1. バック・トゥ・ザ・フューチャー
最近久しぶりに3作見返しましたが、3部作通して観るとこんなに完成度が高かったんですね。改めてスゴイと思いました。もちろん小さいつっこみどころはあると思うんですが、それはそれ。3作の中でもやはり1が最高でしょう。話も明快だし。何よりジョージ! その腰くだけな動き! あんた最高だよ。 10点(2004-08-16 12:34:30)(笑:1票) |
2. 天空の城ラピュタ
宮崎作品は点数とかじゃなくて、もう別枠って感じ。ラピュタは台詞覚えるほど繰り返し観てますが、やっぱりいいですね。私が一番好きなシーンは、シータがパズーに「ラピュタのこと忘れて」と言った後からシータ救出大作戦!まで。ここの緊張感と爽快感は何度観てもゾクゾクします。。。ってちょっと邪道ですか? 10点(2004-08-16 12:27:08) |
3. ワーキング・ガール
これを初めて観たのは中学生くらいの時だったかなぁ。その時のものすごく面白かった印象が強くて、以来私の映画史上に残る名作となってます。時代は感じさせるけれども、訴えかけるものはどんな時代でも共通なのではないでしょうか。(ケビン・スペイシーが出てたことにビックリw) 10点(2004-08-10 12:29:04) |
4. リアリティ・バイツ
これを学生時代観た時は全然共感できなかった。でも大学卒業してちょっと経ってから観たら、ものすごい良かった。今でも気分がくさくさしてくるとこれを引っ張り出してます。何かに息詰まったり、物事がうまくいってない時に、「まぁまぁ、ジタバタしてもしょうがないじゃん」って肩をポンと叩いてくれる、私にとってそんな映画です。 10点(2004-06-21 12:41:04) |
5. 17歳のカルテ
初めてこの映画を観たとき、「助演のコが助演女優賞とるくらいすごいよ!」と友達に話してたら本当にとってたのね。これ観てアンジーのファンになりました。そしてウィノナはやっぱりイイ。あれだけ「可愛い」に「危うい」がマッチする女優って他にいないんじゃないだろうか。ウィノナがタバコ吸ってる姿ってとても好き。病んでて楽しくて痛くて切ないこの映画の雰囲気がたまらなく好きです。 10点(2004-03-10 12:39:36) |
6. ローマの休日
劇場でデジタル・ニューマスター版を観てきました。 この映画を初めて観たのは確か、中学生の頃ビデオで。 よくわかってないくせに当時大人ぶって観てたことを思い出しました。 今観ても充分に面白いストーリーと、ため息が出るほどのオードリーの美しさに10点。みんな10点ばっかりでつまんないと思いつつもやっぱり10点w 10点(2004-01-02 15:45:57) |
7. 千と千尋の神隠し
皆さんの評価が結構厳しいのが意外。私はこの映画、とても好きです。現代の日本社会を痛烈に皮肉ってると思う。冒頭の千尋の無気力な表情から、嫌だとか帰りたいとか言えない環境に放り込まれ働くことによって活き活きとしてくる千。物やお金でしかコミュケーションをとることができなかったカオナシが、銭婆のところで「仕事」を与えられ嬉しそうにうなずく。「今時の若者は」じゃないですけど(というか私も若者の類だけど)、やりたいことが見つからなかったりキツイからと仕事をすぐ辞めてしまったり(自分もなんですが)、そういうのを遠まわしに説教臭くならずにうまく表現していると思う。ぱっと見よりも内容は深いと思います。ところで、ナウシカの時も思ったんだが、電車のシーンは『銀河鉄道の夜』にそっくりだな。何度観ても、階段ダダダダで笑っちゃうし、おにぎりで泣いちゃいます。 [映画館(字幕)] 9点(2005-04-04 17:42:58) |
8. シカゴ(2002)
これは劇場で観たかった! とても惹きこまれました。私には「ムーラン・ルージュ」よりこっちの方がしっくり来た。軽快な曲とテンポのいい展開・ブラックな内容。大好きです。中でもお気に入りはママの歌。あの迫力ったらもうw 唯一リチャード・ギアがなぁ…イマイチ。ブスカワなレニーも大好きだし、ルーシーまで出てたとはとても嬉しい一品です。 9点(2004-04-13 12:32:28) |
9. 激突!<TVM>
何度観ても面白い。おっさん情けなくて最高。タンクローリー怖すぎ。 いつも「抜け道ないの?」って思うけど、ないんだよねぇ。。。 9点(2004-01-27 12:43:06)(笑:2票) |
10. go(1999)
