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コメント数 3256
性別 男性

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  STUDENTS & TEACHERS 《ネタバレ》 
まず最初に映し出されるのは、オカメチックな女子高生。その後に主要人物数名の顔が映し出される。あとは誰が生徒で誰が教師なのかという興味に移る。だが、ここから登場してくる教師数名の数々はあまりに普通に一般人的であり、それなりの悩み抱えてんだな的な人たちであり、逆に生徒側のほうが男子も女子も年相応ながらすごく純粋で真面目な考えを基に突き進んでいる感があり、好印象。そしてその中で自分の事より他人の事優先的な精神でまさか皆を動かし、結果的には綺麗に4カップルを成立させてしまったオカメ女子の功績はあっぱれだ。そして知らずと本人まで報われてしまったというオチがとても心地良い。彼氏となるあの学生服男子がオカメ女子アサミに対する告白を迷っていた理由だってすごくよ〜く分かります。木村先輩が草川先生への関心を断ち切れなかった気持ちだってよ〜く分かります。離婚しながら半年も同居している教師夫婦の関係は不思議だけど、有り得ない話ではないですし、残ったお家のローンの支払いを巡るあれこれや、事が解決してゆく様はとても心地よいです。 アサミ・京介・タダさんの3人で始まった話し合いから集団移動し、3人から4人、そして4人から5人、さらに5人から6人と順々に一人増ししてゆくとこホントおもろい。 ただ、ラブホまで押し掛けてんのはほとんどコメディの世界となってるが、まあそれもよしとしよう、それが今泉アイデアであり今泉ワールドな訳なんだから。  ショート映画と言うなかれ、これは実に濃厚で面白さ溢れる41分だ。  #タダさん綺麗 #奈々子先生、なんかダメ女子そうなんだけども、お口がとても魅力的 #ダメそうな男に結婚を迫る草川先生も魅力的 #憧れだった奈々子先生とまさか付き合える事となってしまったラッキーボーイはうらまやしいけど、きっと残りの人生運をそこで使い果たしてしまってる。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2022-05-07 22:40:58)(良:1票)
2.  At the terrace テラスにて 《ネタバレ》 
テラスでの初対面・出会い・飲酒・喫煙・歓談・女同士の嫉妬・忖度交えた社交辞令など それを偶然庭の植木に居合わせたムササビ君が全て見てる聞いてるコトの成り行き全てを知っている。 そして、本日のメインディッシュとなった白い腕だってちゃんとじっくり見ている、胸の谷間だってしっかり見つめてる。ついでに、お触りの瞬間・その場が凍りついた唐突なキス・見てはいけない男同士の接吻のシーンなど全て記録してます。見てる聞いてるムササビ君は声を押し殺して笑ってる。 そして一人の人間が死の世界ヘと旅立つ瞬間見届けて、ムササビ君はもういいやとばかりに争いゴトの無い静かな夜空へ向かって飛んでゆく。その後、修羅場を迎えちまったようだが、恐ろしくてもう見ちゃおれんので、あとは知らん、勝手にせえやとばかりにその場を後にする。  えっと、今さらですが、こんなに楽しい舞台だっのなら生で見てみたい。この舞台の再現、この同じ面子でまたやっていただけないかしら。そしてそれをソフト化していただけないかしらと願ってみたりする。 普段、映画の好き嫌いを女子の人数と質で決める事もある色メガネ的な自分なんですが、この舞台に関しては和美とはる子のお二人だけで十分で、白い腕が一本あれば面白いお話の出来上がり。いやあ面白いです 山内ケンジ監督また子のような形の新作撮ってください お願いいたします。  #ファンケル  #谷崎潤一郎 #田ノ浦イジメ #グラッパ #シャワー
[DVD(邦画)] 10点(2021-12-12 18:21:16)
3.  パンとバスと2度目のハツコイ
