な映画館です。彼なりに、相当、気合いを入れていると言う見方も出来ます。70年代までポルノも、一部の作品は、ちきんと一般映画といっしょに論じられていたと言う事実もあります。 7点(2003-11-08 02:20:14) |
20. めぐり逢えたら
映画館で見る場合、客層というもので印象がガラっと変わるもんだなぁと痛感した映画。 隣りのアベック(死語かな?)が映画のクライマックスでおしゃべりを始め、あまりにも声がでかいので、 「喫茶店に行ってもらえませんか?」と注意したら逆ギレされ、 俺が悪いみたいな空気になって恐ろしく気まずい思いをしたおかげで、逆に忘れられない映画になった。 こっちも同伴者がいなかったら、たぶん映画館を出ていただろう。 見直す気にもならず、めぐり逢えたかどうかは謎のままだったに違いない。 つれあいには悪いが、この頃のメグ・ライアンは実にキュートだった。彼女のベストだと思う。 [映画館(字幕)] 6点(2014-07-03 19:09:55) |