1. リンダ リンダ リンダ
《ネタバレ》 なんてことない作品なんだけど、なんとなくいい感じ。高校時代ってあんなふうに退屈で、あんなふうにダベって、悩んで、喜んでという時代だったなと思い出させる。かといって、すごくノスタルジーという作品でもないところがいいのかも。ソンちゃんがカラオケボックスに行くシーンで、店員さんと料金のことでちょっとモメるところがかわいい。 [DVD(邦画)] 7点(2006-07-04 14:39:42) |
2. 空中庭園
《ネタバレ》 小泉今日子が母親に「早く死んでよ」と言う場面はよかった。壊れてる雰囲気がよく伝わった。そして最後の方で娘が父親に向かって「お母さんをもう少し愛してあげて」みたいなことを言うと、親父は「仕事して、毎日どんなに遅くなっても帰って、ローン払って…愛がなきゃできない」って言うんです。一瞬なるほどと思ったけど、毎日帰って、毎月ローンを払うのと愛するのはちょっと違うかなぁと思ったりして。愛がなくとも、ローンは支払わなきゃいけないでしょ。ま、それも愛情の一部ではあるけどね。 [DVD(邦画)] 7点(2006-07-04 14:33:57) |
3. 容疑者 室井慎次
《ネタバレ》 私としてはもうぜんぜんダメな作品。なんですか、これは? ハードボイルドに仕上げようとしたのかもしれないけど、ストーリーがぜんぜんダメだと思う。室井が容疑者になったけれども、タイトルから期待されるほどの容疑者じゃなかったし、すぐ出ちゃったし。 ストーリーにはテンポもなく、プロットもいまひとつ。そして哀川翔が泥臭くしようとしているのだろうけど出来ていないし、田中レナが役割的にはきっと警察内部抗争とかドロドロしている中で唯一の清廉さと正義感を期待されているのだろうけど、演技が半端だったと思う。さらに揚げ足取りの弁護士(名前なんだっけ?)はウザいだけだった。もうちょっとストーリーもよく練って、そして登場人物もよく考えてほしかったなぁと思う。 [DVD(邦画)] 1点(2006-07-04 14:25:29) |
4. ギミー・ヘブン
《ネタバレ》 もう何もかもがダメだと思う。題材である「共感覚」ってゆーのがせっかく興味深いにも関わらず、それをまったく上手く使ってない。もう少し話の真ん中くらいでビジュアルな説明もあったほうがよかったと思う。最後の最後に雨がガーベラが降ってくるように見えるところでわかったが、それにしても、ではこの共感覚がどのように殺人に結びつき、動機が何なのか、どうやって殺したのかの説明もないため、「雨がガーベラに見える。え、それで?」と言いたくなった。誰が書いたのか知らないが、あまりに稚拙なストーリーだったと思います。 [DVD(邦画)] 1点(2006-07-04 11:34:04)(良:1票) |
5. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 ぜんぜん期待してなかっただけに、「えー、結構おもしろいかも」と思ってしまいました。よくできてると思う。結局彼が最後に取った手段は「出会わない」ってゆーか、嫌われるってゆーか。で、なぜか私は「あなたのキスを忘れましょ」の歌の「出会わなければよかったの?」というフレーズを思い出した。 どう転がしても誰かが不幸になる。で、結局彼女に関わらないことにしたわけね。 最後に街ですれ違うシーンでもう一度再会してハッピーエンドなのかなぁと思わせるけど、すれ違うだけで他人のままでい続けるところがよかった。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-26 16:50:36) |
6. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 好きかと問われれば、好きじゃない。が、しかしショーンペンの雰囲気とかはいい。で、ショーペンの奥さん役が憎らしい感じで上手いと思うし、ティム・ロビンスやその奥さん役がすごく上手かった。しかしどう捉えていいのかわかんなかったなぁ。 結局間違えて友達を殺しちゃったわけだし、その落とし前はどうつけるんだ? 過去の殺しはタレコミという理由があったから理解できるけど、今回は明らかに間違えだったわけでしょ。そんな月500ドルくらいの慰謝料じゃ済まないと思うわけ。で、ショーン・ペンの奥さんがあなたは間違ってないくらいのことを言うわけだけど、それが私にはものすごく恐かった。ショーペンの犯した間違いよりも誰よりもあの奥さんが恐い。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-14 04:48:41) |
7. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
こういうことが実際に起こったんだなってこと自体で驚いた。でも映画としてはそこそこという感じです。どなたかが言ってましたが、確かにもう少し偽造の技術とかそういう部分を明確に盛り込んだらリアリティも出てきて面白くなったかもしれない。なんとなく偽造の犯罪っていうよりは、単なる詐欺師。しかも口だけみたいな感じになっちゃうかもね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-05 14:01:50) |
8. グリーン・デスティニー