プロポーズを受けながらOK出す気もないのに指輪をベタベタ触って自然と薬指に嵌めてる天然さ。まずはそこで掴みはオッケー。 だけど、基本彼女は天然ではないんですよね 素直にマジメ、生活習慣においてもきちんとマジメ、恋愛感においてもきちんとマジメ、家族愛に対しても優しくマジメ、友人間の付き合いにおいてもすごくマジメ、だけども、堅いワケでもなく、女子的にすごくやわらかく。 そんな、たかが一人の娘の日常生活と恋事情の111分。削れるところは大いに有る。だけど削らなくてよい。ほんわかほわほわ流れる時間が全編に渡ってすごく心地好い。素敵すぎるほどに心地好い。主演:深川麻衣のまったり感と脚本及び監督:今泉力哉さんの好相性。そして無駄に思えなかったカメラワークの111分。そして邪魔にならないBGMでピアノソロとかギターソロ。ラストシーン手前では楽器名分かりませんが(エレクトーン?もしくはアコーディオン?)決して歌声の入らないその音楽たちがその場その場で的確に嵌まっていました いろいろ素敵。  タイトルの語呂の悪さはあまり好きではないが、分かりやすく言わせてもらえば、パン屋に勤めるふみがバス運転手のたもつに2度目の初恋、久しぶりに出会って2度目の片想い。 結果、二人の恋の行方がどうなり幕を閉じようがそこにこだわる気持ちはないです。とにかくまったりと素敵な時間であった全編通じて大好きだ。 ただ、好きと言えど、別にふみとたもつの恋路に限った事ではない。逆に恋路については先にも述べたように私観的には二の次で。 その他のところで、ふみとニコの清い姉妹関係が見ていてかなり微笑ましい。寝入る姉貴に命の目薬をさしてあげる妹の姿がむつまじい。 孤独感を必要とするふみの独り芝居の空間が何かにつけ微笑ましい。見ていて飽きない 不思議な力だ 深川麻衣、容姿の地味さと普通っぽい女子さと声のトーンとこの作品のテンション ぴったりと合っていました。 とかまあ、ごちゃごちゃ言ってしまいましたが、とにかく全体的なものとしまして この作品自体に初見で一目惚れ。二見目の111分で二目惚れ。 三度目は少し間を空けて、でもきっといつの日にかまた目にしたくなるだろうなと確信しています。 (でも、これ言ってしまっちゃナンだけど、全然大したお話じゃないんだよね。別に普通なんですよね フツー。)
[DVD(邦画)] 10点(2019-02-12 22:00:57)(良:2票)
4.  エル ELLE 《ネタバレ》 
飽きずに三度観ました。 いやあ これはヤバイ。 語りたい事が大いにあってこれはヤバイ。 単なるエロっぽサスペなんかじゃない。彼女と周りの人間 全ての絡みが濃ゆい濃ゆい。彼女にとっちゃ常に平常心で淡白な行動と言動の一部なんだが 実はその全ての絡みが重い重い。言葉悪く言ってしまえばドロドロなんだが だけども彼女のヒョンとした表情やらキュートな仕草にこちとら上手くはぐらかされるんです。そして歳はとってもしっかり女であること演じていらっしゃる様が凄い。この方きっとこの先70になっても80になっても女性らしさを失わない色気を保ったままでいらっしゃるだろうなという事が想像出来ます。いやはや、恐れ入ります さてと、自分と違って女性の方の見方や言い分とはどんなものなのでしょう。この先少しづつでも投じてこられるであろう御意見やら御感想がすごく楽しみとなってまいります。   そんな本編、記憶に残ってゆきそな好きなシーンてたくさん有りすぎるんですが、 彼女と息子の絡み。その息子の恋人との辛辣な絡み。 元夫との絡みで(何をしでかすんだ!バンパーぐしゃりw) 彼女とロベールの絡みで(最後のSEXだと宣告しといた上でベッドの上では死んだフリw) 母の家とはいえ、ベルも鳴らさず土足入りw そして半裸の男がいてもお構いなし。 などなど、いろんなシーンが蘇ってきますが 最後にもひとつ、 猫に語りかけたセリフで 猫ちゃん(ああいう時には見てるだけじゃなくって、奴の目玉でもくり抜いて、でも、)『目玉をくり抜けないんであれば せめて引っ掻いて』とは、いやはや、かわいらしい会話だった。とにかくこの作品は暗くない。彼女のブラックさと明るさが混ざり合ったどちらかというと、明るさ寄りの映画です。まあね変態映画である事は間違いないですが。
[DVD(字幕)] 10点(2018-04-15 20:51:51)(良:1票)
5.  チチを撮りに 《ネタバレ》 