《ネタバレ》 あぁ、好きだぁ、こういうストーリー構成。『パルプ・フィクション』然り、『スナッチ』然り、『ロック・ストック』然り…。登場人物のとる行動のアホさ加減と、テンポの良さと、最悪な事態にそぐわぬコミカルさは『11:14』に一番近いかな。しかしこんなにモロモロ最悪なことが起きて、結局ハッピーエンド??(笑) 要所要所、「コイツ絶対死ぬな」(ラリってたマニーとか、ひかれたロナとか、銃いじくり回してるサイモンの隣のマーカスとか)と確信したのだけど、すべて丸く収まっちゃって、良くも悪くも裏切られたわ。その裏切られ感も小気味良くて好きだけど。ドラッグディーラーのトッドが後半かっこよく見えてきたあたり、私もまだまだ青いな。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-01 12:46:06) |
11. ソウ3
《ネタバレ》 痛い。とにかく痛い。上映中微動だにせず緊張しっぱなしだった映画は初めてです。シリーズファンとしては1,2の裏話が見れたのは嬉しい。人形を熱心に作ってるジグソウさんなんか実に地道でちょっとかわいいじゃないか。初見の客への説明なんかいらないのだ。これはコアなファンのためのシリーズなのだから前作復習はそもそも大前提なのだ。今回良かったのは、登場人物が1並に限定されていたこと。ラストの4人以外はもはや駒でしかない。2はCUBE的に増員しすぎて(CUBEはCUBEで好きです)、今思うと散漫な印象。マシュー刑事へのゲームが主体なのに駒要員が多すぎたな。アマンダの裏ゲーム同時進行というオチはオチとしては若干弱い気が。脳外科手術は劇場で観たときはびびったが、DVDで観たら意外と普通に観れた。だって手術ですから。命かかってるリン女医に感情移入して観るととてもスリリングでグロさはさほど感じません。しかしこのシリーズはここで完結すべきでしょうなぁ。 [映画館(字幕)] 8点(2007-05-14 12:42:56) |
12. カレの嘘と彼女のヒミツ
《ネタバレ》 私のお気に入り映画『ワーキングガール』が要所要所出てくるところもポイント高かったが、予想していたドタバタラブコメを良い意味ではるかに裏切られた。はじめは、やたらテンポが早く(ま、いいことなんだけど)、ドタバタシーンであまり笑えず、「おや失敗?」と思ったが、【アキト】さんの言うとおり心に残る台詞がいっぱいあった。ラストもどうせ陳腐なハッピーエンドに行き着くんだろうと思ってたら別の意味でのハッピーエンドで実に現代っぽく、よくぞ裏切ってくれた。ありがとう。展開も、まさかああいう形で全員を会させるとは観ているこっちも予期せず。うーん、巧い。ホリー・ハンターの役どころは本来ならばこんにゃろワレ!となるところだが、なぜか全然憎めない。なぜだろう? 邦題は覚えにくいけど、カタカナ読みそのまんまとかセンスのない邦題が溢れている昨今、よく考えたね。『黒い電子手帳』じゃ火サスかよ!って話だし。決して派手な作品ではないけど、良作。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-22 20:51:28) |
13. ブロークダウン・パレス
《ネタバレ》 なぜそこまでしてやってもいない罪を被ったか。それは「おまえがやったんだろ」「おまえがやったんだろ」とダーリーンの父からもダーリーン本人からも、挙げ句の果てには実の父親にすら信用されていなかったアリスが、最後に弁護士ハンクから「君がやったんじゃないとわかってるよ」と信じてくれる人がいることに気づいたから。たった一人でも自分を信じてくれる人がいること、理解ってくれる人がいること、このことが人間をどれほど勇気づけるか。それが同時にこの映画の泣き所でもある。ラストが二人とも無罪放免でハッピーエンドだったりしたらこの映画は相当陳腐なB級映画に成り下がっていただろう。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-16 12:16:32) |
14. ロボコップ(1987)
《ネタバレ》 た、たまらん。何がたまらんってこのCG全盛時代において観るED-209。あのコマ送りのような動き。あんなの今となってはもうお目にかかれないからねぇ。ほんと貴重です。いかにも特撮って感じが大好きです。ついでに階段から転げ落ちてぴーぴー泣いてるとこなんてただの赤ん坊です。なんてかわいいんだ。ストーリーはというと、私小さい頃から相当のロボコップリピーターだったようで、ほとんどのシーンを覚えてた自分にびっくり。でも初めて字幕で観て、クラレンスが最期に言う言葉が「サヨナラ」だと初めて知った。またびっくり。思わず巻き戻してしまった。たしか結構グロかったよな~という記憶のとおり、グロ&暗。しかし、「アイデンティティーの確立」なんて難しい言葉を使えるようになった今観ても、ラストシーンの、「ジョーンズ、おまえはクビだ」バババババ!「君、名前は?」「マーフィー」たまらなく爽快っすね。 [DVD(字幕)] 8点(2006-07-26 12:33:49) |
15. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
