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さわきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 447
性別
年齢 39歳
自己紹介 10点映画に出会うのを楽しみにして今日も映画を見る。

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1.  そして父になる 《ネタバレ》 
始まりの受験面接からタイトルや良多への周囲からの話など色々な伏線を回収して完璧な正解がない中で大団円に収まったのはとても良かった。 途中両夫婦が対立してしまうシーンはリアルだし、視聴者は子供の心情を常に考えてしまうので見ごたえがある。 子供を通じて互いの溝が埋まっていくのかと思いきや、当然そんな簡単なものでなく、それでも子供を中心に状況が動くというのが子を大事に思う親の気持ちを見ている者へ与えているのかもしれない。 最後の避ける慶多を追っていく場面は子供の複雑な感情を慮ると胸が苦しくなる心に残るシーンだ。その他も母側でも葛藤や優しさを表すところや、子が育ての親へ帰りたい思いを表現するところなどの印象的な場面がたくさんあって、見て良かったと思いました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-03-13 16:48:58)
2.  運び屋 《ネタバレ》 
イーストウッドのカッコいいおじいちゃんシリーズ大好きです! ワルとおじいちゃんの会話が楽しい雰囲気を作っていて見ていても楽しくなってしまう。 最後のヘリコプター登場と追いかけあいは好きじゃないけど、それ以外はとても楽しめました。 おじいちゃんの過去への後悔がハッピーエンドをすんなり受け入れさせてくれたのか。それでも娘は急変しすぎな気もする笑
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-30 16:17:16)
3.  LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 《ネタバレ》 
確かに映画を見て感動はしたが映画の最後にあった実物の映像(母二人と子の3人で抱き合っているシーン)がより良かった。 インドの母親が、いつか息子は帰ってくると思って居住地を移さず待ち続けていたという気持ちの強さが伝わってくるのが良い。 お兄さんの存在が家を探す動機づけの一つになっていたと思うと亡くなっていたことは本当に残念だ。実際には、主人公の彼はお兄さんの死も背負って生きているんだろうと思うと辛いものもある。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-17 20:44:33)
4.  ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
こんな心温まるよくある映画のストーリーが実話だなんて!!しかも当たり前みたいに肩に乗っている!! ほんでもって、猫を買い取りたいとか言ってきたオバサマはいったいどういう神経なんだ! さらに、何かのためにというものがあると人は頑張れる。という教訓もあって、とにかくベタベタだから気軽に見られる。 ネコも歌もいい感じで楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-05 16:52:03)
5.  聖の青春
私のような将棋好きで村山さんを名前くらいしか知らない者は彼の人となりが見えて楽しめました。 作中の村山さんが実際にどのくらい忠実なのかは分かりませんが、村山さん紹介映画としては良作と思いました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-04-27 17:29:27)
6.  家へ帰ろう 《ネタバレ》 
主人公がややこしいクセのある爺さんだからこそ旅先で他人とつながりを持ってのやり取りが面白いし、身内が冷淡なのも腑に落ちます。 シンプルなストーリーに音楽等の装飾が調和していることで主人公と彼自身のバックボーンが映えて見え、彼を見守る者の一人のような目線で素直に感動できました。 何より、いくつかある人とのふれあいの中で主人公の態度や考えに変化がうかがえるのが、何とも素朴で美しいものを見るような気持ちになり飽きさせない。 世界には色々な人がいて、さらに年配者には身内も知らない理解されない歴史を持っているのかもしれない。と見終わって考えていると色んな人に色んな話を聞いてみたく思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-10 15:50:51)
7.  おみおくりの作法 《ネタバレ》 