どうせ乳ではなく父のくせして チチを撮りにという奇をてらい過ぎた感のあるタイトルが好きになれずに今までずっとスル~。 だが今回、先に何も関係もないところで見てしまった冨永昌敬監督のローリングという作品に出演されていまして そこでとてもセクシーな役柄演じてました柳英里紗という女優が気になってしまって彼女の出演作を遡ってみたいという思いからここに辿り着いてしまったという経緯。 だがしかし、それが功を奏した形となってしまい 嬉しく思えてしまった今に至り、。  さてとそんな、チチを撮りにという この作品の評価やいかに・・   良いお話であったとか感動してしまったとかいう言葉は使いたくない。 でも実際には、有るところでは有り得る話であり、実にリアルな話で泣けてくる。 でもそんなシュールなお話を娘二人が泣けるどころか笑いと真面目さに変えて見事にやりきってしまっていました。 そして陰ながらぶっとい骨格像となっていたお母さん然り、突然現れた姉二人の前では子供らしさと素直さと切なさをフルに醸し出しきってしまったかわいらしい弟:千尋君。 と つまりは当然、娘二人だけで成り立っていたお話ではもちろんないですが 一言で言わせてもらうなら やはり、 娘二人の素敵なロードムービーであったと言いたい 葉月と呼春。  そして お母さんを含めた がんばれ母子家庭、親子三人の強い絆をまざまざと見せつけられてしまった作品となっていました。  だけど血の繋がりは簡単には断ち切れない だから結局避けられない→ 葉月がやってしまった人生二度目の万引きは、母の為であり、そして父の為であり、もちろん自分の為であり、そんなお父さんの身体の一部、右腕のどっかをお母さんの手で川に成仏させてあげれたことに心地良さと清々しさを感じながら終えてしまった。よってマグロの登場で唐突に終わってしまったかのようなラストだって全然悪くはない。むしろ良かった とにかくこの73分に蛇足なシーンなど一つもなかった。そんな娘二人の素敵なロードムービー 何度だって見返せたし、まだまだ見れる。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2017-04-15 23:00:05)(良:2票)
6.  星の子アルフェ
とにかく見てほしい。 ちょっと複雑な事情はあるけども、親が子に注ぐ愛情と、その愛情によって笑顔が絶えないアルフェの姿とその成り行きを。 気の毒な思いでみる必要は全くない。今のアルフェの現状ありのままの姿を総合プロデュースして世界発信してくれた父親のユゴー・ラチュリップさんにそんな思いは全くない。これは商業目的ではないと信じたい。  アルフェは泣かない おどけたその笑顔を絶やさない  出来ることなら、失礼ながらずっとその成長過程を見届けさせてもらいたい   1・2・3・4・・・・ 5だよ、どうだ アルフェ 覚えたかい?   そんなアルフェとアルプスの少女ハイジでも出て来そうな綺麗な山とその景色と光と影と雪やシャボン玉や小動物を綺麗に捉えたショットがまた見惚れてしまうほど素敵によい。 カメラマンは最高の仕事をしてると思える。そしてまた撮り続けてほしい アルフェの光輝く未来とその真実を。
[地上波(字幕)] 10点(2014-04-07 23:26:05)
7.  ムカデ人間2 《ネタバレ》 
8月25日、ようやく九州上陸。首都圏より一ヶ月遅れでの上映だったことに大いに不満は有るものの、まずは上映された事に感謝です。 日本国内でも上映禁止になるのではないのか はたまた、首都圏だけの上映で終えてしまうのではないのか なんて眠れない日々が数日あったなんてことは内緒の方向でお願いしたい訳ではございますが、あとは是非とも後ほど数回でも観てみたいので、DVDのリリースのほうを待つのみと‥ (^^;)  そんなムカデの2。今回、想像を絶するおぞましさへと変貌を遂げてましたね 醜さと不気味さと薄ら暗さと汚さと。 その元凶となるもの、チビハゲデブメガネ・短足・短小・根暗・脂ギッシュと今んところの八冠王。マーティンさんのご登場。 ハイター博士に替わる二代目博士として ( とはいっても ただの地下室駐車場の監視員? 医学的知識なんて一切ナシ? ハイター博士の見様見真似? アシュリン・イェニーにホの字という設定? 妊婦のような腹をしてるが別に身ごもっているってわけではない? )  とにかく この人の発掘と起用は凄い このひとのせいで 前作、ハイター博士とムカデトリオが作り上げてた綺麗な (へ、綺麗な?) 