1. バリー・リンドン
スーパーリアリズムというべき再現性をもって表現された映像は一見の価値有。 キャスティングで素人俳優を主役に据えた意図が成功しているのが感じ取れる。 キューブリックの映像にはいつも驚かされるが、このバリー・リンドンはその極みといっても過言ではないように思える。それほどにこの作品は視覚のみでの鑑賞に耐え得る。 [DVD(字幕)] 8点(2010-10-06 23:57:58) |
2. 仁義なき戦い 完結篇
盛り上がりにちと欠けるのだが、個人的には何故か好きな作品。 広島死闘篇の千葉ちゃんの大友勝利はピカイチであるが、本作の宍戸錠扮する大友勝利もなかなか良い。伊吹吾郎がまたいい味を醸し出している。 [DVD(邦画)] 6点(2010-10-06 23:48:53) |
3. 仁義なき戦い 頂上作戦
シリーズ中、盛り上がり最高潮クライマックスである。 其々のキャラが引き立って俳優陣が輝かしく見える。 ゾンビ松方も健在! [DVD(字幕)] 6点(2010-10-06 23:44:00) |
4. 仁義なき戦い 代理戦争
シリーズ中イチオシの作品。 前作をしのぐ暴れっぷりにノックアウト。 成田三樹夫氏も登場! このシリーズは1作目をみると、依存症の如くシリーズ全部を一気に見たくなる。 しかし、一気に見るとキャスティングによって混乱を招くのが最大の難点。 死んでも死んでも出てくるゾンビ松方に乾杯! [DVD(邦画)] 8点(2010-09-27 23:26:31) |
5. 仁義なき戦い
仁侠映画のイメージを覆してくれた作品。 まさしく仁義もへったくれもない暴れっぷりがえげつないぐらいにスカッとさせてくれる。殺伐とした空気がビンビンに伝わってくる。お気に入りの成田三樹夫氏が本作に出ていないのが残念。 [DVD(邦画)] 7点(2010-09-27 23:17:48) |
6. 仁義なき戦い 広島死闘篇
シリーズ中唯一、個人にスポットをあてた作りとなっているので入門用に良いかもしれない。 千葉ちゃんのキレっぷりが素晴しすぎる。 梶芽衣子と成田三樹夫の演技がが光る。 [DVD(邦画)] 6点(2010-08-29 13:27:52) |
7. 大統領の陰謀
ジャーナリストものでは結構好きな作品である。 ウォーターゲート事件の真相が、今ほど明確でなかった公開当時に見てみたかった。 蛇足ではあるが、D・フィンチャーのゾディアックが頭にちらついた。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-26 21:52:01) |
8. JAWS/ジョーズ
楽曲が恐怖を倍増させる映画はこの作品が一番である。 冒頭の薄暗い画面が終盤明るい画面になっていることで、違う恐怖感を効果的に演出しているのが良かった。 また、海水浴(=身近で楽しい)とJAWS(=恐怖)が表裏一体であるが故の恐怖感はたまらない。 激突と同じく、日常の中を舞台としている恐怖だけに余計怖く感じさせる旨さがある。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-26 21:34:09) |
9. 時計じかけのオレンジ
初めて観たときにナッドサットに苦しみ、字幕を追うので必死だった。原作も読み何度も観るとナッドサットも解るようになり、映画に没頭できる。アレックスのユートピアとディストピアの交錯が楽しい。画もキューブリック特有の乾いた感じが冴え渡り、狂気染みた中に芸術性を感じる。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-05 23:26:07) |
10. ダーティハリー
良くも悪くも刑事物の教科書的作品。とにかくイーストウッドのカッコよさとアンディ・ロビンソン扮するサソリのキモさが魅力的。何度も観たせいか(おいしい物でも食べ過ぎると飽きが来る)ちょっとゲップ状態の為にこの評価とする。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-27 01:27:49) |
11. 県警対組織暴力
仁義なき戦いの役どころとうって変わって、菅原文太が刑事なのだが・・・どっちがどっち?と言うぐらいにえげつない。見所はやはり拓ボンの取り調べシーン!これにはやられました。当時の社会風潮を味わえるセリフの言い回しがなかなか良い。 [DVD(邦画)] 5点(2010-02-14 22:26:53) |
12. スター・ウォーズ
解り易いストーリーと、個性的なキャラクターが観るものをスターウォーズの世界観にグイグイと惹きこんでくれる。出てくる戦艦や戦闘機も当時非常にカッコよく感じたものだ。音楽も良く、スクリーンから得た迫力・スピード感は痛烈にインパクトを与え、未だに記憶に残るほど。宇宙戦争もので個人的に一番好きなシリーズである。 [映画館(字幕)] 7点(2009-12-25 17:06:15) |
13. 激突!<TVM>
目的は解らないが、日常の中で誰にでも襲いかかりそうな恐怖感がビンビンと伝わる。 低予算で作られていて、単純なストーリーではあるものの観るものを惹きつける。 スピルバーグがちょろちょろ映るのも愛嬌があっていい感じにさえ思える。 全体的に作りが奇襲的インパクトを与えるに留まっているという点で-1点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-20 17:42:25) |
14. スティング
数章に分けられた構成、そして軽快な音楽が良いテンポを生み出している。 最初から最後まで鑑賞者を気持ちよく騙してくれるストーリー、コンゲームものとして秀逸な作品である。 [DVD(字幕)] 7点(2009-12-20 01:28:54) |