1. HERO(2002)
《ネタバレ》 銀杏の中での決闘、湖面での決闘、宮殿での決闘は、どれも息をのむほど美しい映像だった。ただ、ストーリーとアクションはちょっと・・。 6点(2004-01-31 23:09:49) |
2. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
若い俳優の脚本ということで心配したが、むしろ大人が書いた更正物よりもずっと説得力があった。ヒロインも個性的でよかったと思う。こういう作品の場合、上品で端正な美人の飾り物のようなヒロインだったらむしろ白けてしまう。知性は感じられないが、人間的に魅力的な仲間達。才能もあり高い地位にあるが人間的な魅力を感じない数学教授。素朴なタッチではあるが、人として大切な物をしっかり描けていた。若手の脚本とは思えない快作。 8点(2004-01-25 16:30:59) |
3. ギルバート・グレイプ
《ネタバレ》 ディカプリオの天才的な演技が特にすばらしかった。いくらなんでもギルバートは不幸を背負いすぎなんじゃないかと思うが、ジョニー・デップの影を帯びた演技も秀逸。家族それぞれが自分の幸せを犠牲にしながら何とか生きていく姿もよかったが、最後に重荷の母親が死んでしまって、ギルバートはベッキーと幸せに、ってのはちょっといただけない。 7点(2004-01-25 01:04:21) |
4. メラニーは行く!
キューティー・ブロンドのような爽快さはないし、主人公の人間性に魅力を感じないし、しかも単純な恋愛物でつまらなかった。 3点(2004-01-17 23:27:08) |
5. アメリ
おしゃれな映画。フランス映画は独特のセンスの良さを感じる。一方で、相変わらずストーリーや展開は意味不明な所が多い。ハリウッド映画ほど単純明快じゃなくてもよいけど、フランス映画は分かりにくすぎ。 6点(2004-01-17 23:23:15) |
6. マジェスティック(2001)
音楽がすばらしい。随所で聴けるナット・キング・コールやコール・ポーターの名曲が映画を美しく彩る。が、ストーリーはイマイチ。 6点(2004-01-17 23:19:54) |
7. マスク(1994)
ジム・キャリーのコメディの中では最もまとまりがよい作品だと思う。ストーリーの展開も小気味よいし、笑えるところは笑える。キャメロン・ディアスもこの頃が一番魅力的だったのでは? 7点(2004-01-17 23:17:00) |
8. JFK
ケネディ暗殺の真相を探るドキュメンタリーな感じの強い映画だが、アメリカの現実にあった裏社会の一面を垣間見れたり、迫力ある法廷シーンがあったりと、なかなか見応えがあった。ただ、頭を無にして見れる映画ではない上に、3時間もあるので少々疲れる。 6点(2004-01-17 23:11:38) |
9. キルトに綴る愛
結婚や恋愛はこんなものなんだよ、と一見厳しい現実を見せておいて、それをキルトのように継ぎ合わせて美を見いだす老練の人生観が美しかった。 7点(2004-01-17 23:07:48) |
10. HANA-BI
仲間との交流や夫婦の姿は良かった。ほとんど台詞を使わないのに、それを伝えられるのはすごいと思う。ただ、途中に出てくる変な絵は意味が分からなかったし、どうしていつも暴力系にしないといけないんだろうかという所も謎。 5点(2004-01-11 22:38:02) |
11. 恋におちたシェイクスピア
テンポよく途中で飽きることがなかった。内容は普通の恋愛物の枠を超えてなかったように思う。 6点(2004-01-11 22:32:56) |
12. マイノリティ・リポート
《ネタバレ》 最初はジョンがクロウを殺すのを思いとどまって終わりかと思ったが、そこまで単純な話じゃなくて安心。ただ、ララがラマーの仕業と気づく場面(「溺死とは言ってない」)は、あまりにも使い古されたパターンなのでがっかりした。 6点(2004-01-11 22:27:09) |
13. アマデウス
脚本を書いたピーター・シェファーは「伝記ではない」と語っているが、多くの人にとってはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトという天才の生涯を知る最良の作品なのではないだろうか。そこにアントニオ・サリエリという音楽的才能に恵まれながらも、音楽史上最高の天才と同時代に生きなければいけなかった人間の苦しみをスパイスとして加え、映画としての楽しみも付加している。個人的には、映画の中の「凡庸」な人たちと同じようにモーツァルトの音楽は「音が多い」と思うのであまり好きではないが、分かる人には無駄のない完璧な作りだと分かるのだろう。「自分の仕事には1点の隙もない」なんて言ってみたいものである。 9点(2004-01-11 01:17:45) |
14. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップの存在感が際だつ。こういうコミカルな演技はあまりお目にかかれない。ストーリーはまあ普通。ラブ・ロマンスはどーでもよいという感じ。好きな人を好き放題やった鍛冶屋にとられたのに、恩赦を下した提督の男気も何気にかっこいい。タイトルは「キャプテン・ジャック・スパロウ」の方がいいんじゃ・・。 7点(2004-01-07 21:16:21) |
15. 素晴らしき哉、人生!(1946)
分かりやすい展開な気がしなくもないけど、このハッピーエンドはやはり清々しい。普段から人を助けることが自分を助けるのだというところに共感。 9点(2004-01-07 21:04:46) |
16. グリーンマイル
《ネタバレ》 感動系の映画は大好きだけど、全然ピンとこなかった。アイデアも斬新な気もするし、とってつけたようなもののような気もする。無実の善人に死んでもらって感動させる、っていうありがちな感動させ方もイマイチ。 4点(2004-01-07 20:57:01) |
17. es[エス](2001)
作品としての評価はもっと高い点をつけられるのだが、如何せん観た後の後味が悪すぎる。映画観てこれほど気持ち悪くなったのは初めて。精神的な気持ち悪さを味わうから、死体なんかの気持ち悪さよりもたちが悪い。でもここまで衝撃を受けるのは完成度の高い作品だからか。精神弱ってる人は見ない方が吉。 5点(2004-01-07 20:52:17) |
18. CUBE2
すごいアイデアを示した人が、もっとすごいアイデアを、と意気込んでコケるとこういう作品になるのかな。2002年に作られたとは思えないしょぼいCGとミイラ人形は笑えました。 3点(2004-01-07 20:49:16) |
19. 戦場のピアニスト
期待して観ただけに・・。逃げ回る主人公はなんかかっこ悪いし、ドイツ将校は最高にかっこよかったけど、ちょっとしか出てないし、ピアニストってタイトルの割にはピアニストであることが意味を持ったのはやはり一部分だけだったし、傑作とは言えない。つまらないということはないけど。ナチスのユダヤ人虐殺の悲惨さを描いた作品としても、優れた作品は他にある。 6点(2004-01-07 20:44:54) |
20. キューティ・ブロンド
観てすっきりできる作品。重いテーマじゃなく、スカッとできる映画を観たい時にはちょうど良いかも。現実はそんなに甘くないのだが、理屈はさておいて、勧善懲悪を愉しむ作品。 7点(2004-01-07 20:40:45) |