初代ムカデ人間の美的センスを一挙に100から0へと急降下させてしまったくらいの壊れようだった。見事といってよいほどの堕落ぶりだった。凄いぞ マーティン 頭でも撫でてあげようヨシヨシと。  でもさ、ほんとに凄いのんは監督:トム・シックス。 なんて下品な監督なんだ あなたにモラルは無いのか 家族はいるのか これって親には見せれるのんか 誰かがどこかでこれ真似でもしたら どないして責任取るのんでしょうか マーティンさんが実在したならどないするんでしょうか バールも銃刀法所持違反の対象にすべきなのでしょうか ナフコで販売しててはダメなのでしょうか グッデイは? なんて問題は山積みとなってしまいますよね きっとその責任は全て負ってくれるくれるのでしょうね トム・シックスっさん。あなたすごい。ムカデの3が益々もって楽しみになってきました。今度は500人になるとか ならんとか 今のところの情報でございます。
[映画館(字幕)] 10点(2012-08-27 22:03:46)(良:2票)
8.  トイ・ストーリー3
なんて素敵なお話なんだ  おもちゃの力は偉大なり。 全てのキャラが愛しい(イチゴ味のクマさん含む。)  というか、変なことにイチゴ臭のクマさんに対する愛情が芽生えてきてしまった。 近年、UFOキャッチャーの出現により ぬいぐるみが氾濫。 ぬいぐるみの希少価値が下がってきてしまった今でこそぬいぐるみに対する更なる愛情を植えつけてほしかったんだけども、結果はご覧の通りで ちょと悲しい。 でも これだけ笑えてスリリングで楽しめたのはあのクマさんの功績大でしょ。どうか彼を憎まないで。どうか彼にこそ功労賞を。
[地上波(吹替)] 10点(2012-07-18 18:37:35)(良:1票)
9.  ばかもの 《ネタバレ》 
内田有紀がとばすとばす。あんた一体どこまでやってくれちゃうんだってほどにとばしまくったあと急に姿をくらます。そして残された成宮クン。 その後、酒に溺れてゆく一方で 社会のつまはじき的人間へと落ちぶれ、変わり果ててしまってゆく成宮クン。 ~中略~~  時は流れて お互いいろんな事に躓き、いろんな人を失いながらも、そして再び出会った 結果、元さや。 別に良いお話でも何でもない   だが、しかし、話の筋より他に、自分は成宮クンの必死な成りきりように心奪われてしまった。まるで始まりと最後では顔つき違ってきてしまっているし、人格だって変わってきてしまってる。どうしてこうもリアルに演じれるんだ 凄いと思うこの役者。そして内田有紀、他に友人池内博之、白石美帆先生、母親浅田美代子に秀の家族たち、ついでに犬(ほしの)。 良いお話ではなかったが、良い面子によって ひじょうに良いものが出来上がってしまってたような気がする。 そして忘れられない ラストシーンの綺麗な光景。川と緑と光が射し込むあの光景 そこに秀と額。
[DVD(邦画)] 10点(2011-07-03 23:47:51)(良:1票)
10.  キック・アス 《ネタバレ》 
出し惜しみすることなかろう 10点ですじゃ。面白いものは面白いのじゃ。素敵なものは素敵なのじゃ。例え、主人公が忍者タートルズに見えてこようが、焼け焦げたビッグダディの素顔がサンダーバードのひとに見えてしまおうが、そんなことはお構い無しだ。笑った。泣いた。シビれた。燃えた。 &ヒットガールの登場に心躍った。時間がなくて忙しい中、ハイハイ、2日間で3度も観てしまったですさ。 そんなことより、とにかく音楽素晴らしいのじゃ。さっきサントラ買い物カゴに入れてきたわさ。全面降伏なんじゃ。Stand Upとか、Can't Go Back とか、Banana Splits とか、もちろん最高なんだが、 しかし、残念というか、それ以外にサントラにも収まりきれていなかった素敵な楽曲ってわんさかあるんだな~。例えばミストモービル登場シーンの楽曲とか、ギャング団殺戮シーンがフラッシュバックされてた際のビッグダディのテーマとか、若人二人がミストモービルの中でノリにノッてた〝おまえは~イカレてる~♪〟の歌だとか。 (^w^)  結構数え上げたらキリがないんだが、まあ 仕方がないか 当面はサントラ楽曲だけで我慢するとしようか、  というか、たぶん、DVDまだ手元にあるんで きっと明日もまた観る事になっちまうんだろうな 自分。 全然飽きないですやん キック・アス。
