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自己紹介 じっくりと作品世界に浸れる映画が好み。

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1.  Avalon アヴァロン 《ネタバレ》 
冒頭数分、特異な映像による戦闘シーンには引き込まれた。絵画的な撮影も、ポーランドの建築物のフォルムと相まって美しい。これは傑作か?と身を乗り出したが……残念ながらどんどん失速し、結局は監督の他の実写作品同様、悪い意味で学生の実験映画レベル(いや、それ以下)の、思わせぶりなだけで中身のない、自己満足映画であった。脚本は撮影時に改変されているのだろうが、それにしても核になるものがなく、酷すぎる。 相棒が残飯のような飯(まさに餌)を汚らしく食べながら喋るシーンが異様に長く嫌悪感を感じ、反面、ヒロインが飼い犬に嬉々として豪華な料理を作ってやるシーンの無駄な華やかさ。この異常なバランス感覚で、ドラマの緊張感も先の展開への興味も何も、全て消えてしまった。この監督の他作品を観る限り、犬に対する偏愛が特徴なのだろうが、少なくともこの映画の中で何の必然性も感じられない。 ラストも、少女の意味深で思わせぶりな笑い顔のアップで終わり。結局全てが思わせぶり。中身がない。 映像、役者、CG技術など映像は良いだけに、勿体ない。 このくらいの予算があれば、才能ある学生に撮るチャンスを回したほうが、面白く野心的なインディペンデント映画が出来るのではないか。
[DVD(字幕)] 2点(2013-11-25 23:36:39)(良:1票)
2.  第9地区 《ネタバレ》 
何かやたら不安を掻きたてられる怖い映画。 確かに悪趣味でグロい場面も多いが意外にあっさり撮られており、それらが怖いワケではない。 エビ型エイリアン達の造形とか、彼等がスラムに暮らしているとか、地球人との関係etc…設定だけなら突っ込みどころ満載。突拍子もないトンデモB級設定ではあるが、しかし現実にこんな状況に陥ったら、人間は実際こんなふうに振る舞うだろう。醜く、弱く、なし崩し的な対応しか出来ないだろう。山積みの悲惨な問題は全て放置され、主人公は企業利益の為に容赦なく道具として使われ、壊されていく。 SF映画の皮を被ってはいるが、汚い人間の有り様を、ただ当たり前に無造作に映し出している。この悪ノリっぷり、昔の低予算ホラー映画と似たテイスト。低予算を逆手に取った際どいブラックジョーク、メッセージ性、さすがピーター・ジャクソン製作。
[DVD(字幕)] 4点(2012-11-22 04:06:43)
3.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
凄まじい映画だ。個人的にはイーストウッド監督作品の中でもベスト1、2を争う。重厚な映画だが間延びもなく緊張感が途切れる事もない。約二時間半、釘付けになって、観終わった後も色々な想いが渦巻いている。後味が悪い結末だが、全く希望がないわけでもない。・・・この辺がさすがイーストウッド監督、毎度ながらクセ者だ。恐ろしい現実を描きながら、絶望だけで終わらせる事もしない。完全な絶望なら、それはそれで娯楽映画的なカタルシスも生まれたと思うが、そうはさせてくれない。きっとそれが人生だからだろう。希望を捨てず、楽観も出来ず、強く立ち向かうしかない。実話を基に、それがどの程度まで脚色されているか、もはやそんな事は問題ではない。この映画は特定の事件や時代に限った事ではなく、今の社会にもそのまま通じる、理不尽さと、それに翻弄される人の姿が描かれている。平凡な女性が持つ強さと弱さの間を行き来するアンジェリーナ・ジョリーの存在感が凄い。クラシカルな画面の中にすっかり溶け込んでいるが、時折見せる眼光、特別な意志の強さは他の演技派女優には望めないものだし、それを見越しての起用だったのだろう。完全にハマり役。理解者である牧師を演じるジョン・マルコビッチも、単なる「良識人」的な演技を越えた異様な迫力を放つ。敢えて難を言えば、中盤、猟奇事件に荷担させられた少年の「悪夢」が(ほんの数秒だが)いかにもショッキングなアングルで、映画全体のトーンを乱しているように見えた。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-30 04:23:31)(良:2票)
4.  ミスト 《ネタバレ》 