『これはアクションではなく、ヒューマンドラマだ』と、とある映画分析家が言っていた。『ある者は元に戻りたいと願い、ある者は力を見せびらかしたがる。またある者は悪事に利用しようと・・・』。ヒーローものは、絶対的正義のヒーローvs悪なる悪との闘いってのがお決まりのパターンだけど、ヒューマンドラマとして観れば、なるほど、単なる内輪もめと言われようがそれこそがヒューマンドラマ。一番心に残ったのは盲目の女性が言った一言。「人と違うことは悪いことじゃない」。 [DVD(字幕)] 8点(2006-07-12 12:14:14) |
16. 恋におちたジョージ・ルーカス
《ネタバレ》 ほんとこれが登録されてることが驚きw スター・ウォーズファンは絶対に観ておくべき☆ 私のお気に入りは喘息持ちのダース・ヴェイダーと、チューバッカです。 [インターネット(字幕)] 8点(2006-06-28 12:32:23) |
17. スター・ウォーズ/クローン大戦 <TVM>
序盤「アニメなSW」に若干の違和感を覚えましたが、見ているうちにだんだん慣れてきて、スピード感満ち溢れる話はなかなかに面白かった。話の背景がしっかりしているので、違いはアニメか実写かというだけで、充分にSWサーガに組み入れられる作品だと思います。ジェダイ騎士団の強いこと強いこと。メイス・ウィンドゥにいたっては強すぎてちょっと笑ってしまいました。まるで100人スミスと戦うキアヌ・リーヴスのよう。ルミナーラとバリスがちゃんと出ているのが嬉しかった。しかしこのジェダイたちがⅢでは。。。あぁ、もったいない。個人的には、スカートひらめかせながら戦うあのシスもどき敵が好きです。SWファンなら一見の価値アリですね。ところで声優さんは役者さんたち本人なのでしょうか? パドメ以外はほぼ全員声が似てた気がするんですが。 [DVD(字幕)] 8点(2005-08-11 13:51:07) |
18. ソウ
《ネタバレ》 2回観ました。初回:めちゃめちゃ怖かった! もともと怖いもの好きの私ですが、久々目を覆いながら観てしまったw 2回目:「完全解読」サイト(ゆらめきクルージングさん参照)を熟読の上再見。ほほーぅ。一粒で二度おいしい感じでした。 『CUBE』meets『セブン』がキャッチコピーだそうですが、観る前は『CUBE』要素が強いと踏んでたんだよね。ところが『セブン』要素の方が強かった。。。観てていろいろ痛かった。アマンダの早回しの時の音楽がかっこよくて好き。あとラストもいいね。重い扉を閉めながら「ゲームオーバー!」ガシャーーン! かっこいー。ところで犯人のジョンは素顔でも十分怖いんですけど(汗) [DVD(字幕)] 8点(2005-06-07 16:52:45) |
19. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 仕事が終わって駆けつけたので冒頭5分ほど見逃したせいもあり、『メメント』的せいもあり、「もう一度頭から観たい」というのが今の心境。もっと単純なラブストーリーを予想してたので、良い意味で裏切られた。映像表現が面白く、ちょっとホラーチックなシーンもあったので意外だった。ジム・キャリーの貧相な演技も素晴らしかったが、この映画で特筆すべきなのはキルスティン・ダンストだと思う。彼女の役がこの映画の主題をまとめてくれている。記憶消去作業中なぜあんなにもお気楽なのか(マリファナ抜きにしても)、なぜあんなにも「忘却」を称賛するのか、最初はムカつきこそ覚えたが、自分が当事者になって初めて判った時の表情が切なすぎた。その後、カルテとテープを返却するのはいささか単純な気もしたが。ところで映画を観終わって辺りを見回すと、レディースデーということもあり、30代・独身と思しき女性が結構一人で観にきてた。私は20代・独身女性だけど、一人で観にいってたし、なんかな~。。。複雑な心境で映画館をあとにしました。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-11 12:06:59) |
20. ホワット・ライズ・ビニース
《ネタバレ》 アラ、皆さん厳しいご意見が多いですね。私はこの映画結構ツボです。公開当初劇場でも観ましたが、ビデオで観直したらやっぱり面白かった。思ったよりもホラー色が強くて好き。私はホラーは邦画の方が絶対に怖いと思ってますが(洋画だとたいてい宗教が絡んでくるのでいまいち伝わってこない)、これは素直に怖がれたなぁ。手法が古かったり、脚本がセオリー通りだったりするとこが逆に良いんじゃないでしょうか。ラスト水中でマディソンの腐乱死体がきれいな顔に戻るところは、清清しささえ覚えます。教授への復讐だけじゃなくて、やっぱり本気で好きだったんじゃないかなぁ。。。なんて、おとめちっく過ぎますか? 8点(2005-02-24 12:25:14) |