こういう映画ってなぜか妙にアメリカ人にウケる。アジアの精神世界みたいなものに憧れ(?)があるのか、妙に影響を受ける人たちがいる。しかし私は日本人でチャンバラやカンフー映画を見慣れているので、映像がきれいなカンフー映画という印象でした。 しかし、もちろん主役の女の子はきれいだったし、チョウ・ユンファは渋かったし、絵もきれいだったからそれなりに楽しめたけどね。 [映画館(字幕)] 7点(2005-07-05 13:52:01) |
9. オーシャンズ12
《ネタバレ》 うーん、やっぱり「オーシャンズ11」の方がいいですね。オーシャンズ12はテンポが悪かったように思う。色々なことが多すぎて、まとまりが悪かった。しかもジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツの振りをする部分なんていうのは、本当にヘタクソなストーリー構成だし、そこにブルース・ウィリスまで登場させるとなると、何となく作り手が冗談半分で作ったような感じになってしまっている。 [映画館(字幕)] 6点(2005-07-05 13:45:24) |
10. アビエイター
《ネタバレ》 ディカプリオはやっぱり変わった感じの役をやらせる方がいいんだなぁと痛感した。タイタニックのようなヒーローはヘタクソ。ヒューズは変わり者だったそうだから割と上手く演じることができたと思うけど、5年後くらいにやった方がよかった気がする。ちと若すぎたね。 キャサリン・ヘップバーン役もエバ・ガードナー役も上手かったと思うけど、どちらかというとエバ・ガードナーの方が良かったと思う。キャサリンは本当にさばさばした女性だったのかもしれないけど、私はあのさばさばがなんだか演技っぽくて、狙ってるような感じに思えてしまったのです。だからケイト・ブランシェットがアカデミー助演女優賞を取ったのは当然だったのだろうけど、かなり狙ってたような感じでどうもねぇ。。。と思ってしまいました。 [映画館(字幕)] 7点(2005-07-05 13:38:50) |
11. ロスト・イン・トランスレーション
非常に面白かったと思う。もちろん日本の描き方に多少誇張があるかもしれないが、アメリカ人から見ればあーゆー感じに見えるんじゃないかな。異国の異文化という非日常の中の非日常で孤独感や自分自身に問いかけるのは当然みたいなものだが、東京だからこそあの感じが出るんだと思う。私はNY在住ですが、「こんなにたくさんの人がいるのに、私を知ってる人は誰もいない」と思ったものです。そして自分は一体ここで何をしてるんだろうなどと自分を見失ったりもする。何でもあって便利な都会だからこそ、そんなふうに感じてしまう。孤独感とか疎外感とか違和感とかの中で自分を見失ってることに気が付く。これってそういう話。ロマンスっぽいところはあくまでもスパイス。 8点(2004-02-29 03:23:01) |
12. デンジャラス・ビューティー
女は化粧とヘアスタイルでどうにでもなるとは私の友人の言葉ですが、まさしくそれを裏付けるような話だったね。サンドラ・ブロックが最後には"I really want world peace"「世界平和を」っていうところで私は泣けた。 8点(2003-12-13 07:18:00) |
13. トレーニング デイ
デンゼル・ワシントンにはいい人であってほしいんです。こういう役って受け入れられない。でもイーサン・ホークはよかった。 7点(2003-12-13 07:10:43) |
14. あの頃ペニー・レインと
これは胸キュンもの。何が泣けるっていう話でもないけど、甘酸っぱい話だと思う。あれくらいの男の子の年上の女性への憧れっていうか、すごく純粋なのよね。アメリカ人に言わせると、とにかく映画に流れる歌とかはなつかしくて、それだけでも楽しいらしい。私はそういう感覚ないから、単にストーリーを楽しんだ。 8点(2003-12-13 07:08:14) |
15. ブリジット・ジョーンズの日記
自分の世代だからか、こういう働く女ががんばってるストーリーがすきなのよねー。すごくかわいいと思った。 8点(2003-12-13 07:03:53) |
16. アザーズ
私は恐かったです。結構ドキドキしちゃった。ぜんぜん前評判を知らないで見たので楽しめたけど、やっぱり最後にシックス・センスに似てるなと思った。それにしてもニコール・キッドマンが美しい。 7点(2003-12-13 07:01:05) |
17. ウォーク・トゥ・リメンバー
意外と点数高いんですねー。私は普通の恋愛映画だなと思った。 6点(2003-12-13 06:58:34) |
18. ショコラ(2000)
ジョニー・デップがかっこいい!! 結構いい話だと思う。あの店のショコラがおいしそう。 8点(2003-12-13 06:51:00) |
19. アバウト・ア・ボーイ
ヒュー・グラントの孤独で自分勝手で誰も愛せない主人公がよかった。子供嫌いなのにだんだん子供になついてくる。子供がなつくっていうより彼がなついてきた感じだったかな。 7点(2003-12-13 06:48:55) |
20. エリン・ブロコビッチ
エリン・ブロコビッチが服装のことでクレームを受けるけど言い返すし、服装を改めないところも好きだし、最後の方のシーンでサインを集めてきた時に、"600 blow jobs"って言ったところが笑えた。元気になれる映画だと思う。 8点(2003-12-13 06:44:19) |