ここまで嫌悪感しかおぼえない映画は久し振りに観た。 ありがちなモンスター映画を装い、観客に毒を吐き絶望と嫌悪の底に突き落とす映画だ。 映画制作者の姿勢として最低。  キングの中編小説『霧』は何年も前に読んで、漠然とした恐怖が印象に残ったが 敢えて霧の中で終わる小説からは、まだ救いを想像することも出来た。 だが映画には希望どころか情けの欠片もない(知性もない)。 何しろ、小説で霧の中に踏み出していった主人公たちの、悪趣味な結末を映画は描いている。 それも無駄に丁寧に、ダラダラと時間をかけて、真綿で首を絞めるように如何に救いがない状況か見せつけ、あの結末に至る。 演出の技は認める。が、あの無駄に皮肉めいた結末は、悪乗りとしか言いようがない。 今までダラボン監督作品は好きな部類だったが、この映画の記憶が褪せるまでは観ないだろう。  もう一つ、この映画が最悪なのは、 結末変更を提案された原作者・キングに『思い付いていれば原作もこの結末にしただろう』等と 今更余計なひとことを言わせてしまったことだ。 そりゃないぜ。
[DVD(字幕)] 1点(2008-09-21 02:44:04)(良:1票)
5.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
賞を取っていた事を知らず、先入観なしで観れたのがラッキーだったのか、純粋に面白かった。 微妙な問題を抱えて苛立つ人間たちを、劇的に交錯させるでもなく淡々と映し出す構成ながら 常に一定の緊張感があり、一気に観れる。 人種差別・偏見による葛藤を描いているが、大事件を通して描くわけではなく、 葛藤は解消されぬまま残り続け、誰もが苦い思いに耐えながら日々は続く。 積もっていく苛立ちは、アメリカ社会に限らず誰もが抱えている感覚だと思う。 鍵屋が、銃声に怯える幼い娘に妖精の服を着せる場面は泣けた。銃弾も防ぐ、妖精のマント。 抑えた音楽と、カメラも美しい。役者も良い。  ラストで延々と歌が流れるのだけは安っぽくて興醒め。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-04 09:25:57)
6.  コラテラル 《ネタバレ》 
平凡なタクシー運転手と、凶悪だが複雑な殺し屋が一緒に過ごした一晩。タクシー車内での会話に、ドキッとする瞬間もあった。シンプルだがいくらでも面白くなりそうなプロット。だが、その良さが結局活かされなかったのでは。トム・クルーズの悪役演技がどうと言う以前に、単純に緊張感のない凡庸なサスペンスだった。殺し屋のキャラクターが中途半端に人間臭いのはどうした事か。ドジって一人目の標的がタクシーの屋根に落っこちる序盤から失笑。挙げ句、タクシー運転手の母親と話している隙にドジってアタッシュケースを盗まれ、慌てて追いかけたがケースはトラックに激突し木っ端微塵。運転手に凄む殺し屋の台詞『あれには全データが入ってたんだぞ!』に至ってはもう爆笑するしかない。その後も依頼主の元に自分の替わりにタクシー運転手を行かせるわ、可哀相なほど情けない。ムーディでスタイリッシュなマイケル・マン監督は、プロットが要求するヒリヒリした心理劇には興味がなかったとしか思えない。DVDでの視聴ながら、夜のタクシー車内の雰囲気はいい感じだったが、やはりこれは別の監督で観たかった。
[DVD(字幕)] 4点(2006-05-24 06:30:44)(良:1票)
7.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
残念ながら合わなかったという事なのか。映画全体のテーマは好みだし堅苦しい事を言う気もないが、観ていて不快感ばかり感じた。本筋にさほど関係あるとも思えない悪趣味な描写の多さ。トラウマや児童虐待、歪んだ子供同士の暴力を何度もフラッシュバックでショッキングに使う手口に辟易。児童ポルノ撮影や脅しつけるような場面をこう何度も見せられるとは。もはやラブストーリーと言うより、最後だけ甘くまとめたサイコパス映画という印象。子供、動物、赤ん坊と母親・・、痛めつけ、傷付けるシーンのオンパレード。しかも、罪悪感の重さが感じられず、妙に軽い。役者陣の声が皆甲高く、ヒステリックに響いたのも痛かった。 切ない筈のラストシーンも全く響かず。オアシスのあの有名な曲でエンディングってのも卑怯じゃないか。
[DVD(字幕)] 1点(2006-05-24 05:11:40)
8.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
