1. コンタクト
《ネタバレ》 昨日久しぶりに再鑑賞しました。観ている最中からあまりのおもしろさに感動して号泣。改めて、、なんて面白い映画なんだ! 神を信じない人間を全人類の代表には選べない。まあこれは神を信じないから代表にしないのではなく、代表とは最も優れている人物であると同時に(良識ある)人類の平均値でもなければならないからですが、それってなんてリアルなんだろう。まるで、2010年の日本で言うところの国母バッシングによく似ていませんか? そして人々は証拠があるから物事を認めているのではなく、自分自身がそう思うから認める。神の存在を感じる時があるから神の存在を認める。エリーの言葉に嘘偽りを感じないからヴェガ人と接触したのを大衆は認めたんですよね。調査委員会は(公には)認めなくても。 さらにヴェガ人は言います。このワームホールは自分たちが作ったのではない。別の誰かが過去に作ったものだと。そんな大いなる存在を場合によっては「神」と称してもいいような気がします。 言ってしまえば、宗教も科学ももしかしたら同じようなものなのかもしれませんね。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-02-03 20:23:05)(良:1票) |
2. ギャラクシー・クエスト
《ネタバレ》 今までの人生で最も好きな映画。たくさん笑って、たくさん泣いた、本当にお気に入りの映画です。今の自分にはもうなくなってしまった、純真でピュアな心が笑いにもなるけど、とても胸を打ちます。純真なのは宇宙人だけじゃない、放映後何年経とうがずっと熱心なファンで居続けている人たち、そしてそんな彼らの期待に応えようとするキャスト達もそうなんですよね。 アランリックマンを勝手に師と仰ぐ宇宙人が殺される所で、そしてなんとも都合良くファンのフェス会場に帰ってくるラストシーンで嗚咽が出るくらい号泣していたら、周りの人に怪訝な顔されましたが、自分にとってはコメディって言うよりも感動巨編です!(笑) [映画館(字幕)] 10点(2009-07-12 02:19:34)(良:2票) |
3. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 「ちょっとあたしはトイレで鼻に粉をはたいてくるから、帰ってくるまでに決めといて」 あ~もう最高にバカで最高にかっこいい! 極めつけは、コカインだと思って鼻からたっぷり吸い込んだのがヘロインで、死にかける所。 「おい、なんとか言ってみろよ」「・・・なんとか」 あ~もう最高に下らなくて最高にかっこいい! 何回観ても、本当に下らなくて最高にかっこよくて超おもしろい。映画を通じて何かを訴えるのもありだけど、とにかく楽しめて観終わった後すっきりできる映画も必要だと思います。この映画好きすぎて死ぬ~ [映画館(字幕)] 10点(2008-12-30 17:41:47) |
4. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
庵野監督は本当にエヴァに入れ込んでいて、この映画を作るのは本当に辛い作業だったんだろう。自らがおたく四天王であるが故に世のおたく達の反応が心に深く深く突き刺さったのだろう。監督の心理状態がここまで作品に反映された映画は後にも先にもこれだけじゃないでしょうか。さらにアスカ復活のシーンとその後の捕食シーンで観ている自分も深く深く傷つきました。だからこそ、新劇版が作られている今、この上ない幸せを感じるんです。 [映画館(邦画)] 9点(2010-02-09 21:11:56) |
5. 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
《ネタバレ》 まさにエヴァファンに凄まじいトラウマを与えた作品。でも、DEATH編の時間軸を縦横無尽に走り回る編集はすごく好きだし、REBIRTH編の意地悪を通り越したサディスト的なぶつ切りと直後に流れる「魂のルフラン」は、ある意味すごいと今でも思ってます。 [映画館(邦画)] 9点(2010-02-09 20:39:21) |
6. ガタカ
《ネタバレ》 とても大好きな映画です。そもそもスペースサーガとかスペースオペラに全く興味がない自分にとって、こういった類のSFは宝物です。この映画の世界に限らず、現実ってのは思いのほか理不尽ですよね。でもそこでヒーローが出てきて問題を片付けてくれたり、自分がヒーローになったりっていう夢を見るには、自分はあまりにも色んなものを見過ぎた(?)みたいです。 みんなが知らない振りをしている事「選ばれた人しかヒーローにはなれない」。それに真っ向から挑み、優生学を情熱と努力(と運)でねじ伏せるイーサン・ホークを見ていると、同じく選ばれし者ではない自分にとって明日への希望にもなります。そういった意味ではこれこそSFファンタジーなのかも! [DVD(字幕)] 9点(2010-02-02 15:02:37) |
7. アポロ13
《ネタバレ》 何度観ても面白い映画だ。しかもここまで実話に忠実だったなんて!(特典ディスクを見て) 月へのミッションは、宇宙飛行士だけが優れていてもだめで、地上にいるスタッフ全員が誇りを持って自らの職務を完璧に果たさなくては成功しないんですね。しかもそれでも運命には勝てない… 自分の誕生日は13日なんですが、今まで「生まれた曜日は金曜日じゃないから大丈夫!」って言ってたけどそんな言い逃れも通用しないのかも… [DVD(字幕)] 8点(2010-04-03 20:16:48) |
8. 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
