1. アナと雪の女王
期待が高すぎたのか、普通の作品でした。 ただ、お姫さまの冒険物語は、ディズニー好きの親が子供に見せたい映画なのでしょう。 映像や音楽は素晴らしいのですが、ストーリーが粗いので、ディズニーファン向きの映画という気がしました。 [映画館(字幕)] 6点(2014-05-18 17:30:42) |
2. ブルージャスミン
《ネタバレ》 終盤まで、予告で見たとおりの展開だが、飽きることはなかった。 雰囲気はいつものアレン映画なので、この重い話を軽快なテンポで見せてくれる。 時系列のシャッフル(というか回想だから当たり前か)が、実にうまく機能している。 アレンのシリアス物は、当たり外れが大きいが、これは当たりだった。 主演女優賞も納得。 [映画館(字幕)] 8点(2014-05-18 17:19:19) |
3. オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
《ネタバレ》 おしゃれな映画と思わせて、実はバカ映画です(褒めています)。 ヴァンパイアのバカップルの日常を、こだわりを感じさせる意味深なセリフを随所にちりばめながら、中身が無いことを製作者は理解して作っています。 苦笑するしかないラストのくだらなさも個人的にはツボでした。 たまにはこんな映画もいいのではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 6点(2014-04-20 23:43:20) |
4. ロボコップ(2014)
思っていたよりロボコップのテイストを維持していた(アプローチの違いは監督の違いなので文句はない)。 オリジナル版は、ブラックユーモアと過剰なアクションがうまく溶け込まず、かなりバランスが悪かったが、音楽と「マーフィ!」の決めゼリフのおかげで印象に残る作品だった。 今回は中盤まではよかったのだが、後半がグダグダだったのはもったいない(サミュエル・ジャクソンの怪演は終始素晴らしかったが)。 [映画館(字幕)] 6点(2014-04-20 23:17:01) |
5. ウォルト・ディズニーの約束
昔見たメリーポピンズはあまり良い印象を持っていなかったが、これは面白かった。 それぞれのキャラクターの行動は納得いくものであるし、結末も悪くは無い。 傑作というわけではないが、よく出来た映画だった。 [映画館(字幕)] 6点(2014-04-20 22:56:07) |
6. それでも夜は明ける
《ネタバレ》 よくできた映画だとは思うが、自分が上っ面の知識しかないため、響くものがなかった。 特に感じたのが、カナダ出身で奴隷制度に真っ向から反対を表明している役のブラッド・ピットが、手紙を出すのをためらうのか。 頭でなく、感覚的に納得できなかった。 前年に作品賞を逃したリンカーンは伝記と異なる人間的な物語で親近感を持ったが、こちらはリアルな描写の積み重ねが逆に距離感を感じてしまった。 [映画館(字幕)] 6点(2014-04-20 22:50:34) |
7. 飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲
《ネタバレ》 おそらくスタッフはレザーフェイスが好きなのだろう。 だが、好きのベクトルが間違っている。 レザーフェイスはヒーローではないし、哀愁もいらない。 微妙な復習劇ではなく、被害者達が(そして観客も)レザーフェイス一家の不条理な世界に翻弄される作品にしてもらいたかった。 [映画館(字幕)] 5点(2013-09-08 23:51:10)(良:1票) |
8. エンド・オブ・ウォッチ
「リダクテッド」のような作品。 テーマ性はあちらの方が上だが、こちらの方が主人公達に感情移入しやすいので、後半に緊迫感があった。 また、それぞれの人種に善悪をバランスよく配置している。リアルな話だけに細かい配慮が感じられた。 それにしても、これを観たら、絶対に警官にはなりたくない。 [映画館(字幕)] 6点(2013-09-08 23:28:13) |
9. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 そもそもWHOの施設で空母と連絡できたのだから、他の施設などで実験してもらえば後半のかくれんぼ&鬼ごっこは必要なかったのではないかな? それはともかく、この映画の最大のウリのゾンビの大群のシーンは素晴らしいが、予告で観ていたので、それ以上のインパクトは無かった(3Dで観ていたら違っていたかも)。 気になったのは、後半の施設のシーンで緊迫感がまったく無かったこと。もっとドキドキする演出が出来なかったのだろうか。 とりあえず、ゾンビ映画をブラッド・ピット主演の超大作にしたことを評価してオマケの6点。 [映画館(字幕)] 6点(2013-09-08 23:18:05)(良:1票) |
10. マン・オブ・スティール
ラッセル・クロウ、ケヴィン・コスナー、ダイアン・レインら役者陣は良かったのですが、アクションがくどい。 特に後半のアクションシーンは、昔同劇場見た「魔法少女リリカルなのは2」を彷彿とさせる程、映像と音がうるさかった。 マーベルのヒーロー映画に比べ、まとまりが悪すぎる。 せっかく大金をかけて最大のビックネームをリメイクしたのにもったいない。 [映画館(字幕)] 6点(2013-09-08 23:05:30) |
11. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 思ったより点数が低いですね。 ボーンが出ないので芯の無い物語に思えましたが、これまでの3部作と比べるのは酷な気がします。 個人的には、アーロンがライダー2号のように仲間になる展開や(彼女と協力しあって行動すれば、ボーンの孤独が強調されて良い)、ハカイダーのようにの最大の敵(彼女が殺されれば、間接的にボーンが原因になる)になるのか、今後の展開が楽しみです。 [映画館(字幕)] 6点(2012-12-09 23:05:05) |
12. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 オープニングは期待していたのですが、その後はどうも・・・。 せめて映像でたっぷり地獄からの生還を見せてくれたら、悪役との対比もできたように思います。 ストーリーが平凡で、アクションのキレもよくない。 とても時間が長く感じました。 ただ、ダニエル・クレイグは相変らずですし、次回からの仕切り直しに期待しています。 MIシリーズやボーンシリーズが頑張っているのだから、007シリーズもまだまだやれるはず。 ところで、銃には詳しくないのですが、ボンドを撃った後に映像的にはもう一発撃てそうな時間があったのですが、あの銃は一発しか撃てないのでしょうか(ボンドを命令で撃った事より、その後の対応の悪さが処分の理由だと思うのですが)。 [映画館(字幕)] 5点(2012-12-09 22:54:41) |
13. モールス
《ネタバレ》 すいません、この映画の良さがわかりませんでした。 原作もオリジナル映画も観ていません。 この映画だけで女の子(というか吸血鬼)の視点だと次のような話だと思います。 ・最近、召使(一応恋人)の仕事(人を殺して血をとってくる)ぶりが悪いし、ジジイになってきたんで気力も薄れている。 ・新しく越してきた狩場で、召使に使えそうな少年を発見。モーションをかけてみる(いじめられていたり、両親の離婚などで使えそうだと判断する)。 ・召使は仕事に失敗し、自殺(みたいなもの)。 ・いくつかアクシデントはあったものの、うまく召使ゲット。新天地へ。めでたしめでたし。 ルービックキューブを簡単に解いたり、パズルが好きだという設定は、予想外の展開をうまく自分の望む方向へコントロールする能力の高さを表していると思います。 その能力を使い、恋人を希望する少年に肉体的なことはしないと約束させたり(おそらく前の召使にも少年時代に同様の約束をさせたのだろう)、町から去ったとみせかけて絶好のいじめのタイミングで少年を救出したりして、少年を魅了させたのでしょう。 まるでオレオレ詐欺の犯人と被害者のように、彼女と少年では経験も知能も情報もフェアではありません。でもオレオレ詐欺と同様に決断しているのはいつも被害者の少年の方です。 このサイトでの高評価をみると、自分の話の解釈に思い違いがあるのかもしれません。原作やオリジナル映画を見れば感想が変わるのかもしれませんが、この映画だけだとどうしても良さがわかりません。 [映画館(字幕)] 5点(2011-08-17 23:56:13)(笑:1票) (良:1票) |