主役ふたりの自然な雰囲気が良い。いかにもお似合いのカップルではないし、何故ふたりが惹かれ合ったのか特別な理由付けが描かれないところも自然で良かった。何故恋に落ちたのか、タイプが違うと判っていても何故離れたくないのか、たぶん理由はない。だからこそラストの「また同じ事で喧嘩するかも知れない」と判っていながら躊躇や理屈を投げ出して抱き合うふたりに涙。いずれ本当の別れが来るのかどうかは別の話。恋する気持ちって、こういうものだと思う。 ふたりが一緒に過ごした記憶の中を逃げるシーンはどれも秀逸。中でも、実際には言葉を交わさずに別れた夜の海辺での「せめてサヨナラぐらい言った事にしましょ」のひと言が切な過ぎる。普段荒っぽい性格のヒロインが、寂しげにポツリ呟くから余計に切なさが滲む。 ラクーナ社側の三角関係は蛇足?とも思えたけれど、おかげで映画全体が主役限定のお話に終わらせず、割り切れない、苦い恋の記憶を巡る普遍的なストーリーになっていたとも思う(それでも、描き込みが中途半端なのは確かに残念)。 主役に感情移入して酔いしれるタイプの恋愛映画ではないかも知れないけれど、恋した時の甘く、苦い記憶を痛いほど突いてくる映画だった。音楽も素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 03:44:00)(良:2票)
9.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
サムライを神秘的なイメージで美化し過ぎ。 潔い死を讃えるかのようなシーンには嫌悪感すら覚える。 が、ズウィック監督にとってはサムライ賛美と云うよりも、 自分たちが「侵略し、略奪し続けてきた」側であることを自覚したうえで、 「違う価値観を受け容れること・異文化に敬意を表すること」が主題・・・だったように思う。 お世辞にも巧みとは言えないが、その生真面目さ、誠意が感じられた。 監督は心底、サムライが象徴する精神性に惹かれ、丁寧に撮りたかったのだろう。 反面、ハンス・ジマーの音楽には辟易させられる。思えば「ブラック・ホーク・ダウン」もそうだったが、 この人の音楽は異文化との交流や対立を軸にした映画に使いやすいのだろうか。 エキゾチックな異文化の音を、口当たり良く巧みに「略奪」して、 勇壮なハリウッド流に仕立て上げる手腕は大したものだが、そこには一片の誠意も感じない。
[DVD(字幕)] 4点(2005-06-15 04:00:06)(良:1票)
10.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 
淡い雰囲気にひたれる気持ちのいい映画でした。所々にかつてのヴェンダースを彷彿とさせる、淡々とした彷徨いの感覚が心地よいです。ホテルの窓からの景色と、それを膝を抱えて眺めるS・ヨハンソンのショットが印象的。B・マーレイは悪くないけど表現がオーバー気味。多分何処にいても所在ないであろう微妙な心境の主人公にはそぐわなかったのでは。演出面も、ふたりの所在のなさ・居場所がない感覚を、「寂しい」という一面の感情だけで軽くまとめたように感じて残念。それにしてもアカデミーで何部門かノミネートされたのはともかく、よりによって脚本で受賞とは??。脚本そっちのけの、たゆたうような雰囲気が魅力的な映画だと思うんだけど。浮遊感のある音楽に乗り、都市を彷徨うカメラ(ヒロインの視線)は本当に心地よい。ラストの抱擁といい、言葉のない場面が一番魅力的な映画ですね。
[映画館(字幕)] 6点(2005-03-03 01:14:24)
11.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
何といっても、あのラスト間際の展開の素晴らしさに尽きます。 ホラ話ばかりする父を尊敬出来なかった息子が、最後の最後に、父のため思い付きでホラ話を語り出す。 ちょっと反則?と思いながら素直に泣けました。 (蛇足ですが、ポール・オースター原作の映画『スモーク』で感じたテーマ、 「事実かどうかより、幸せなほう、ハッピーなほうがいい」と重なって見えました) 映像も美しく、特に回想の場面では、夢のような町の情景と、 奥さんとの出会いのシーンが印象に残りました(女性の美しい撮り方も含む)。 父の話を元にした回想がやたら長く、中盤ダレたのが残念。 あのラストは、イジワルな見方をすればティム・バートン監督の夢見がちな空想癖、現実逃避傾向を 自分で肯定する為の理屈と思えない事もないですが(医者がそのまま台詞で語ってるし)・・・。 しかし、何よりも観終わって爽やかな余韻に浸れて良かったです。 大事なのは想像する歓び、なにより「皆で」楽しむ事。 誰にでも勧めたくなる良作でした。
[DVD(字幕)] 6点(2004-11-27 22:46:00)(良:1票)
12.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
