1. 黒い家(1999)
《ネタバレ》 ホラー・サスペンスというよりブラックコメディですよね? 序盤から挙動不審な御主人(西村雅彦)に、ちょっとウケてしまい・・・ 不謹慎かも知れないが、その御主人の指だけじゃなく腕までなくなってしまった病室のシーンなんか、コントっぽく感じてしまった。 『クワイエットルームへようこそ』でも思ったことだが、 大竹しのぶ嬢は、こういうイッちゃった系の役どころは上手いと感じた。 ただヘアヌード写真集を出す位のお方なんだから、乳吹き替えすんなよ・・・ この場面は、綺麗なオッパイじゃダメだと思う・・・ 一寸くたびれた乳であってこその『乳しゃぶれ~、下手くそ~』のセリフが生きるのだと思う。 この辺りと、ボーリングの球じゃなく汁まみれのバイブが飛んで来てウィ~ンウィ~ンて動いてたら、点数2点はアップしてあげたのに・・・残念。 [インターネット(字幕)] 4点(2014-07-30 18:28:19)(笑:1票) |
2. 生きない(1998)
《ネタバレ》 “死にたい”って言うとネガティブな感じだけど、 “生きない”って言うとポジティブな感じに錯覚してしまうのは私だけ? んでもって“死にたい”と思ってはいても意外と死ねないもので、なまじ“生きない”なんてポジティブ思考になっていた者達だからこそのラストのオチのような気もする。 人の死なんてもんは本人が望もうが望まなかろうが、ある日突然訪れて来るもんさ・・・と言われている気もするし。 ぼくらはみんな~♪生きている~♪生きているから 歌うんだ~♪・・・ 皆いずれ行き着く所は一緒なんだから天命を待ちましょうよ・・・と。 [ビデオ(邦画)] 5点(2014-01-12 08:21:01) |
3. シベリア超特急
《ネタバレ》 この映画のレビューの前に、少し私の思い出話をさせて下さい。 遥か昔、滑り止めで受けた高校受験の親子面接にて(因みにこの高校、嶋大輔やSMAPの中居君が行ってた高校)、面接官に『尊敬する人は?』と聞かれ、咄嗟に昨晩観た当時は水曜ロードショーでしたかね?の解説者の水野晴郎氏が頭に浮かび、『水野晴郎です』と答えたら二人居た面接官がキョトンと・・・チラッと横の母親をみたら、母もキョトンと・・・ 面接官『そのお方は、何をなさっている人ですか?』 私『映画評論家です』 面接官『数いるであろう映画評論家の中で、何故そのお方を?』 私『私は映画鑑賞が趣味なのですが、彼の映画の解説を聞いていると映画に対する愛情が誰よりも伝わってくるからです・・・』みたいな感じの事を言い、その場をしのぎ後に見事合格したのでした(本命の公立も受かったので結局その高校には行かなかったのですが・・・)。 そんな高校受験の面接官にインパクトを与え、これだけ映画に対して愛情ある解説をしてきた人が作った映画が0点な筈がない・・・という思いで鑑賞した今、私がキョトンとしています。 これほどシンプルに反戦を訴えているのに(セリフではっきりと『戦争は絶対にやめなければならん』と氏が仰っている)、心に響かない映画を私は他に知らない。 が、色んな意味で【水野晴郎】氏には“ありがとう”と言いたい。 でも、どうか1点で勘弁して下さい・・・ [DVD(邦画)] 1点(2014-01-05 06:54:36)(笑:2票) |
4. 学校
《ネタバレ》 学びたいと思っている生徒が居て、教えたいと思っている教師が居る。 それが当たり前の“学校”の姿で、今の教育現場は果たして“学校”なんですかね?と思ってみたり・・・ “学校”が勉学だけじゃなく、長い人生を生きていく術を教えてくれる場でもあるならば、この夜間中学に通う学ぶことを止めていない生徒達の方が寧ろ教師だな・・・と思ったり・・・ 数学なんかオッズわかりゃいいんだよと、イノさん(田中邦衛)を見て思ったり・・・ 因みに、オグリキャップの引退レースは4番人気で5・5倍(550円)、馬券は外した私だが、この映画と共に感動したレースでした。 [DVD(邦画)] 7点(2013-12-01 06:43:06) |
5. 氷の微笑