死をテーマとしているからか、丁寧で真面目な雰囲気が終始に感じられ主人公の個性と重なる。真摯な目線で死と向き合える映画だと感じる。さらに時折のユーモアが人物の人間味と合わさって、温かな何かも感じられる。 解雇を通告された後、故人の知人の話やその話す様子を見ていると何とか皆がビリーの葬式に来てほしいという気持ちになってくるし、最後のその時は感動しました。 しかし終盤のありふれたドラマは受け入れられないし、無ければ地味な仕上がりになるだろうけど、やっぱり見終わった後に不要だと思った。 彼は仕事に思い入れがある様子だったし、今まで仕事の中で溜めこんでいたものを吐き出すように働いているように見えたので、主人公の最後の仕事が彼にとって最も印象的で一番の仕事だったというのが見たかった。  死や死者への考え方は人それぞれあるのが当然だけれど、主人公に解雇通告した上司の言動には嫌悪感を覚えた。それは主人公との死への認識の差異ということではなく、死者への生前の認識であり、それを愚弄しているように見えたからだと思う。 でも、思えば自分自身も彼とそれほど変わらなく、墓参りだとか見知らぬ人の葬式など私もその人の生を全く見ていない言動は考えればいくらか思い浮かぶ。 合理性みたいな現実的なものを優先して考えがちだが、改めて大事なことを深く考えるきっかけを与えてもらった気がします。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-19 12:14:09)
8.  横道世之介
長いけどなんだか飽きずに見れちゃう作品という意味ではツマラナイことはないと確かに思う。吉高由里子のお嬢さんが可愛らしいのも、とてもわかる。 それでも物足りなく感じるのは、主人公の世之介が普通だからだろうな。たぶんそうじゃないかと思うけど、よく分からない。世代もあるのかな。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-02-15 19:08:47)
9.  ブンミおじさんの森
何が言いたいかもわからないし、漠然とした理解さえできない描写が多い。自然の音だけ心地良い。それしか書きようがない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-12-28 14:45:41)
10.  アルゴ 《ネタバレ》 
とてもハリウッド的な作品だけれど、その歴史についてそれほど知らない私には勉強になりました。 事実を基にしていながらあまりにも非現実的に感じるため、イラン側の視点を気にせず見ることが出来るので楽しく見れたのかもしれない。 しかし最後はギリギリにしないとダメな決まりでもあるのだろうかと笑ってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-20 16:54:31)
11.  岸辺の旅
とてもファンタジーな設定ですが、人間の死・現実的な人間の感情と良い感じで噛み合わさっていて面白い。 とはいえちょいちょい意味がよく分からないところもあるので消化不良でした。でも雰囲気は好きです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-06-03 21:17:37)
12.  太秦ライムライト 《ネタバレ》 
キャストや題材等、素材は非常に良いもので期待できるものが揃っているだけに、仕上がりは残念に感じた。 若いチャラチャラした監督や俳優は映画の中で浮きすぎている。確かに異物であることは際立っていたが、あれだけ露骨に変化を表現してしまうと冷めてしまう。主人公が寡黙な人だけに暗に意味する演出が相応しかったように思う。 さらに最後の若いプロデューサーが主人公の側に味方するように全部撮影しようとリードするところ。彼の心境の変化が全く理解できない。なんでやねんと思っている間に終わってしまった。 とにかくもったいない作品と感じました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-01-11 20:00:55)
13.  ル・アーヴルの靴みがき
街の皆さんがとても好きです。あの距離の近さや言葉の少なさに信頼を感じますし、黒人の少年への対応に心の豊かさが溢れている。 これが実世界では理想になってしまっているのが悲しくもありますが、しかしあの古めかしいザラザラした画質などそんな現実を踏まえた上での作品なのかなあと、色々と考えさせられました。 残念な点としては、ストーリーに突飛なところが多く、私には受け入れることが出来ませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-11-09 20:50:39)
14.  最強のふたり
