1. 鍵泥棒のメソッド
レビューの高得点を見て期待していたのだけれど、ちょっとハードルが上がり過ぎていたかなというところ。 最後まで楽しんで見れたけれど見終わった後の充実感は少なかったかな。 同じ監督の「ウィークエンドブルース」が大好きなので、どうしてもそれと比べてしまうと見劣りを感じてしまった。 [DVD(邦画)] 6点(2013-08-15 08:49:22) |
2. 婚前特急
好感の持てるキャラクターが一人もいなかったので楽しむことができず。 節々にあるエピソードでもマイナスの印象をプラスに変える効果はなかった。 そのため、どこを魅力に感じて相手を好きになったのかが伝わってこなかったので、 感情移入する気持ちや応援したくなる気持ちが沸かなかった。 [DVD(邦画)] 3点(2013-08-15 08:42:10) |
3. 悪の教典
伊藤英明じゃなかったら退屈してたかも。演技はもちろん、華やかさや軽さがとても役に合っていた。内容的には「バトルロワイヤル」と比べるとエンターテイメント性が低いし、全体的に浅い感じ。つっこみ所がちょいちょいあるのは、内容に没頭させすぎないための配慮だろうか。 [DVD(邦画)] 4点(2013-08-15 08:30:38) |
4. 告白(2010)
《ネタバレ》 最初から最後まで飽きさせない監督の手法はただただすごい。 106分しかないのも爽快感に拍車をかけてた。 でも「スタイリッシュな復讐劇」という感じで、終わってみればインパクトしか残ってないのも事実。 「なかなか面白かった」以上の感想はないし、もう一度見たいとも思わなかった。 [DVD(邦画)] 6点(2011-05-04 14:52:48) |
5. 南極料理人
よく「かもめ食堂」と似ているという感想を聞くけれど、この2つは似て非なるものだと思う。シチュエーションこそ似ているものの、「かもめ食堂」は登場人物が選んでその環境に行ったのに対し、「南極料理人」は常に帰りたいと願っているので、すべてのシーンでの手触りが違う。どちらも面白い映画だったけれど、よりこのシチュエーションに合っているのは「かもめ食堂」ではないかと個人的には思った。 [DVD(邦画)] 7点(2011-03-20 08:43:30) |
6. パコと魔法の絵本
印象としては「ピクサー作品に日本的なセンスを詰め込んだ作品」という感じがした。 邦画でこれだけファンタジックな良作はなかなかないと思う。 とは言え、最初の雰囲気と途中からの展開に少し違和感を感じたり、 脇役の人たちの悩みが取ってつけたように感じたりしたのはどうかとも思った。 [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 15:55:17) |
7. シッコ
「華氏911」はあらかじめ知っておかなくてはいけない基礎知識が多くてしっかり理解できない部分も多かったけれど、 これは知識0でも問題なく楽しめた。勉強にもなった。 しかし様々な国の医療を公平に紹介してるのではなく、 「アンチアメリカ医療」の視点で描かれているので、 やはりアメリカ人に向けられた映画だと思った。 [DVD(吹替)] 9点(2009-01-02 16:12:45) |
8. スティング
《ネタバレ》 普段は邦画しか見ないのだけど、「どんでん返し」好きなので評判の良いこの映画のことを知って見てみた。評判どおり面白い映画ではあったのだけど、復讐する大義名分が弱く感じて感情移入しづらかったのが残念。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-30 17:10:43) |
9. アフタースクール
同じ監督の「WEEKEND BLES」が大好きなので期待して視聴。 全体的に歯車がかみ合わなかった印象があり、感想としては「少し期待はずれ」。 他の方も書いているように、感情移入できる人がいなかったのが大きな原因だと思う。 騙すことに力を入れすぎて足元がおろそかになった感じがした。次回作に期待。 [DVD(邦画)] 7点(2008-11-29 12:10:09)(良:1票) |
10. 紅の豚
カッコ良さとほのぼのさが同居した奇跡のような作品。 見ているだけでわくわくしてくる世界観は見終わるのがとても名残惜しい。 見終わった後とても爽やかな余韻が残る、非の打ち所がない名作。 もし主人公が普通の人間の姿をしていた場合、見ている側が嫉妬に似た感情を持ってしまうと思うので、 豚にしたのは間違っていない選択だったと思う。 [DVD(邦画)] 10点(2008-08-14 15:11:44) |
11. ドラミちゃん アララ♥少年山賊団!