《ネタバレ》 以前観た時は、例のシーンを筆頭にエロかった印象だけで内容を覚えていなかったんですけど、今回DVDで改めて鑑賞したら、やっぱり何と言ってもシャロン・ストーンの足組みシーン・・・ もう一時停止、スローの繰り返しで物語が全く進まず頓挫する私自身の相変わらずのスケベ心は、劇中のマイケル・ダグラスのエロおやじぶりに匹敵します。 で、意外にもストーリーもしっかりしておりサスペンスとしても十分引き込まれ面白かった。 が、また何年かしたらシャロン・ストーンがエロく、オッパイがお椀型で乳首がツンと上むいて理想的なオッパイだ・・・だけになりそうだけど。 逆に言えば、それ位シャロン姐さんが光り輝いている映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-17 05:40:30) |
6. 3-4X10月
《ネタバレ》 初監督の一作目がインパクトあったので、比較すると微妙な感じに思えるが、個人的に好きな作品の『ソナチネ』等、後々の北野作品独特のカットが垣間見える。 が、私はジェントルマンなんで(ホンマかいな?)、レディの頭を小突いたり蹴ったりするシーンがチョッと目に余ったのがマイナス点。 [インターネット(字幕)] 5点(2013-11-16 17:06:06) |
7. みんな~やってるか!
《ネタバレ》 ビートたけしのくだらないモノ集大成的作品。 もう中盤以降はダレまくりだが、不思議と嫌な気分にはならない(お金払って劇場で観ていたら発狂するかも知れんが・・・)。 それよりも、ここまで馬鹿馬鹿しい事で最後まで貫くのは、ある意味凄いし潔い。 好きとは言えないが、嫌いじゃない映画。 [インターネット(字幕)] 5点(2013-11-02 21:29:12) |
8. フル・モンティ
《ネタバレ》 笑いあり涙ありの匙加減が絶妙且つコンパクトに纏められており素晴らしい作品。 しょぼくれたオヤジ達が(私自身も仕事こそあれ、しょぼくれた部類なんで・・・)、まさに“裸一貫”頑張る姿を応援せざる負えません。 彼等は失業こそしているけど幸せだと思う・・・だって、この年代でバカなことを真剣に出来る仲間が居るのだから(本気で羨ましい)。 そして私は、主人公の息子が銀行で預金をおろすシーンで思わず、○○~(←自分の息子の名前)ゴメンよ~と、心の中で自分の事のように嗚咽してしまったではないか・・・ 観終わった後は、もう気分はとってもフル・モンティてな感じで、明日からまた頑張るパワーを貰った次第です。 追伸:何せ観た晩に、夢見ましたからね・・・ ヘタなステップで自分がストリップする夢を・・・以上。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-10-19 14:14:39) |
9. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 独り寂しく変化のない生活を送っている私に・・・ 誰かゲームを仕掛けて下さい。 因みに誕生日は3月です。 但し私に請求はしないで下さい。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-14 18:02:21)(笑:2票) |
10. 生きてこそ
《ネタバレ》 不謹慎だけど、人肉ってどんな味するんだろう・・・って思って思い出したのが、以前勤めていた職場の長老が、戦時中に犬を食べたと言っていて、『どんな味でした?』と聞いたら、『肉なんだから何でも一緒だ・・・』と仰ってました。 要は、味なんかより空腹にはかなわない状況で忘れた・・・と。 勿論、犬と人では全く違うでしょうし、普通の生活をしていたら牛や豚や鳥だって姿形ある段階から捌く過程をを見せられて料理に出されたら、ちょっと食べられない感じだけど、本当そんなこと言ってられない状況だったんでしょうね・・・まさに生きて“こそ”だし、これが実話なのは驚きです。 遭難場所に十字架を立てていたのが印象的で、ある意味生存者等も、その後の人生は十字架を背負って生きているんでしょうね・・・ ただ劇中、遭難してから70日間後まで同じような血色で疲労感が感じられないのが残念でした。中には全く髭が生えてない男子もいましたし(そんな状況で几帳面に髭だけは剃るとは思えないし)。 デ・ニーロの役作りを真似しろとは言わんが、その辺がマイナス点でした。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-11 15:45:34) |
11. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
《ネタバレ》 タイトルがタイトルだけに、いつ花火が上がるんだろうと観ていたら、絶妙なタイミングで上がりましたね~。 50分足らずの物語の中に、心の奥底がむず痒かったり、ドキッとするようなシーンが多々ありました。 それこそ主人公の子供等の親世代の私が今観るに、花火も小学生時代も儚く一瞬で終わってしまったようだけど、美しいものだったな・・・と。 久しく生で花火なんか見てないけど、花火っていいわな~。 綾瀬はるか~~~っ!! [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-07 17:39:11)(笑:1票) |
12. 稲村ジェーン
《ネタバレ》 劇中の挿入歌『忘れられたBIG WAVE』の一節~あれから10年も 忘れられたBig Weve~♪どころか24年ぶりの今年、大波(約3メートル)の時だけ開催される幻の大会【稲村サーフィンクラッシック】が開かれました。 まさに先月9月26日に“稲村ジェーン”がやって来たのです。 この映画、サーフィンしている場面がない? いやいやプロじゃあるまいし、本当にあんなデカい波来たら逃げます。 私も逃げます。 だってこれ、丘サーファーの物語です(と自分は勝手に思っている)。 ストーリーは確かにめちゃくちゃです(色んな良い絵を撮って盛り込もうとして間延びしている)。 でも『暑かったけど、短かったよね、夏』のセリフは、夏好きで湘南エリアを行動範囲にしている私には、毎年そう思う素敵なセリフです。 私にとっては、鎌倉・逗子・葉山いわゆる湘南が美しく描けているだけで満足なのと、思うようにいかない夏を表現出来ている映画だと思います。 はい、ここで『真夏の果実』が流れます♪って感じ。 [ビデオ(邦画)] 7点(2013-10-06 03:02:49) |
13. ケープ・フィアー
《ネタバレ》 ロバート・デ・ニーロの役作りは相変わらず凄い。 そして執拗に弁護士一家を追い詰めていく姿は本当に怖い。 なのに不思議とデ・ニーロの方に肩入れして観てしまう俺も怖い。 ジュリエット・ルイスは若いのに妙なフェロモンが出ていてエロ可愛かった。 オリジナルは未見なので見比べてみようと思う。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-08-11 14:20:55) |
14. いつかギラギラする日
《ネタバレ》 ショーケンがシブくてカッコいい。 荻野目ちゃん、キャンキャンうるさいけどオッパイは綺麗。 金髪の木村一八も結構頑張っているし映画の中で逃亡するだけじゃなく、いつの間にかリアルに芸能界からも逃亡しちゃったところが凄い。 深作さんが荻野目ちゃんといい仲になったのが、この映画らしいし・・・ 聞くところによると、YUKIがエキストラで出演して劇中のバンドと出会ったのが、JUDY AND MARYの結成のきっかけになったとかで・・・ 色んな意味で、深作さんの“気”によって色んな事が吸い寄せられた映画なのかも・・・映画の内容としてはVシネマっぽくてチョッと物足りなかったけどさ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2013-08-07 16:28:20) |
15. 隣人は静かに笑う
《ネタバレ》 確かにラストにはビックリさせられたが、よく考えると話が上手く行き過ぎじゃあるまいか・・・? いや、でも最後まで釘付けにさせられたから、まっいいか・・・ しかし世の中、この映画みたいに都合よく解釈され、解決されたような事件がありそうで怖い。 9.11だって本当は、どうなの?って思えてしまいます。 それにしても、中盤の公衆電話の場面の夫人(ジョーン・キューザック)の笑顔の不気味さは、最近じゃ一番の印象深いシーン。あの顔、夢に出てきそう・・・ ほんでもって途中まで、FBI捜査官が黒幕だなと勘ぐっていた、おバカな私でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2013-07-28 10:54:30) |