世の中に何となくある認識や、何となく認められている価値観にコメディータッチで冷や水を浴びせているのが楽しい。 特に言うと、ミュージカルかオペラかで木が歌っているのをドリスが爆笑するところは私もツボでした笑 ただこの作品は色々なドラマの要素がありすぎていて、映画としては時間が足りなくまとまっていない何を主張したいのかがボヤけた印象が残りました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-07 18:50:08)
15.  あん 《ネタバレ》 
生きていく上での色々なものを感じさせてくれる作品です。 客商売という周りの噂一つで時に繁盛し時に閑散してしまうという難しさに桜の木が重なって見え、儚く切なくなりました。 そして、その両方の要因である徳江婆ちゃんへの感謝と何とも言えない負の感情との葛藤。 オーナーへの慰謝料を肩代わりしてくれた感謝もあり、徳江婆ちゃんについての辛辣すぎる配慮が全く無い言葉に何も言い返すことが出来ない自分への情けなさ悔しさ。結果的にその言葉は正論であったと言えますが、劇中はその言葉が正しくないことを願って見ていたので、現実を突き付けられた気分になりました。 また、ハンセン病患者の隔離と鳥かごの中のカナリヤに自由の尊さや、カナリヤを放した婆ちゃんへの女学生の理解と優しさも感じます。 色々ありましたが終盤のいくつかのシーンでは、その期間は徳江婆ちゃんにとって特別なものだったろうし、どら焼き屋の店長や女学生にも何かを残したであろうと思い起こさせられたので、それが良かったと思いました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-02-04 19:00:33)
16.  ペコロスの母に会いに行く
笑いあり涙ありの良作。最後には赤木春江演じるお婆ちゃんが可愛らしく感じました。 私事ですが、最近自分が「他者に不寛容な人間」であると感じることが多い。そんな時分に見たので、いろいろと考えさせられました。 誰もが自分の歴史を持っている。良いことも嫌なこと辛いこともあっただろう。それを経て人は年老いて存する。そして人生の終盤になっても、表面的にはどう振る舞おうと、色々なことを感じている。それを少しだけでも気に掛けることで、少しだけでも寛容になれる優しくなれる気がした。 印象に残るのが分かりやすい感情移入しやすい回想シーン。使い方が巧みでした。
[地上波(邦画)] 8点(2017-01-18 00:09:45)
17.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
最後には良い感じでまとめてきたなという印象だけれども、長めのわりに人物描写が十分でないと感じた。 ホリーが犯人ということは唐突感があったけれど、犯人と分かるまでの登場が少なく驚きは無かった。 またケラーがアレックスを拷問している時も、アレックスが犯人でない感じが逆に伝わりすぎて惨さしか感じなかった。 もちろん被害者の少女たちとその家族は気の毒なのだが、ケラーの残忍さが犯人のホリーを上回る印象を受けてしまい(本当はそんなわけない)、同情心もスッキリ感も無いまま終わってしまったという感想です。やはり、疑わしきは罰せずの精神は大事です。
[地上波(吹替)] 4点(2017-01-05 18:09:34)
18.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
事実に基づいている点と、最初は色々文句に近いことも言っていましたが自分のため家族のため国民のためになりふり構わず頑張って吃音を克服しようと努める国王の姿に、吃音や何らかの障害に悩まされている人はポジティヴになるんじゃないかなあというような余韻があります。私の身近に吃音の方はいないので吃音についての知識があまり無かったのですが、そういう人にこそ見てほしい作品です。理解が進むかもしれません。 そして何よりも、人が何かをする上で「自信」が大事なのがよく分かります。それを生むのは周りの環境が深く関わっていることを強く感じます。ラストのバーティの表情は、この後はより良くなっていくような明らかな変化が見てとれ印象的でした。
[地上波(字幕)] 7点(2016-12-28 18:58:01)
19.  インセプション
この映画を初見で不明点無く見られた人はスゴイと思う。 録画で見て良かった。ちょっとでも集中を欠いたら迷子になる。 視聴後にネットで解説を見て、SF作品としてのアイディアの面白さは確認できた。
[地上波(字幕)] 4点(2016-10-26 17:08:09)
20.  ドリームハウス 《ネタバレ》 
分かりにくかったり納得できない部分もあるけど、最後の家が燃えて無くなるのと主人公の辛い記憶を乗り越えるのを重ねたのがとても感動できた。「ドリームハウス」というタイトルだからこそ余計に感動できたのかな。
[地上波(吹替)] 7点(2016-09-28 17:22:51)
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