[DVD(字幕)] 10点(2011-03-21 23:56:24)(良:1票)
11.  さんかく 《ネタバレ》 
ある事情から、最ッ低ランクに位置付けしていた高岡蒼甫という役者、彼なんですが(ある事情というのは本線から反れた話となりますので別で【エピソード・小ネタ情報】のほうにて述べますが。)今回、吉田監督が彼を主役として起用していた事にすごく残念でならぬ思いを感じていた一人なんです自分。ただし、そんな思いをよそに さんかく、夢中になってしまえる。高岡のあの痛々しさって一体なんなんだ(リアル過ぎるぞオイ!) 田畑智子の痛々しさだって負けてはいない(その救いようのない溺愛ぶりに外野手として救いの手をって求めてしまったではないかよオイ!) そして主犯格の元アキバの子、、、もうなんつったらいいんやら、、、例えば、この子のファーストショット(電車内での居眠りシーン)を目にしてしまったなら もうきっと視聴者既に金縛りにしてしまってて 後の90分の視聴率確保は間違いないんじゃないかとさえ思えてしまえるようなそんなショットとその魅力。吉田監督の大物ロリコンGETぶりもまたしても半端ナイ というか、過去三作品のロリコン題材はせめて女子高生だったのに、ついには15歳にまでその悪の手が伸びてしまったかというような禁断ぶりにはもうメロメロ。ほんとノックダウンされてしまったさ。 そんな甘ったるさやら痛々しさで90分突っ走ってしまってたこの題材、ラストシーンだってかなりのインパクト残しちゃってくれちゃいましたな 好きだな~
[DVD(邦画)] 10点(2010-11-13 17:30:17)(良:1票)
12.  オーバーボード 《ネタバレ》 
御投稿いたしました9点は、ほぼアンナ・ファリスに対する票となりますので純粋に映画に対する評価をお求めの方には御参考になりませんのであしからず。ただアンナ票を抜きにしましてもロマンスコメディとしては十分で、相方となる男や3人の娘たちを交え十分に楽しめるハートフルコメディとなっております。日本では劇場公開されずあまり知られずままに埋もれてゆくのがとても残念で寂しく思います。元ネタは(Overboard)潮風のいたずらの軽目リメイクです。ピンと来たでしょうか、そう元ネタ女優はゴールディ・ホーンです。  さてその中で、特に好きなシーンを一つだけ厳選して挙げるなら、終盤でレオナルドが一人で覗いた双眼鏡の先には 子供たちも含めて皆が総出で双眼鏡を持ってこちらを見つめていたというシーンです。(なんでそんなに双眼鏡がいくつもあるんだ)と可笑しくも胸アツなシーンとなっているんです。あのシーンが大好きなんです。それは潮風のいたずらの時と同じです。  アンナ・ファリス、今回の個人評としてはいつもと違って少しおしとやか女性を演じてますんでいつものコメディ女優感は薄いけど、それでもやはり彼女の存在感は偉大で華が有る。その派手顔と面白い地声と動く姿を見ているだけでいつも毎回楽しい気分にさせてくれる やはり大好き素敵な女性です。
[インターネット(字幕)] 9点(2022-02-04 20:13:57)(良:1票)
13.  バービー 《ネタバレ》 
タイトルこそアメリカンドリームを象徴するバービー人形とアメリカ少女バービーをかけてバービーとなっていますが、話の目線はほぼ優しき姉スニョンにあるのでタイトル:スニョンであっても別に不思議はない。ただ見方によってはここに勢い良く妹のスンジャが割り入ってくるので、その躍動ぶりから、実はタイトル:スンジャが相応しかったのではないかとも見て取れる。 だが不幸にも、事の全てを決定し話を前に進めていくのが、人でなしの叔父とアメリカンオヤジであるという、非人道的な大人二人であるという事実がなんとも皮肉な事でやるせない。 姉の健気さと、妹スンジャのある意味別の意味での健気さに心撃たれる。スンジャの作り笑顔と素の凶暴さの対比にしてやられる。 そこで悲しき推測となりますが、あの子なら(アメリカで生きてさえいれば)残してきた家族の支えとなるお金をしれっと貯めて、実際に助けとなる仕送り等律儀にやってくれていたのではないかと思わされてしまいます。 エレベーターで上がって行きそこで止まったラストショットが痛切すぎて心痛い。  尚、姉役のキム・セロンと妹役のキム・アロンは実の姉妹です。 ちなみに、役歴で申しますと姉のセロンは既にいくつかの作品に出演した上で天才子役と称賛されておりますが、妹役のアロンはここがデビュー作、それでいてあの演技。今となっては、もう一人いる実妹も含め美人三姉妹としてたまにネット上に仲良し姉妹3ショットを掲げておられます。