本当にスッキリした気分が味わえるなら、 お約束だろうが御都合主義だろうが大歓迎。 子役達は皆いい感じだし、単純明快なストーリーラインもいい。 この手の映画は理屈抜きで楽しむのが一番、と思う。 なのに、楽しめなかった、むしろ不快とさえ感じた。何故か。 デューイが子供達に教える価値観が「独善的で排他的」だったと言う事に尽きる。 「本物のロック」「ロックは反抗の音楽」「あいつらは偽者、本物のロックじゃない」 等々が、デューイ個人の狭く偏屈な価値観でしかないのに、 それを授業で子供達に押し付け(異論は端っから受け付けず)、 子供達もまたそれをスンナリ受け容れるという映画全体の図式、独善的な価値観の押し付けっぷりが、 終始不愉快だった。 実際60~70年代のロックが好きで、熱く語る人は多いし、色褪せない音楽も多いと思う。 けれど、こんなに「これが正解だ」なんて決め付けられたら堪らない。 自分だったら、聴く前に嫌いになるだろうな…。 ロックは別に、デカイ音やハデなパフォーマンスがなくてもいい、 だから自由な価値観を象徴出来るんだと思う。 なのにこの映画にあるのは、妄執にがんじがらめで、他の価値観を受け容れようともしない男の云う「正しいロック」。 これが正解で、これは偽物、模範の演奏はこれとこれ、挙げ句「反抗しなきゃロックじゃない」なんて事を 文字通り授業で熱弁振るう様子にはウンザリ。 デューイは情熱的と言うより、妄執にしがみつく空っぽな人にしか見えなかった。  …何だかんだ言って、最初に皆が楽器を重ねて、笑顔になっていくシーンはグっと来るものがあった。 そこに5点献上。 生徒の中では、キーボード役の彼と、委員長の女の子が格段に良かったです。
5点(2004-10-27 00:14:01)(笑:1票) (良:4票)
13.  28日後... 《ネタバレ》 
結局、撮りたかった事は前半でやり尽したんだろうな、と思うしかない。それ程、後半の適当さ、ヘタレっぷりが酷かった。「ゾンビ」の世界観をダニー・ボイル流にアレンジした前半は(主人公の妙な軽さ・平静さは気になるが)メリハリもあり悪くなかった。対して、後半は展開も人物描写もおざなり。基地が襲われるクライマックスに至っては、誰が何処に居て、敵と主人公側がどれだけ離れてるのか、位置も距離感もへったくれもなく、当然、サスペンスが全く盛り上がらず、白けてしまった。基地で実験用に管理されている感染者も、ロメロ映画へのオマージュ(?)以外に存在理由がない。独特な雰囲気で惹き付ける部分もあるだけに惜しいが、これはもう、後半の見事な投げっぷりを笑って観るべき作品かも・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2004-07-26 01:41:36)
14.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 
アクションに徹した深作監督の画面は大したものだし、役者も悪くない。しかし下手にメッセージを入れたつもりでいるらしい脚本はタチが悪い。こうした映画を凶行の原因と弾劾するのは短絡過ぎると思うが、同時に、この脚本にも同じ種類の短絡さ、無責任さを感じる。それぞれに複雑な問題を抱えて生きていた筈の中学生達が、殺し合いが宣言された途端、感傷的で可哀想な被害者としてひとまとめに描かれる様は、同情を示しているようで実はモノ扱い。実際、「頑張れ」と空虚な言葉を残して主人公を追い詰めた実父と、本編ラストで大々的に出る字幕メッセージ「走れ!」は、無責任さ、空虚さに於て全く同じではないか。何処に向かえばいいかも知らされないまま「走れ」と強要されるから辛いのではないか。何か気の利いた事を言おうとして、自分自身も同じ残酷な事を言っていることに気付いていない、このタチの悪い能天気さ。設定や残虐描写の有無などより、こういう無責任なメッセージを発して悦に入る人間のほうが余程怖い。この脚本と、取り合えずバイオレンス映画を規制に走る風潮。両者に共通する、思考放棄、想像力の欠如に憤りを込めて、0点を付けさせてもらいます。
[DVD(邦画)] 0点(2004-07-05 00:38:42)(良:3票)
15.  ピンポン 《ネタバレ》 
スポーツ・青春映画として、キレイにまとまっていて好感が持てる出来。 卓球のラリー場面は、CGが効果的に、自然に使われていて良かったです。 スマイルがチャイナ戦で本性を出し始めるシーンが印象的。 反面、窪塚ペコの存在感は弱い。 天然を「演じてる」のが全編通して見え見えで痛かった…。 中盤でグレて、髪伸ばして煙草くわえてる姿が一番自然に見えちゃマズイでしょう。  しかし、最後まで気持ち良く観れる映画でした。 終盤のスマイルとチャイナの台詞、 「ペコなら楽しめる」 「~そんな相手と戦えるのは幸せだ」 …が、胸にズシンと来ました。
[DVD(邦画)] 7点(2004-06-03 04:04:38)(良:1票)
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