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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2517
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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1.  いつか晴れた日に 《ネタバレ》 
本当に大好きな映画。すぐ感情移入モードに入ってしまう私はラストのエマ・トンプソンに、「良かったねぇ、本当に良かった」と、映画だって事も創作だって事も演技だって事も忘れて感動してました。アラン・リックマンの多彩さを知ったのも、この映画でした(『ダイ・ハード』のハンスとは全くの別人に見えました)。
[映画館(字幕)] 10点(2003-11-21 13:49:48)(良:1票)
2.  クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡 《ネタバレ》 
やっぱり原恵一監督がいいなぁ、とつくづく思ってしまいました。銀座のホステスVS新宿のオカマの激しい脱力系抗争劇、新宿のオカマバーから健康ランド、郊外の大型スーパー、青森の山中、そしてお台場へと移り変わってゆく舞台、現代の日本の日常を背景に馬鹿馬鹿しくもエキサイティングなドタバタ劇を繰り広げてゆきます。映画としての完成度や感動は後の「オトナ帝国」や「戦国大合戦」に譲るものの、あくまで日常を背景や道具として展開させ続けている点では、いちばん「クレしん」らしさを守った作品だと思います。何故に「クレしん」でそういう事やってしまう?という、原作からのファンだった私が初期の映画に抱いた違和感(ヒーローものだったりファンタジーだったり)は、この作品で軌道修正された感じですね。この映画ではキャラクターがみんないきいきと魅力的なのがいいです。三人のオカマ兄弟も、ホステス軍団とママも、東松山よね刑事も。よねさんなんか、物語に必要な存在なのかどうかさえ疑問な役立たず刑事なんですけど、とてつもない才能のなさを激しい努力で鼻血流しつつ克服してゆく様に感動すら覚えましたよ。この映画でひまわりが初登場という事で、しんのすけのひまわりへの嫉妬と兄としての目覚めが描かれているのも微笑ましく、私にとってはシリーズの中でもとても愛すべき作品になりました。
[DVD(邦画)] 9点(2006-07-24 01:51:11)(良:1票)
3.  サンドロット/僕らがいた夏 《ネタバレ》 
少年の、夏の輝く思い出を描いた文芸色が強い映画かと期待して見に行ったのですが、実際にはバカ続出なコメディ映画だったりしました。そのギャップに「れれ?」となりつつも、でも、コレは見っけモンですよ、と。『スタンド・バイ・ミー』からの明らかな引用が見て取れはしますけれど(犬ネタなんてモロですもんねぇ)、こちらはもっとオプティミスティックなファンタジー。ラストで夢がバーン!と花開く展開に胸いっぱいになりました。それにしても、騒動の元となるサインボール、現実にあんな事しちゃったら、周りみんな卒倒モノって思ったら、アレに近いコトを某マンガ家の息子がやらかしたとゆー(ベッカムのサインボールをさんざん蹴っ転がした上で無くしたとか)。現実にそういう事があるんだ・・・。
[映画館(字幕)] 9点(2004-05-02 19:49:55)
4.  ロミーとミッシェルの場合 《ネタバレ》 
新宿のちっちゃな映画館のちっちゃなスクリーンで見ましたが、もうこの映画の虜になってDVDを購入して何度も何度も見ています。ケニー・ロギンスの「フットルース」とかシンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」とか、とってもベタな曲をベタに使って描かれるおバカ世界のおバカな二人にミョーな共感抱きまくり。浮きまくりだった高校時代の二人は、でも本当に輝いてたと思いますわ。それにしてもクライマックスの奇妙な踊り、あれは映画史に残りますね(ホントか?)。
[映画館(字幕)] 9点(2004-03-25 13:52:20)(笑:1票) (良:1票)
5.  ロスト・チルドレン
あー、もー、なんかこういう雰囲気、こういう空気大好き。闇の中に鈍い光が散りばめられた、独特な色彩で構築された箱庭のような世界、おかしな、不思議な人々、気だるいバダラメンティの音楽。夢を映像化するとこんな世界、って感じがして、クラクラきちゃいます。昔読んだ絵本や童話にも通じるような空気があって、そう言えば最近の子供向けのものには、こういう毒っ気があんまり感じられないのは気のせいかなぁ?なんて。書き割りからCGまでを自在に駆使して表現された、うっとりするようなダークファンタジー。監督ジュネ、美術キャロ、音楽バダラメンティ、撮影ダリウス・コンジというのは、今となってはなかなか実現されない凄いご馳走だった事に気付かされるワケですが。