かなり昔に見たことがあった作品。監督が原恵一というのを知ってあらためて見てみた。 あらためて見ると、わずか40分の間にこれだけわくわくが詰まっている作品はなかなかないように思えた。 確かに「それをやっちゃ何でもありだろ」という箇所はいくつかあるのだけど、 不思議と子供だましというふうには感じず、最後まで素直に楽しめた。 個人的にはエンターテイメントに徹している分「河童のクゥと夏休み」より好きな内容だった。 [DVD(邦画)] 8点(2008-08-13 19:37:13) |
12. 河童のクゥと夏休み
原恵一が「この作品のために今までアニメを作ってきた」とまで言っているのを聞いて、 ぜひとも見たいと思っていた映画でした。 2時間20分ほどある長めの作品でしたが、全然長く感じさせなかったのはさすがです。 低予算だったのか宮崎駿や押井守の作品みたいな作画での驚きはまるでありませんでしたが、 細部まで丁寧に作ったのが感じられる作品ではありました。 ストーリー的にいろいろ詰め込みすぎな感は少しありましたが、意図的かな?と思っています。 ただ、見終わった後に残るものはあまりなく、 「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」以上の胸が締め付けられるものを期待していた身としてはすこし物足りないものがありました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-08-12 19:35:28) |
13. 疾走
タイトルのイメージで、勝手に気軽に見れる爽やかな映画を想像していたのだけど、 まるで逆の内容だったのでちょっと戸惑った。 どう転がるか分からない展開はなかなかに惹きつけるものがあったけれど、 見終わってみるとどうも掴み所のない印象が残った。 それでも10代だったらけっこう心に響いたと思うが、 20代以上だとこの青さ加減がちょっとしんどいような気がする。 [DVD(邦画)] 5点(2008-08-02 22:22:15) |
14. Kids Return キッズ・リターン
北野武映画はほとんど見たことがなく、 内容にも偏見があったのだけど、これは面白かった。 エンターテイメントとしては少し弱いかもしれないが、 地味ながらもどの登場人物もしっかり描かれていて好印象。 やはり誘惑に負けず地道に努力し続けられる奴が最後に残るんだな、と思った。 [DVD(邦画)] 7点(2008-07-21 09:47:45) |
15. ココニイルコト
いまいち心に染みなかった。 真中瞳の演技が気になったことや、 ストーリー展開にムリを感じたことなどが理由だと思う。 王道なストーリーなだけに安心しては見られたけれど、 それ以上のものはなかったし、見終わった後に何も残らなかった。 [DVD(邦画)] 5点(2008-07-20 08:31:14) |
16. クワイエットルームにようこそ
前に見た同じ監督の「恋の門」は苦手な映画だったけれど、 これは最後まで楽しんで見れた。 ところどころクセのある演出があるし、 ストーリーもとっ散らかった印象はあるのだけど、 全体としてみると妙に味があり、妙に締まりのある内容だったと思う。 ただ、2回目を見る気持ちにはならないので1点マイナス。 [DVD(邦画)] 6点(2008-07-19 21:35:35) |
17. アヒルと鴨のコインロッカー
原作は未読。良くできているとは思ったのだけど、 全体的に小粒なのでいまひとつ盛り上がりに欠けた。 ところどころ気になる部分があったのも原因かもしれない。 ストーリーなり登場人物なりにもう少し魅力があれば良かったように思う。 [DVD(邦画)] 6点(2008-07-06 10:21:53) |
18. 大日本人
「放送室」が大好きなので期待して見た。けれど全然楽しめなかった。 単純に「わからない」というのが感想で、何がしたいのかどこを楽しむのか分からなかった。 あと僕だけかもしれないけどホームカメラのブレが多くて見てて気持ちが悪くなった。 序盤だけは少し引き込まれたので2点。 [DVD(邦画)] 2点(2008-04-28 06:18:34) |
19. ひみつの花園
「軽い」「短い」「見ていてワクワクする」とても面白い映画だった。 とてもサクサクと進んでいくストーリーは見ていて爽快。 ただ、序盤のギャグは個人的には中途半端だと思った。 あれによって安っぽいイメージができてしまったし、 そのあとのストーリーに没頭するのに時間がかかってしまった。 [DVD(邦画)] 8点(2008-01-27 14:28:16) |
20. ナビィの恋
島の穏やかさやのんびりとした雰囲気があまり感じられなかった。 そのせいで全体的にしまりのない印象になってしまったように思う。 「年寄りの恋」という見てはいけないものを見てしまった感じは悪くなかった。 [DVD(邦画)] 3点(2008-01-23 10:14:51) |