[インターネット(字幕)] 9点(2022-01-19 18:25:12)
14.  拷問男 《ネタバレ》 
ハードコアなサスペンスとして見た場合、彼を捕獲し、いたぶり始めながらも途中まではホントに彼が犯人なのか、はっきり自白させろよ 実は彼じゃなかったというパターンもアリなのか?という不安もアリだった。 だが、私はパパ彼のやったこと100パーセント許しますけどね。最後、トドメの一撃を刺さなかった事にもそこは良き判断だったと頷いてあげたくなったところです。 だがそれ以前にこれ、もっと一般人の目にも留まり、娘愛のドラマとして、嫌な予感をさせられるサスペンスとして、痛々しいホラーとしてですね、もっと陽の目を浴びて評価されてよい作品なんじゃないかとさえ思います。法に任せばきっと悔しさ残り泣きをみるだけ、勝手に悪人成敗それでヨシ。 だがこれ、拷問男とは、ちょっと浅はかで、タイトル失敗じゃないすか。そこででかなり損をしてますね。変態男とかムカデ人間みたいなノリで売りたかったのでしょうかな 実に勿体ないです 惜しい。
[インターネット(字幕)] 9点(2021-12-29 02:24:52)
15.  街の上で 《ネタバレ》 
まず、男が読書をするファーストシーンで始まり、そのぎこちない演技を目にして、うわあ、なんだこりゃあ 先が思いやられるなあという思い。 続く、ユキとその男の別れる別れないのやり取りを目にしまして、うわあ、この男、ダサ過ぎるぞ 別れたい言われてるんやから、別れたれや、なのに女々し過ぎるぞ、髪型ダサいし、うわ、だめだこりゃあ これは相性悪いかも と思ったのはここまでだ。 はい、何遍でも言います。だめだこりゃと思ったのはここまでだ。 続く、古着屋のシーンとなって世界は一気に変わる。間違いない、これは間違いなく今泉ワールドの幕開けだ。付き合い方が曖昧なカップル間に挟まれる古着屋店主、男が試着するが試着2着目が大きすぎたサイズの違い感、なのに彼女らしき女子がそっちのほうが似合ってるというその理由。いやあ、たまりませんね、相性悪しかなと思えたのは最初だけ。古着屋の試着シーンから先、どんなシーンであろうが、その間が愛しく感じる。最終的には、2時間10分です 長いのかもしれない しかし、長くない どんな会話であろうが、どんだけ放送事故のような間が出来ていようが、そこが今泉ワールドの真骨頂であるわけだからでしてね。いやあ、じんわりとゆったりとした無駄に時が流れて楽しさハンパないのです。 遡ること、ファーストシーンで男(荒川青=若葉竜也)の読書シーンがぎこちなく下手過ぎだったその理由が明らかになってゆく後半、はじめにヘタクソなヤツだなーと思っていてゴメンナサイでしたという詫びの気持ちが発生。そしてラストは幸せいっぱいを見せつけられたところでブチッと終わる。だがその心地好さたるや、相当なものなのである。   #タバコ二本もらえませんか →に、二本? #実際もお茶の上 →成立してなき会話 #バカと言われた後のスキ →が好き
[DVD(字幕)] 9点(2021-12-20 23:43:59)(良:2票)
16.  ミツコ感覚 《ネタバレ》 
しつこい三浦、小さすぎんか三浦、唐突にスボン降ろして襲ってくんなってば三浦、それにも増して、三浦のバーターとなって常にセットで登場してくるようになった姉の不気味さも有りでずっと恐怖感がビシバシ満載なんですが、それ同等にテーブル越しに向き合った松原女房の数分にも渡る笑顔が怖かった。全体通していつ何が起こるんだという不安と期待感が大きくすごくむず痒い雰囲気で楽しめた。 これ山内監督さんの長編映画デビュー作なんですね、この後の作品となった《友だちのパパが好き》こちらを先に観賞し面白かったので遡ってこちらへと辿り着きラッキーだったと思えました。  ただ〈みんななにかおかしい〉というキャッチコピーには違和感が。ミツコは正常だと思えるのですが、おかしいのは、三浦とその姉とミツコの姉エミの3人だけですね。あえてあと一人を足すならこれを撮られた山内さんご自身ですね。