16. ライアー ライアー
《ネタバレ》 面白かった。 自分に置き換えて、ウソをつけなくなったらホント日常生活ヤバいよ・・・ってのを映画で見せてくれてる。 嘘も方便とは、よく言ったもんだ。 よく考えたら、人間ウソついてることの方が多いのでは・・・ デブの人にデブ、ハゲの人にハゲ、チビの人にチビって正直に言うのは思いやりが足りない。 ウソは思いやりでもあるのだな。 終盤、元妻のボーイフレンドが少年とパパのやりとりを見て一歩引いたとこで、少年は皆に愛されているんだなと思って良かったです。 コメディなのにホンワカさせてくれる映画。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-07-27 15:26:44) |
17. がんばっていきまっしょい(1998)
《ネタバレ》 田中麗奈が色んな意味で、まだ汚されてなく初々しく可愛いので観れた(私の娘が田中麗奈だったら、白龍さんみたいな態度はとらないぞ・・・)。 本当、何か一つの事に一生懸命なのは美しく、若いって素晴らしい・・・とは思ったけど、ストーリーとしては凡庸で物足りなく感じました。 たぶん私個人が学生時代、特に何もせずダラダラと過ごしたからで、輝いている彼女等が羨ましい気持ちこそあれ、そこまでノスタルジーに浸れませんでした。 それより明日からの俺こそ、がんばっていきまっしょい、しょい・・・てとこ。 [インターネット(字幕)] 5点(2013-07-25 16:21:44) |
18. 居酒屋ゆうれい
《ネタバレ》 先ずは、かづさ屋という居心地の良さそうな居酒屋が○。 こういう人情味溢れる居酒屋って今時ありそうで、なかなかない(食べログで探してもなさそうだし・・・) そして山口智子が、とんでもなくフェロモン出しまくりでエロ可愛いのは勿論だが、今観ると私は室井滋も棄てがたく好き好き(気持ち込めて2回言ってみた)。 こんな幽霊なら毎晩でも酒酌み交わしたいと、以前観た時にはなかった感情大爆発!! そんな女性2人に対峙するショーケンも負けていない・・・やっぱ、いい味出してるよなぁ~・・・ さてと、一杯やりますかな・・・ [ビデオ(邦画)] 8点(2013-07-23 15:43:27) |
19. お引越し
《ネタバレ》 先ずはレンコ演ずる田畑智子が凄い。 後々の大人になってからの彼女自身のインタビューで、この時全く演技経験がなくオーディションに合格して撮影に挑んだそうです。 にも拘らず、虐めのような相米監督の長回しにも負けていない。ご立派です。 ストーリーとしては、やっぱり子供が居ての離婚というのは何かと問題ありですわな・・・ という私は、子供三人おって2度離婚しております・・・ なので、レンコの行動やセリフなどが心にズシンとくる次第で・・・ 【元の生活を返せ!!】って貼り紙なんかは地味にカウンターパンチくらった気分でした。 だから個人的には面白い映画というよりも、自分の人生と照らし合わせ、色々と考えさせられる良い意味での説教映画のようでした。 終盤の『おめでとうございます』と叫ぶレンコの笑顔は逞しくも微笑ましかった。 今までの自分と決別し、少し大人の気持ちに“お引越し”したのかな・・・ あと思ったのは、女の子はおしゃまだからこその『おめでとうございます』かなとも。 男の子だと、何時までもウジウジしてそうだもん・・・ [ビデオ(邦画)] 7点(2013-07-02 14:50:38) |
20. イヴォンヌの香り
《ネタバレ》 イヴォンヌって名前の響きは好き。 他に好きな洋名はベロニカ・・・全然この映画とは関係ないけど(笑)。 営み中のインコ3羽のカットインが素敵。 そして船上のパンティ脱ぎ脱ぎ、スカートひらひらがエロい。 と個人的には、ストーリー云々より印象的なシーンが多かった。 『愛しすぎるか、愛が足りないのが人間だ』というセリフも私の中の名言集に書き綴っておこっと。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-06-28 19:31:53) |