[映画館(字幕)] 9点(2004-02-21 21:58:45)
6.  ムトゥ/踊るマハラジャ
猿がね、画面を横切ったりするんです。ごくフツーに。いやー、猿が映っちゃったらNGだろー、とフツー思うワケですが、この映画では問題ナシ。もう映画を20年以上見てきていながら、この映画から受けた衝撃は凄かったですねぇ。ドラマ部分の雑な編集とか、ガタガタなカメラワークとか、そういうのが欠点じゃない、どーでもいい事なんです。大仰ゆえかハリウッドじゃ最近使わないズーミングも、ずーんずーんと使われてて、でも恥かしいとかナンとか一切ナシ。とにかくまあ、余計な理屈こねてないで楽しめ、と。エスニック風味満点の豪華絢爛なダンスシーンを、湧きまくりの劇場内で笑いながら見ているうちに、アタマの中が曼荼羅世界。ああ、これが極楽浄土とゆーヤツなのね、と生きながら成仏しちゃいそーなひとときを体験しました。映画って、深いわ・・・。
[映画館(字幕)] 9点(2004-01-12 15:34:27)(笑:1票)
7.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版> 《ネタバレ》 
光を駆使したダグラス・トランブルのお仕事が非常に気持ちいい、渋い映画でした。この映画が後の映画やマンガ、ゲームに与えた影響は計り知れませんね(と言いつつ、実は初めて見たのが、この最終版)。後にビデオで見た完全版よりも渋味が多くて、好きです。デッカードをレプリカントとした事で、映画そのもののニュアンスが変化した感じがありますが、無機的な世界でのデジタルの悲しみが、より強調されて。そもそも、何演じても同じだ~、って感じのハリソン・フォードの演技自体、レプリカント向きですしねぇ。
[映画館(字幕)] 9点(2003-12-24 11:31:03)
8.  プリティ・リーグ
大好きです。姉妹のドラマに涙だーだー。お姉ちゃんを超えられないジレンマから反発してゆく妹と、みんな幸せならばいいのに、って感じのお姉ちゃん。でっかいジーナ・デイビスと、ちっこいロリー・ペティの対比がハマっております。そして、ドラマティックに流れてゆく、戦時下のキワモノ野球に真剣に賭けてゆく人々の姿、影を落とす戦争、過ぎ去った日々・・・。ジーナ・デイビスのキャッチャー姿はカッコ良すぎだし、ロリーはかわいいし、マドンナは意外に好演してるし。こういう映画があるからアメリカ映画って目が離せません。それにしてもエンディングのおばあちゃん野球はいろんな意味で凄まじいモノがありました。
[映画館(字幕)] 9点(2003-12-23 22:57:33)(良:1票)
9.  パルプ・フィクション
様々な映画の文法を自在にサラリサラリと駆使して魅せるその上手さ! 解体して再構築しているように見えながら、実はこの構成こそが、この映画の正しい形だと気付かされる流れ。飛躍とリズムの陶酔。こりゃあ見事ですわ。なんと言っても、料理法によって役者はこんなにも引き立つんだねぇ、って事を実感させるサミュエルやユマのカッコ良さ。ただ、この映画の血生臭さは好みではないので、申し訳ありませんが1点減点。ちなみに渋谷の1000人以上入る映画館で見た時は満席でしたが、世の中的には大ヒットってワケではなかったので、渋谷系のセンスにハマった映画って感じだったのでしょうね。同じタランティーノでも『キル・ビル』なんかは新宿系ってニオイがしますが。
[映画館(字幕)] 9点(2003-12-20 12:56:14)
10.  20世紀ノスタルジア 《ネタバレ》 
この時期、世紀末の閉塞感がありました。私は『もののけ姫』『エヴァンゲリオン』そしてこの映画を「世紀末日本映画3部作」として捉えているのですが、チュンセの内面は、まるで『もののけ姫』の行き場のないテーマ、『エヴァ』の肥大化した閉塞感。宮崎監督が描いた大災害、庵野監督が描いた人類補完計画。行き詰まりの妄想。杏=ポウセ=広末涼子は、そんな妄想を優しく否定し、ハッキリと答えを語りかけてくれます。なんにも象徴なんかしてない、現実に存在する世の中、現実に存在する自分。今、生きているという真実、それを受け入れましょう、暗い方向に自ら進んでゆくのはやめましょう、と。ここには大事件もなければ、ドラマ的な振幅も少なく、日常の中の少女が存在するだけ。なのに、この映画は『もののけ姫』『エヴァ』を遥かに超越するのです。少女の中の宇宙が、いとも軽やかに総てを凌駕し、内包しちゃうのです。これって、世紀末気分にトドメを刺す、さらりと凄い映画だったりするのでした。