[DVD(邦画)] 9点(2021-12-11 23:58:39)(良:1票)
17.  友だちのパパが好き 《ネタバレ》 
これ問題児なのは100%吹越満演ずる父ちゃんだ。彼が元となってグタグタとなってゆく。 だがオモロイ。  岸井ゆきのは今泉力哉監督作品の《愛はなんだ》の主演女優だったので知っていました。だけど、岸井ゆきのと吹越満以外の面子はあまり馴染みのないお顔たち。だが、友だちのマヤ、母ミドリ、本命視されていた愛人ハズキと、妙子・父ちゃんも含めてグダグダになる感満載の完璧なスクラム組んでいました。いや、オモロイ。 ただ唯一残念だったのは、マヤにフラれた役のヘタレ教師、彼がめちゃめちゃ演技ヘタクソだったこと。  結果は、ネタバレご遠慮いたしますが、病室でのねじれたこじれた関係でジ・エンドしてゆくとこ素敵です。面白い脚本書かれましたね 脚本及び監督の山内ケンジさん。今後その後に撮られた他作品にも手を出してみたく思います。  その他のところで撮影の妙を感じさせてもらえましたのが、母ちゃんミドリが同僚の男とベッドインした際、コトが終わり、男に対して「一緒になるつもりはないの」と告げた後、二人して横たわっていたはずなのに、画面奥側の男の顔がスウッと暗い闇が覆い、そこには初めからミドリひとりしか居なかったかのように見え、男が元から存在しなかったかの如く消えていったブラックジョークな撮り方、あの部分がとても素敵でした。そしてあの後、あの男が登場する事一度もなかった(抹殺でもされたのか?)(笑)いや、切ない。撮り方上手い。
[インターネット(邦画)] 9点(2021-12-10 18:32:55)(良:2票)
18.  死霊館 エンフィールド事件 《ネタバレ》 
廊下のテントは即刻解体すべしだ!あんな物騒なもんを暗がりに置いておくんじゃない。あの立て姿だけでも恐ろしいんじゃって。  死霊館シリーズは、なんかアナベルとごっちゃな感じになってしまって時系列も関係性も分かりにくい上に、タイトル似通ってしまっている為、未鑑賞なのか鑑賞済なのか分かりにくくて困ってしまいます。 だが、この《死霊館エンフィールド事件》この作品だけはタイトル的に覚えやすく確実に鑑賞済と記憶していく事でしょう。ただタイトル的に言ってしまっての事ではない、出来映え見栄えからして かなり真面目な正統派ホラーだったとして記憶し称賛出来てしまいます。そんな自分は今までホラーを幾多と見尽くしてきたオッサンなんですが、まさかこんなに気に入ってしまうとは思っておりませんでした。まさか、これでかなり楽しめてしまったという事実です。子役のジャネット素晴らしい。霊に怯え、暗がりで懐中電灯を持ったまま布団に潜り込み(だけど、灯りは消さず)泣きかけの顔を照らし続けたシーンがお気に入り。家族5人で道路渡って向かいのお家に逃げ込むシーンが危機感を煽るに十分だったのでそのシーンもお気に入り。だけど、そんなことより、あのシスター風の悪魔の顔面は例え昼間の明るい所で見たってきっと恐ろしいはずだ。(笑)
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-10-07 21:20:56)(良:2票)
19.  エクストリーム・ジョブ 《ネタバレ》 
何度となくよく見ていた80年代の香港映画のような五福星のようなアホっぷりが楽しく長い時間もまるで苦にならない御気楽展開なコメディであったし、むしろ、店仕舞いに向けてからのアクション展開は やはりコメディを交えたアクションコメディとして終始ブレる事なくコメディ路線を貫き、更にヒートアップし、その熱で唐揚げ10人前は揚げてしまえそうな勢いだった。でもキャラは5人だったので5人前に訂正。  今回、日本語吹替だったことが吉と出たかな。でも、字幕版と比べてみたくなったりしたかな 電話注文受ける際の下りは、あれってどんな感じで訳してあるんだろうか 気になるなあ。あのフザケた感のある電話応対の第一声「こんなのはじめてだぁ これはカルビかチキンか以降」を字幕で目にした感じってどんな感覚になるんやろうなあ  最後、ブチュウのシーンがまた最高に熱かった。撃ってやろうかってほどにホント熱かった。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2021-09-12 17:45:47)(良:1票)
