1. レッド・オクトーバーを追え!
リアルタイムで観たら、きっと、感動したんだろうなあ。。。今となっては、ありきたりなアクション映画(基本に忠実、とも言う。その基本を作ったのも、この映画かもしれないけど)。 [DVD(字幕)] 6点(2005-05-03 22:53:00) |
2. 海の上のピアニスト
《ネタバレ》 「世の中が怖い。外に出るくらいなら、死んでやる」。ラストで主人公が言ったことは、要するに、こういうことです。この監督は、現実のせつなさ・やるせなさを表現することが、とても上手だと思いますが(「ニュー・シネマ・パラダイス」は、その珠玉)、この映画は、閉塞感が強すぎて、イマイチでした。主人公は、世の中を見ることなく、ただ、ひきこもっているだけなのに、世の中に絶望している。多くの人が共感できるのは、そういう人間像ではなく、自分の殻を破ろうと努力したけれども、挫折してしまった人なのではないかな。 [DVD(字幕)] 6点(2005-05-03 22:28:43) |
3. FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA<TVM>
気だるいサスペンス調コメディ。このダラダラ感に抵抗がない人にはオススメ(かも)。 [DVD(字幕)] 4点(2005-04-05 02:31:24) |
4. ファイナルカット(1995)
B級アクション映画の基本を押さえていて、良い。それ以上でも、それ以下でもない無難なところが、ある意味素晴らしい。「爆弾処理」とかに惹かれる人は、見て損はない映画でしょう。主人公が酒を飲む最中に、後方で爆発が起こり、背景のガラスが砕け散るシーンが、妙に印象深いです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-05 02:22:32) |
5. 帰ってきたドラえもん
国民的マンガ「ドラえもん」だからこそ許される、感動一直線の王道ストーリー。やっぱり、泣きました。それにしても、こんなに優しい表情の、のび太ママ&パパは、後にも先にも、見たことが無いなあ。あ、あと、「こんな感動の再会を果たしながら、このあと、のび太は『ドラえも~~~ん』とすぐに泣きつく(そのくせ秘密道具を手にすると調子に乗りまくる)ダメな奴に戻っちゃったんだな」とは、思っちゃいけないんでしょうね、やっぱり。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-02 21:48:46) |
6. ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦!
《ネタバレ》 テンポはいいけど、この短さでは当然かな。ハゲアタマのオチは、ちょっと、いただけない。 [DVD(字幕)] 6点(2005-04-02 21:41:52) |
7. バンディッツ(1997)
《ネタバレ》 キャラクターの描写が、少し甘いように感じました。結局、互いの過去を話しただけで、絆の深さを感じられないからです。キャラが立ってる感も、あまり無いし…。だから、なおさらラストの展開が強引に見えてしまう。それでなくとも、「え、それで良いの?」とクビを傾げたくなるオチなのに。自分は、正直なところ、期待ハズレでした。 5点(2004-12-09 20:05:34) |
8. おもひでぽろぽろ
「ぽろぽろ」っていうか、「だらだら」。テンポ悪く、たんたんとし過ぎてて、いらいらしました。 2点(2004-07-22 01:19:33) |
9. エネミー・オブ・アメリカ
ラストの伏線の張り方が、非常に上手いと思いました。ただ、今ひとつ盛り上がりに欠けた感じ。面白かったのに、何故か、不完全燃焼な感じなんだよな~ 6点(2004-05-09 01:51:35) |
10. ドラえもん のび太の創世日記
《ネタバレ》 だんだんフラストレーションが溜まっていって、飛行船が墜落した時の、のび太としずかちゃんの会話で、イライラが最高潮に。 2点(2004-05-08 01:35:29) |
11. マネートレーダー/銀行崩壊
金融に(特にマーケットに)興味があるならば、見て損はない映画だと思います。良くも悪くも、実話っぽく作られているので。どんなに発達した金融システムも、結局、使う人間とそのモラル次第ってことですね。ところでこの映画は、当の本人が書いた自伝的著作『私がベアリング銀行をつぶした』を実写化したものなのですが、この原著、話題性の高さのわりに、あまり売れなかったそうです。そして、映画化された後は、本作と同じ『マネートレーダー/銀行崩壊』に改題されて再出版されたらしいのですが・・・売れてるのかな? 5点(2004-05-04 20:06:05) |
12. 機動警察パトレイバー2 the Movie