[映画館(邦画)] 9点(2003-12-14 23:20:35)(良:2票)
11.  ディープ・インパクト(1998)
命を見つめる映画でした。生命の期限を宣告された人々が選ぶ道。絶望、後悔、回顧、和解、譲歩、生への執着、そして愛する人を守るために選ぶ死。日々の生活の中で、自分の死は見えないところにあって現実感を伴わない遠くにある感じがします。でも、実は必ず誰にでも訪れる事。それを映画は彗星に象徴して視覚化して、受け手に死との対峙を提示してきます。そして、自身の死を見つめる事で、同様に実感を伴わない生についても見つめる事になる・・・。この映画に登場する人達の、誰の姿に共感し、涙を流したでしょう?それがこの映画を見た人、それぞれの答えのヒントなのかもしれません。
[映画館(字幕)] 9点(2003-12-11 23:19:06)
12.  ストレイト・ストーリー
画面を流れるセンターライン、自動車事故!燃える家!リンチワールドっ!! でもダークな事は、なんにも起きません。のどかです。ゆったり、静かに流れてゆきます。人生の終盤にさしかかったおじいちゃんが旅に出て、その道程で人に親切にしたりされたり。おじいちゃんが辿った道は、おじいちゃんが生きてきた道。ドラマティックに駆け抜ける人生もあるけれど、ゆっくりのんびり進む人生もある、そんなおじいちゃんの姿が、じんわりと胸に染みてきます。心穏やかな、ほんわりとする映画でした。
[試写会(字幕)] 9点(2003-12-08 14:52:54)(良:1票)
13.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 
暗く重く、何度も見る気にはならない、映画を見ている最中も、映画館からとっとと逃げ出したくなるような映画でした。だけど、目をそらすな、と。スピルバーグは当時のゲットーに、収容所に観客を導きます。客観的な視点ではなく、ぐっと中に入り込んで、その世界を体験させます。それは、スピルバーグお得意のテクニック。だけど、ここは海水浴場やテーマパーク、邪教の神殿ではなく、人が人を意味なく殺してゆく世界。映画は「こんな歴史がありました、さて、どうよ?」と問い掛けてきます。シンドラーという人物の功績よりも、無力感の方が目立つ映画でした。そして、ナチによるユダヤ人の迫害もシンドラーという人も、実際に存在していた事が、ラストのドキュメンタリー部分であらためて明確にされ、人の暗い歴史を思い知るのでした。この映画は、この世界に必要とされた映画だったと思います。
[映画館(字幕)] 9点(2003-12-07 15:54:42)(良:1票)
14.  コンタクト 《ネタバレ》 
地球外生命体との接触という題材を通して、個人と宇宙とを1つの次元で語った素晴らしい映画でした。クライマックスで「ずでー」ってコケちゃった人も多いでしょうけど。壮大な規模の宇宙描写が少女の瞳の中に集束するオープニングが、この映画の全てを語っていると思うのですが、外に向っているように見えながら、実は人の内なる宇宙を見つめる映画だと思います。愛、夢、後悔、神、信仰、そしてコンタクト=他者との繋がり。エリーは実のところ、他者とのコンタクトが下手くそな人間で、それはエリーの心の中に刻み込んでいる孤独のせい。最愛の父を亡くした事、それは自分の選択によっては防げたかもしれないという後悔。エリーが辿る事になる旅は、心の中への旅でした。そこで最大のトラウマだった、父の姿をした「意志」に諭されるワケです。「お前さんはひとりで育ったワケでもなきゃ、ひとりぼっちでもないよ」って。広大な宇宙に意志が溢れているように、内なる宇宙、心の中にも他の人の意志っていうのが溢れてるんだよ、と。つまりこの映画、宇宙的規模でひとりの女性の心を描きました、という映画だと思うんです。宇宙人話だと思えば女一人の半生記、「見事!やられた~」って感じでした。
[映画館(字幕)] 9点(2003-12-04 00:39:03)
15.  ギャラクシー・クエスト
「僕ももう目が覚めました、あんなの所詮ウソっぱちの作り物だって」「いや、本当だったんだ」「やっぱり!」泣けますねぇ。オトナ帝国の逆襲状態ではありますが、ボンクラの夢を実現しちゃう物語に、笑いと感動の嵐。ダメな人々がカッコいい映画、っていうのは、なんでこんなに心に響くんでしょう?(そーれーはー、あなたがー、ダメな人間だからーよー) ん? それはそうと、この映画、ちっこいスクリーンでしか上映されなかったので、大スクリーンで見てみたいものです。あと、あのプログラム1000円は高過ぎでしたねぇ。
[映画館(字幕)] 9点(2003-12-01 13:40:49)(笑:1票)
16.  イングリッシュ・ペイシェント 《ネタバレ》 
