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コメント数 204
性別 男性

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1.  アマデウス ディレクターズカット
モーツアルト、サリエリ二人の子供時代のシーンがあるのですが、モーツアルトはすでに音楽の才能を開花させ、サリエリは普通に子供らしく遊んでいる。うーん、あとでいかに努力しようがもう勝負はついていしまっているという残酷なシーン。神を信仰し、女にも手を出さず品行方正真面目に生きてきた男が無能な存在となり結局何も得ることができずなかったという事実が、神を信仰させることで人を救うはずの神父を沈黙させてしまう。サリエリのように自分の無能さを徹底的に認識させられたときは精神に異常をきたしてしまうのでしょう。きっと我々凡人が何とか平静を保っていられるのは自分を勘違いしているか、鈍感であるかのどちらかなんでしょうね。内容、映像、音楽、すべてにおいて傑作です。
10点(2003-12-13 04:32:48)
2.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
非常に面白かった。子どもの能力や個性は違うのは当たり前。個人の個性を見抜き、適材適所で自己の重要性、責任感を認識させ、達成感を味あわせる。誰もが演者に成れるわけではないが、裏方にも自分のできる仕事はあり、それはとても大切なこと。内気で前に出られなかった少女が実はものすごい才能を持っていて、このことがきっかけで前に出られるようになる。伝統校ゆえに校長も規律に縛られ、自由に考えることができない。反抗期の象徴であるロックを通じて、自分自身を表現することを覚える姿には素直に感動できます。まぶしすぎる子ども達の輝きの前に、主人公も最後には自分の才能のなさを自覚し、ミュージシャンで成功することをあきらめる。これも大きな成長なのだと思います。ステージで自らやりたいことをして輝く息子を見てうれしくなってしまう両親。教育って本当に難しい。
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-09 12:06:25)(良:2票)
3.  ビッグ・フィッシュ
人生は平凡なんだけど、空想くらい楽しいほうがいいじゃないですか。子供のころには楽しめた架空の話も、大人になればサムイもの。あまり接点の持てなかった父親が子供を楽しませるために話し続ける架空の話。すっかり冷めた大人になってしまった私も十分楽しめるものでした。
9点(2004-12-05 17:29:27)
4.  A2
監視する側だった住民と心を通わせるオウム信者の映像がなんとも温かい。数年間の苦労で疲れきった荒木さんも心配です。性欲を正直に告白する信者。なんとも人間くさいじゃないですか。普通に暮らす信者と狂気じみた住民。正常なのはどっちなんですかね?
9点(2004-11-18 20:40:38)
5.  ラブ・アクチュアリー
観た人をここまでハッピーにしてくれる映画はそうないのでは?随所に笑いあり、涙ありでとてもよくまとまっていて感心してしまいました。首相が前の彼氏を暗殺しようか、とか言ったりユーモアもたっぷり。冷めていたカップルも二人で観に行けば付き合い始めたころを思い出すこと間違いなし。
9点(2004-02-13 00:04:08)
6.  シティ・オブ・ゴッド
独特のざらついた映像がブラジルのスラムのすさんだ感じを表現していてなんともいえない。スラムを脱出したカメラマンの青春物語としても傑作です。
9点(2004-01-03 01:20:11)
7.  インファナル・アフェア
これぞエンターテイメントという感じです。主人公の二人にしびれました。アンディラウ細すぎ!!うらやましいし、このように年をとりたいよ。ちょっと調べるとアンソニーウォンは同い年なんですね。きっと俺はこんな42歳(体格、頭皮など)になるんだろうな(笑)。
9点(2003-12-20 23:13:18)
8.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
いやーなかなか。開始の部分で酔っ払った主人公が適当なことを言い続けるのもしっかりした伏線だったのですね。思春期の噂は学校という狭いコミュニティーの中で人を追い詰め、自殺まで追いやってしまうというのもなんだかその時期特有のもので痛々しい。姉が弟に胸を吸わせているときには恍惚の表情を見せているのですが、やはり内心では葛藤があったのかダムの事故は本人の意思による自殺。弟も原因を噂を流した男に押し付けなければ心的葛藤も処理できなかったのでは?復讐へのモチベーションが弟をあそこまでの実業家に成長させたのでしょう。ただ殺すのではなくて、15年という時間を奪い、娘と肉体関係を持たせるという大きすぎる十字架を背負わせてその後も人生を続けさせる残酷な計画。ビデオで何年もかけて壁に穴を彫り続けていることもわかっていて、あえて止めず徒労にさせて脱出できそうになったら開放するというのもイヤらしい。私は弟が娘に事実をしっかり伝えると思ったのですが、姉を死に追いやった舌を切り取ったことで許したのは意外でした。経済的、肉体的に破綻しつつある男の愉悦の終了。最後主人公は催眠術で記憶の修正を図ろうとしますが、きっと変われないんだろうな。ズルズル引きずりつつもなんとか生きていく。それが人生なのだから。
[DVD(字幕)] 8点(2005-04-02 21:20:31)
9.  ソウ
いやあ、すごい。低予算でもアイデアが優れていれば面白い作品ができるという好例。ヘタレな私は血の多い部分ではドキドキしっぱなしでした。
8点(2005-03-24 20:33:49)
10.  シルミド/SILMIDO