《ネタバレ》 このサイトで、誰もが知る日本アニメの名作「風の谷のナウシカ」を上回る点数(私が見た時点で)を出していたので、「機動警察パトレイバー」自体は知りませんが、見ました。結論から言うと感想は、イマイチ…。パトレイバーをよく知っている人が観れば、面白いのかも……です。引っ張るだけ引っ張りながら、「誰が主人公なんだろう」と思っているうちに、アッサリ解決しちゃった感じ。台詞自体は、もっともらしい名台詞が多かっただけに、残念でした。もちろん、この映画はアニメの続編なんだから、主人公も知らないような私みたいな人間を、ある程度考慮しない内容でも問題ないんですよ!少なくとも、アニメを知らない人には、あまりオススメできない、というだけです。 5点(2004-05-03 00:37:35) |
13. 活きる
《ネタバレ》 王先生、役に立たなさ過ぎ。 5点(2004-05-03 00:23:50) |
14. CUBE
これまでの人生で、心底からアイデアの素晴らしさに感動したのは、この映画のキューブという空間と、漫画『寄生獣』の寄生獣という存在だけです。両者に共通しているのは、アイデアを発展させるだけにとどまらず、その状況を活かして、人の心を上手に描き出していることです。だからアイデア一発に終わらず、心に残る作品になる。魂の作品です。 9点(2004-04-29 21:17:27)(良:2票) |
15. アイアン・ジャイアント
《ネタバレ》 泣けるけど、『ジャイアント・ロボ』の最終回とダブって見えてしまうのが……こういうラストは、ロボットモノの定番なんでしょうね(『鉄腕アトム』のラストも同系統だし)。それにしても、ロボットが主人公な話ではありがちな自爆オチも、人間が主人公だと、なかなか無いというか、ロボットのように安易に自爆させたりはしないですよね。この辺に、ロボットを「人間に都合のいい存在」と捉えている、人間のエゴイスティックな潜在意識が見え隠れします。そう考えると、「なりたい自分になる」というテーマも希薄に感じられます。「あなたにとって都合のいい存在でありたい」と望み、命を捨てるという行動に出るほど、人間は思いこむものかな? 7点(2004-04-13 23:20:40) |
16. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
小学1年生の頃、テレビアニメ「世界名作劇場」のシリーズで、「三銃士」が放映されていた。主人公のダルタニアンが、大人気だった。一方、自分のクラスには、タルタニ君(樽谷君)という男の子がいて、女の子にモテモテだった。当時は、子供心に「名前が似てるだけで、どうしてタルタニ君までモテるの?」と思ったし、ダルタニアンが気に食わなかったけど……でも、この映画を観た今は、素直に『彼』に人気があって当然だったと思います。ダルタニアン、最高に格好よかったです。レオ様を、完全に喰っちゃっていましたね。真の主人公は、ダルタニアンです。「仮面の男は、あなただった」。 8点(2004-03-13 01:37:11) |
17. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 あまりにもベタなラブストーリーで、空前の大ヒットを飛ばしてしまったために、その反動で「実はあの頃、(自分を含めて)みんな集団催眠術にかかっていただけなんじゃあ」と思う人が多い映画。ブームの時に観なかった人も、ストーリーや裏話(凍えるレオ様は、実は、温水プールの中とか)を知っているから、今になって観ても純粋に感動できない…。根本的にベタ路線が嫌いな人を除けば、もっと高い評価を得てもいいと思うのですが。それにしても、ジェームズ・キャメロンは本当に素晴らしい監督&脚本家ですね。本作も「エイリアン2」も「ターミネーター2」も、泣かせどころをしっかり用意しながら、大胆なアクションシーンに力を入れることで、相乗効果で映画を盛り上げている。特に日本人好みの感動路線と、適度なハリウッド的アクションの、センスとバランス感覚に優れた、まさに監督の中の監督だと思います。 8点(2004-03-12 22:19:17) |
18. ディープ・インパクト(1998)
ノストラダムスに便乗した感じだった公開当時は、「ディープ・インパクト」の方が「アルマゲドン」に喰われてる印象だったけど、比べると本当に面白い。本作はあっさりしょうゆ味で塩分(=涙)多めな和風味、アルマゲドンは脂こってり豚骨味(てゆかコテコテ過ぎ)って感じ。アルマゲドンはアメリカ人も日本人も好きな人は多いけど、本作は日本人の方が好きな人がずっと多いんじゃないかな。私は、両者を同点にしましたが、どちらかと言えば「ディープ・インパクト」の方が好きです。ラーメンは豚骨の方が好きですが。 7点(2004-03-09 03:10:25)(笑:1票) |
19. ザ・ロック
快作です!次々と変わるシーンと、テンポ良い展開、そしてスケールの大きいストーリーなど、娯楽アクション映画の基本を最大限まで高めています。ショーン・コネリーが、元英国諜報員という設定なのは、笑えました。ボンド・ガールが出てこないのは、皮肉? 8点(2004-03-08 04:02:09) |
20. アサシン(1993)
金を払ったからって、質の悪いパロディを「リメイク」と正当化できる訳じゃない。 3点(2004-03-04 04:32:13) |