長い時を刻んでゆく大自然の中の、ほんのひと時の瞬きのような物語。愛が生んだ悲劇もやがてはかすかな記憶の中へ流れてゆき、新しい人が新しい愛の物語を紡いでゆく。私は、この映画、長いとかなんとか、そういう感覚すらなくなってました。ずっと映画の中に入り込んで、映画の中に流れる時だけを感じていたみたいに。芸術品のような映画です。
[映画館(字幕)] 9点(2003-11-26 20:15:51)(良:2票)
17.  ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 
映画の感想の「人間が描けていない」という言葉にはウンザリだ~!という事で、この映画の事を書きますと、この映画の観客は、ジュラシック・パークツアーの参加者なのです。それはゲートをくぐるショットや、登場人物よりひと足お先に高圧線を越えるショットなどの一人称視点な映像に現れてますね。登場人物達は、ツアーのお仲間(誰かの人間性に強く寄った描き方、つまり過度の感情移入を与えてしまうと、この図式が壊れてしまいます)。お仲間達の話を聞き、面白い体験や恐い思いをした上で、ツアー終了、さて、あなたはこの体験を通してどう思いましたか?と。原作は営利を目的とした科学への批判の側面が強かったのですが、映画は自然と科学とが、どう共存していったらいいのだろう?という事を投げかけてきます。ラストシーン、鳥とヘリコプターの対比は秀逸でした。
[映画館(字幕)] 9点(2003-11-26 14:31:00)(良:3票)
18.  アイアン・ジャイアント
近場では一切上映なし、という事で、隣りの県まで遠出して見に行きました(まるで凄い田舎に住んでるみたいですねぇ)。CGを駆使したアニメートと立体感溢れるデジタル音響以外に、これと言って新しいところのない、いや、むしろ古臭さすら感じる映画ですが、どきどきわくわくに溢れて、教訓もあって、きれいにまとまっていました。これでホーガスの初恋物語も描かれていたらなぁ、というのは贅沢ですか。宝物また一つ、という感じでした。
[映画館(吹替)] 9点(2003-11-25 12:21:18)
19.  ガメラ 大怪獣空中決戦
子供の頃、ゴジラよりもガメラの方が好きでした。「俺ってカッコいいでしょ」みたいなゴジラより、弱くて、すぐやられちゃって、それでも健気に立ち向かってゆくガメラが好きでした。もちろん、クラスでは少数派で、「君って、話が判るね」っていうのは1人だけでした。そして、ガメラはお腹に3本の傷を残したまま、私の前から姿を消しました。その後、子供の頃の思い出を破壊するような、しょーもないパロディとムチムチのレオタードのお姉さん達ばかりが印象に残る、悪夢のような映画がチラリと登場した後、長い長い眠りの末、すっかり大人になった私の前に、また姿を現してくれました。ガメラは、やっぱりガメラでした。弱くて、すぐ緑色の血を流して、でも一生懸命悪い怪獣に立ち向かいます。子供の頃が甦ってきました。「ガメラがんばれ!」スクリーンのガメラの姿に、涙がじょーじょー出てきました。やっと帰ってきてくれたガメラは、怪獣が怪獣らしくいられる世界で、いきいきと動いていました。映画が終わってロビーに出ると、ちょっとぽふぽふした感じの人間サイズのガメラが子供達に囲まれて記念撮影をしてました。その、無邪気にガメラにまとわりつく子供達を見て、またちょっと涙が出そうになったので、急いで映画館を後にしました。
[映画館(邦画)] 9点(2003-11-25 09:57:45)(良:14票)
20.  タイタニック(1997)
初見の時、感動しまくった自分の気持ちを素直に肯定するとしましょう(結局公開当時4回見に行ったしね)。私は男ではありますが、ローズに感情移入しまくりで見ていたので、ジャックと離れてゆく→やっぱり一緒に!のシーンで「はふ~ん」と夢見る乙女状態。ああだこうだと色々言われる映画ではありますが(そして私自身、今ではDVDで見ても自殺しようとするシーンとかダイヤをコートに隠すシーンなんか、イライラして早送りしちゃいますが)、これだけのスケールを制御する能力は、やっぱり凄いと思います。それに、当時の映画館での熱狂度、自分の周囲の盛り上がりを見ても、この一本の映画が作り出した世界的な大きなうねりっていうのは凄かったなぁ、と。『ジョーズ』『E.T.』と共に特別なノリを体験した映画として刻まれてる、今となってはイベントとしての貴重さも評価したいと思います。まあ、ジェームズ・ホーナーのワンパターン音楽のせいで、いつ見てもジャックとローズが水から逃げるシーンでは後ろからエイリアンがやってきそうに思えて仕方ないですけど。
[映画館(字幕)] 9点(2003-11-21 12:52:36)
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