20.  紙の月 《ネタバレ》 
なぜだというか、残念でならなかったのが隅さんの眼力だ。結果、梅澤さんの不正に気付き、裏を取りに動いた隅さんだったが、時既に遅し。あの性格と生真面目さからいって、もっと早くに梅澤さんの不正に気付いて尻尾を掴みに動く事は不思議でないし、そうでなければ見てるこちら側としてもあの日々の経過に不思議さを感じてしまいましたし、煮え切らない思いがありました。なんなら、彼女は梅澤さんが起こした不正の一件目から首を傾げていた訳なのだから、あのキャラ設定であるならもっと早くに不正の裏取りに動いてもおかしくはない設定だ。それに、途中、ロッカー室で同僚の相川さんが言ってました。ここは監視されてるって、持ち物とか金遣いの変化とか全て見られてるから注意すべきだと。では、その監視役とは誰なのか、、そこは次長であり支店長であり、お局さんである隅さんであって然りでしょ。なのに、彼女は梅澤さんの不正と不倫の果ての豪遊生活を都合二時間近くも放置していた。実際の時間に例えるなら半年から一年以上は経過していたのではないかと思えます。そして結果、尻尾を掴みに動いたのがようやく数ヶ月後であり数十件の横領後、これでは彼女のキャラ設定は一体なんだったのかとこちらが首を傾げたくなってしまいましたし、なんなら梅澤さんが銀行内で良からぬ事を企んでいる際には心臓をドギマギさせるビート音のBGMまで御丁寧に流れ出してたんですよ。あのビート音で梅澤さんの悪事に気付かないだなんてどんだけ耳が悪いのかと(笑)まあ、厳しく言ってしまえば、彼女はそのキャラ設定に対して残念ながら、それを忠実には遂行出来ていなかったと言えるのではないでしょうかとか思う。(しかし、小林聡美さんの演技は素晴らしかった。)  あと、意表を突かれたのが、このドラマの核心的部分は横領に走った女の話なのに、ドラマ中でこの「横領」という言葉が台詞の一部として発せられたのが僅か一回だけで、しかもそれがドラマ経過の二時間後だった事になんと言おうか意図されたものだったのかどうだか気になってみたりしました 答えは分からずままですが。  あと、勘違いをされている方がいらっしゃるかもしれませんからその場面について触れておきたく思います。梨花と光太が玄関のガラスドア越しに会話し、そのまま別れとなるシーン、ここってつまり、浮気してしまいお許しを伺いにきた光太がフラれてしまったかのように映ってしまうんですが、実は違うんです 梨花の台詞が聞き取りにくいものだったのですが、許しを求める光太に対して彼女は「週末にまた行くから」「食べたい物考えておいて」と言っているんです。だけどその切り返しで「そんなのダメだよ、もう無理だよ」と、光太が復縁を望まなかったのです。そこで彼女の「じゃ、おしまい」と言う台詞。つまり、彼女が彼に付き合いの継続を拒否された形になりあのシーン終わっているのです。そこちょっと念押ししてみたくなってしまいました。  あと、此処でどなたかがおっしゃってましたが、ラストシーンの時間軸、リンゴを拾うシーンをよく見てみれば、その時彼女がしている腕時計によってあれが事件を起こす前だったのか後だったのか時期が分かるかもという御意見がありました。なので、二度目の鑑賞時にそこに注視してみたのですが、彼女がリンゴを拾う手は右手、そのリンゴをガリガリ食べるのも右手。つまりあれです 右手しか映りませんでした。左手映りませんでした。(^_^;) よって答えは分からずままでしたが、でもあのシーンは要らなかったと思います。原作には有るシーンだったのか無かったシーンなのか分かりませんが、出来ればラストは 何処へ走り抜けて行くのか梅澤さんのランニングショットのところで終わって欲しかったという思いが残ります。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2021-09-11 06:46:01)(良:1票)
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