1. スタンド・バイ・ミー
名作といわれるので、いつかは見なくてはと思っていたものをようやく鑑賞。良作だとは思うけれど、期待値が高かったためか、思ったほどではなかった。時間が90分に満たないのはよいところ。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-29 20:45:12) |
2. ぼくらの七日間戦争(1988)
《ネタバレ》 アニメ版の後で鑑賞したが、やはりストーリーが古臭く感じてしまう。【ネタバレ】厳しい校則に反発した生徒が反発して立てこもり、体制(先生たち)に対抗していく“痛快青春モノ”なのかもしれないが、現代的な感覚を持ってみると「そこまでやったらタダじゃすまなくなる」と思ってしまう。予告編で使われていた戦車の登場も唐突感は否めないし、クライマックスの花火(ナイアガラ)も、どこでそんな準備ができたのか、と思ってしまう。そういう部分は全体的にあるけれど。あくまで宮沢りえ全盛時代のアイドル映画であって、それ以上を期待するものではないのだろう。 [インターネット(邦画)] 5点(2019-12-14 19:55:11) |
3. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
《ネタバレ》 佳作。アニメ(映像)としてはよくできていると思うけれど、「興行的には失敗した」と言われたら、そうだろうなあと思う程度に地味な作品。【ネタバレ注意】一番の問題は、ストーリーにあまり深みが感じられないこと。宗教女に感化されて、そんなに急にモチベーションが上がるような性格だったのか? あの性格なら、もう少し“打算”を匂わせてもよかった気がする。そもそも宗教女はどうやって暮らしているのか。ビラ配りだけでは毎日の糧にならない。勧誘した人から相談料でもとるのかと思ったよ。ばあさんにばけた男が襲ってきたのは、それでおしまいになってしまっていいのか。最後は「奪わせて貸しを作る」はずだったのに、空軍が命がけで戦っているのはなぜか。最後はそうなるだろうという展開ではあるのだけど、なんだか展開が弱い。 [映画館(邦画)] 6点(2011-05-27 23:48:38) |
4. ゴリラ
《ネタバレ》 主演がアーノルド・シュワルツェネッガーじゃなければ、安っぽいテレビドラマにしか見えないだろう。タイトルを見て「見た覚えがないから、一応見ておこうか」と思っていたのに、実際に見たら見覚えがあった。つまり見たことを忘れるくらいの内容だったということで、とくだん不合理を感じる場面があるということでもないけれど、ただただ物足りない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-05-25 22:00:02) |
5. ドライビング Miss デイジー
佳作。きわめてオーソドックスなストーリーで意外性がまるでないのに飽きさせないのは凄いことだとは思う。その意味で良い映画ではあるんだけど「これで作品賞?」と思わなくもない。個人的には、モーガン・フリーマンはしゃきっとしたイメージがあるので、よぼよぼした感じが似合わないと思う。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-05-02 20:40:22) |
6. アンタッチャブル
《ネタバレ》 やはり傑作。改めて見直すと意外に単純なストーリーがふくらませてあることに気が付くけれど、だれる感じがしないのはさすが。シーンのひとつひとつが丁寧に作られている感じがする。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-27 13:28:22) |
7. ラビリンス/魔王の迷宮
《ネタバレ》 今では特撮で何でもできてしまうから、いくらか陳腐に見えてしまうのはたしかだが、この時代にこの演出はなかなかのものだったと思う。デビッド・ボウイの曲がなんだか合わない気がすると思うくらいで、よい映画。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-28 22:46:41) |
8. マネキン
《ネタバレ》 よくこんな設定で映画を撮ろうと思ったな、と感心するが、面白い。ショーウィンドウさえ見張っておけばよいガードマンがあちこちうろつきまわるのはいかにも変という突っ込みどころは山ほどあるのだが、何気に細かいポイントがおさえられている。最後の展開も誰もが予想するとおりだけれど、話のもって生き方がうまい。そして、とにかくキム・キャトラルの可愛さがいい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-15 22:09:37) |
9. ブルース・ブラザース
《ネタバレ》 今では、こんなナンセンスな映画は作れないだろうなあ、と思いつつ、やっぱり笑える。冷静に考えたら、稼ごうとしている金額よりも、与えている損害が桁外れに大きいのだけれど、そういう不条理を忘れさせてくれる勢いがある。車の壊し方が半端じゃなく、鉄板が紙切れのようだ。 [DVD(字幕)] 8点(2009-03-14 02:24:37) |
10. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
《ネタバレ》 面白い。24年も前の映画なので、ところどころチープな印象を受けるのはしかたがないが、“秘宝探し”にやたらと時間をかけるというありがちな展開にならず、その前後で楽しませる仕掛けがよい。よくできた娯楽映画。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-07 02:30:05) |
11. ビッグ
《ネタバレ》 よく考えたら、これはSF映画なのだろうけれど、そういう印象はどこにもない、ほのぼのとしたいい映画。トム・ハンクスの子供っぷりが素晴らしいのは言うまでもないのだが(おそらく演出も)、友達との関わり、思いがけぬ昇進や恋愛など、ありえない話なのに、不自然さを感じることなく、受け入れられる。「市場調査ってなんです?」「そうだな」という社長とジョッシュとの会話がとてもいい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-22 22:11:00) |
12. 薔薇の名前
《ネタバレ》 良い映画と思いますが、シリアスなテーマを扱っている割に娯楽性が高いという感じはします。ショーン・コネリーが、淡々と(かつ鋭く)問題を解いていくさまは面白く、ほんとうによい役者だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-27 00:51:27) |
13. ホワイトナイツ/白夜
《ネタバレ》 とにかくダンスシーンが凄いです。グレゴリー・ハインズのタップもいいですが、ミハイル・バリシニコフのバレエは素人目でも凄さがわかります。そして、ダンスの凄さだけで引っ張っていく内容かと思ったら、意外にストーリーもよかったです。古い映画ですから、間抜けな監視員といったステレオタイプな設定はあるものの、最後まで楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-22 03:55:39) |
14. ロボコップ(1987)
《ネタバレ》 初見は20年前(たしかレンタルビデオ)で、点数はそのときの印象も加味したものです。今の映画からすれば、特撮のレベルは厳しいところですが、それでもストーリーが秀逸です。ニュースやコマーシャルを挿入してみたり、最後のどんでん返しや決め台詞は実にすばらしい。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-01-23 00:54:58) |
15. ヒッチャー(1985)
《ネタバレ》 かなり前に見たのですが、印象深かったということ以外、すっかり内容を忘れていました。店頭で DVD を見つけてつい買ってみたのですが、たしかに凄い。犯人が、どうしてそこに現れることができるのか、という素朴な疑問はあるものの、この独特の世界に引き込まれます。ウエイトレスが引き裂かれる展開など、現在のハリウッドにはなかなかできないことかもしれません。ちなみに、点数には関係ないですが、DVD は字幕表示固定で、ちょっと残念でした。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-13 02:24:48) |