《ネタバレ》 テレビシリーズがあまりにも好きで好きでしょうがないので、テレビシリーズの難解さやどぎつい人間模様を薄めてキャッチーにした本作は、誰が観てもわかりやすい代わりに少々無難な印象。ただ、うまくエッセンスを抽出してあるとは思います。 ちなみに劇場版の鳳学園は、死後の世界との狭間の世界なのかなと思ったりもしました。あの世界にいる間は、現実の世界で生死をさまよっている状態なのかな、と。冬芽が忘れられていた秘密を語り去って行く場面は、死後の世界へ旅立ったんだと。つまりラストシーンのウテナとアンシーは、あの狭間の世界を革命することで現実世界へ戻れたのかな、とかね。 とにもかくにも、学園生活っていうものは、世間と時間の進み方が異なっている異世界だという気がします。今思うとね。それをこういう形で表現した本作は、斬新だと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2010-03-01 17:34:59) |
9. セブン
《ネタバレ》 とにかくラストシーンのブラピの苦悩が痛いほど伝わりました。もし自分が同じ立場だったとしてもやっぱり撃ったでしょう。ブラピの演技って結構嫌いなんだけど、セブンの演技はなかなか良かった。 そしてカイルクーパー率いるイマジナリーフォーセズがこの映画のオープニングをきっかけに大ブレイクしたのも思い出深いですね。 [DVD(字幕)] 8点(2010-02-11 16:37:22) |
10. ロスト・ハイウェイ
《ネタバレ》 主人公が「事実をそのまま記憶したくない」って言うんですよ。それわかるな~。荒唐無稽に見えて、実はすごくリアリティを感じる映画でした。 [DVD(字幕)] 8点(2009-09-02 15:37:13) |
11. 羊たちの沈黙
最初に観た時、死ぬほどドキドキしたもんです。よく練られた脚本だなと。それに負けない演出と、なによりジョディフォスターが素晴らしい。アンソニーホプキンスももちろん。二人の駆け引きは映画史に残る名シーンだと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2009-08-31 15:08:06) |
12. テルマ&ルイーズ
《ネタバレ》 ラストシーンで超号泣。最後のキスは同性愛的なものでは決してないよね。そこがいいんだな~ テルマがだんだん生き生きとしていく描写が最高にぐっときます。自分らしく生きて短い生涯を終える方がいろいろ大変だけど、よっぽどいい。最高のハッピーエンドです。 しっかしトゥルーロマンスに続いてここでもブラッドピットのしょうもないチンピラ役が最高。こういう役ばっかりやってた方がいいのに… [地上波(吹替)] 7点(2012-03-06 04:53:31) |
13. ミッション:インポッシブル
幼少期にTVシリーズ見てたので、感動もひとしお。しかもデ・パルマ節が炸裂してるのがまたよい。っていうかトム・クルーズ的に最もはまり役のような気が。 [映画館(字幕)] 7点(2010-08-12 21:15:43) |
14. ツイスター
《ネタバレ》 イマジナリーフォーセズのオープニングも良いんだけども、とにかく竜巻に巻き込まれんと身体を縛り付けて耐えているラストシーンで、竜巻の目を通った刹那に一瞬だけ青空と太陽が見えるシーン!ここに相当ぐっときました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-12 20:17:33) |
15. ディープ・インパクト(1998)
隕石もの(笑)で一番好きです。とにかく人々の隕石落下に対する反応がリアルだし、ばかみたいな石油掘りが隕石に飛んでって作業したりしないし。近未来のディザスター映画って、これくらいリアリズムがないと。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-03 20:28:49) |
16. ファイト・クラブ
男なら観ていて当然わくわくするでしょう。自分的にはラストシーンがファンシーすぎてちょっと不満。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-11 16:54:40) |
17. マルコヴィッチの穴
すさまじいオリジナリティ。カウフマンのセンスは本当に並じゃないです。そこにスパイクジョーンズ的な映像がジャストフィットで、いいもん観た~って感じ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-11 16:50:54) |
18. ゲーム(1997)
何気なく観たら思いのほかおもしろかった作品。終わってみるとあのオチはなんなんだ!とか思いますが、とにかくドキドキハラハラしながら観れたので満足。 [地上波(吹替)] 7点(2010-02-11 16:46:44) |
19. レオン(1994)
リュック・ベッソン否定派の自分も、悔しいけどこの映画だけは大好きです。ゲイリー・オールドマンは演技過剰でうざくて邪魔だけど、他は文句つけられないかも。ダストシューターからマチルダが脱出する場面は今でも鮮明に思い浮かべることができるくらい名シーン。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-09 16:49:43) |
20. タイタニック(1997)
当然おもしろいです。SFXもすごいし、ストーリーもいいし、作りも凝ってるし、キャストもすごいし、音楽まですごい。娯楽作品の優等生ですな。自分的にはあまりに優等生すぎてちょっと敬遠してしまうんだけども、やっぱ船がまっぷたつに折れるとこの迫力とか、冒頭の現実から回想シーンへ移行するところとか、悔しいけどわくわくポイントはいくつも浮かんできますね。 [映画館(字幕)] 7点(2010-02-04 20:50:25) |