歴史の暗部を主題にこのような映画をつくれてしまう韓国ってすごい。私が感じたのは「相手を思いやった愛」ってなんなのかな?ということでした。というのは、隊員の処刑が決まったときの反応として、色々と同情的でいい人っぽい教官は自分の保身のために処刑を即決。写真を破ったり、殺したくなるほど酷そうな教官は反対する。一見反対のような反応を示すと思えばそうではない。究極の決断時には本当の人間性が出ますね。愛があればこそ厳しく接する。ちょっと考えさせられてしまいます。面白くも悲しい、いい映画です。
8点(2005-02-10 21:10:27)
11.  ジョゼと虎と魚たち(2003)
恋愛している期間だけでは見えない、身体障害者と暮らしていくという現実。最後にジョゼを捨てたのもある意味「大人の選択」だとも言える。ファンタジー路線に突っ走らなかったのはただのアイドル映画で終わらせなかった成功要因だと思う。
8点(2005-01-19 09:00:46)
12.  スパイダーマン2
面白かった!単純なアメリカンヒーローモノじゃなくて、妙に貧乏だったり悩んだりする主人公を「永遠の童貞」トビーマグワイヤがうまく演じてました。エレベーターのシーンや洗濯機でスパイダーマンのタイツが色落ちしているところなんて従来のヒーローモノでは考えられない爆笑シーンだと思いますよ。すげえ監督だわ。
8点(2005-01-02 20:48:53)
13.  リリイ・シュシュのすべて
稲中卓球部をおバカな中学時代を理想化させた作品だとすると、この作品はこの時期に生まれる様々な感情の流れ、人の汚い部分を具現化させた寡作だと思います。ここまで極端な悪事はなかったでしょうが、差別、いじめ、嫉妬など誰もが中学時代に経験し、目撃する出来事ではないでしょうか。舞台は地方都市なので、一度自分の立場を決定されると逃げられないという閉塞感もあるでしょう。岩井氏の美しく優れた映像技術で我々の記憶がよみがえられされるとともに、人が子どもから大人になる前に持つ最後の攻撃性を見せ付けられ苦いもの感じる。大人になれば露骨ないじめなんかはしませんから。
8点(2004-12-23 23:11:24)
14.  マレーナ 《ネタバレ》 
主人公の少年を見て、ドキドキしながらエロ本を買った中学1年を思い出し青すぎるノスタルジーに浸ってしまいました。今は周りに女性がいても平気でアダルト誌を立ち読みしている自分がいて、鈍感になってしまっていることに嫌になってしまいます。男性ならば誰もが共感できる思春期に通過する性的儀礼なんじゃないかなあ。好きな女性と一緒にいる姿を妄想したりするのも。半ズボンから長ズボン、床屋の席、タバコなどわかりやすい表現で大人への階段を登る主人公の姿を表現できていたと思います。女性の観点から見ればあまりに美しすぎる女性は嫉妬され、たぶん鑑賞した女性の皆さんは嫌悪感を感じていると思うしそのようにレビューを書いている方が多いですね。なぜなら大部分の女性は町の女性であり、マレーナではないから。そりゃあ美しい人に心のそこで苦々しい嫉妬の視線をむけている自分をリアルに表現されれば嫌なものも感じますよ。現在のように生活保護もなく、不安定な政情の中、戦争により、亭主、父親を失い生計手段がなくなったとき現実的に春を売るくらいしか生きる手段はなかったことも容易に想像できますし、それを決意したときに紙を自分で切るシーンなども印象深い。面白かったです。
8点(2004-04-11 19:10:52)(良:1票)
15.  ノー・マンズ・ランド(2001) 《ネタバレ》 
戦争映画の秀作。中途半端に騒ぎ立てて結局帰ってしまう国連軍、われ関せずのその上司、ハイエナのように不幸の臭いをかぎつけオイシイ映像を撮ったらさっさと帰ってしまうマスコミ。戦争というイベントを通して映し出されるエゴと偽善。誰が始めたもわからずに殺しあわなくてはならない悲劇。戦争映画といえばボッカンボカンと無駄に派手な映画、また「戦争反対!」と押し付けがましいヒューマニズムを前面に押し出した映画が多い中、これほどフラットな視線で人間を描いたものは貴重だと思います。
8点(2004-02-03 18:33:50)
16.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
いやーよくできた脚本で感心してしまいました。女生徒のレイプ事件のあとよれよれのハーバードのトレーナーを着続ける主人公になんともいえない哀愁が。。。死刑が執行される直前の絶妙なタイミングで女性記者を呼びつけ殉教者を作り、うまく世論をコントロールする、すべて3人の計画通りだったんですね。ホームビデオで淡々と人が死ぬシーンが流れるのはシックスセンスと同じようになんとも怖い印象があります。
8点(2004-01-29 22:35:17)
17.  アバウト・シュミット
寡作。実際の億万長者のバフェットと平凡に生きてきたシュミット。定年間際のお父さん達はズシッと来るものがあるんじゃないかな。
8点(2004-01-27 00:31:54)
18.  ミスティック・リバー
重厚な作りですね。ずっしりきました。人生は清濁併せ持つ川、「川の流れのように」過ぎていく。。。
8点(2004-01-22 21:54:48)
19.  シカゴ(2002)
レニーゼルウィガーの一般人的なキャラクターがセレブにあこがれる女の業をリアルに表現していて面白い。ダンスレッスン大変だったんだろうなあ。
8点(2003-12-20 23:05:45)
20.  マジェスティック(2001)
最後にアメリカンヒーローとして扱われてしまう、町の歓迎などコテコテの部分はありますが素直に感動できる作品だと思います。戦争で将来を担う若者の多くが死んでしまった町にジムキャリーが現れることで寂れた町が活性化し、輝いていくさまはとてもいいと思うのですが。
8点(2003-12-19 21:19:16)
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