1. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
《ネタバレ》 徹頭徹尾、気持ちの悪い映画。 自分がエヴァに求めているのは、シンジ君の鬱屈した感情がエヴァを通じて昇華、発散される爽快さだ。 エヴァの細かい設定や考察には興味が無いので、あんな陰惨な結末を見せる理由も、 主人公の自慰行為を見せられる理由も到底理解出来ない。 公開当時、社会現象になり映画館に並ぶ長蛇の列がニュースで流れていたが、 あの時、列に並んでいた家族連れを思うといたたまれない気持ちになる。 [DVD(邦画)] 1点(2023-07-23 00:05:00) |
2. もののけ姫
主人公のアシタカの強さと凛々しさが痛快で、シンプルに見ていて楽しい、 その上で、人間と自然との共存など勧善懲悪で割り切れないテーマ性も内包しており、深堀りしたくなる魅力もある。 2時間強の中でエンターテイメント性とメッセージ性の両立を見事に成し遂げた力作、テレビで放送されているとついつい観てしまうジブリ映画の筆頭作品。 [地上波(邦画)] 9点(2023-07-22 22:02:42) |
3. セブン
《ネタバレ》 ラストの展開までに起こる数々の事件は料理で言えば仕込みのようなもので、 時間の関係もあってかトントン拍子で消化されていく。 テンポこそいいが単なる仕込みでしかないため面白味は薄く、 それが終盤まで続くため、つまらないと感じる時間が長かった。 一つ一つの事件をもっと肉付けして掘り下げながら 連続ドラマなどの形式に落とし込めれば、もっとラストのカタルシスが得られたかもしれない。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2021-01-14 23:32:50) |
4. ショーシャンクの空に
終盤のどんでん返しは勿論素晴らしいが、それだけではない。 まず何よりも主人公のアンディが魅力的、無実の罪で幽閉されながらも、 自らを見失うことなく超然としている姿がひたすらにカッコよく、 彼の生き方や精神性に触れたくてつい何度も観てしまう。 大袈裟かもしれないが、人によっては人生の標(しるべ)となる一作だと思う。 [DVD(吹替)] 10点(2018-03-19 23:55:19) |
5. 黙秘
回想により淡々と真相が語られるためサスペンスとして見ると驚きは少ないものの、 徐々に母親の人物像があらわになっていく構成が面白く、物語に引き込む力のある作品。途中、若干性的なシーンも含まれるので家族と観るのは止めた方がいいかも。 [地上波(吹替)] 6点(2014-08-17 14:18:07) |
6. インデペンデンス・デイ
序盤はほとんどウィルスミスが出てこない、大統領に科学者それに元軍人と主役の如く脇役達がでしゃばってくる、 群像劇っぽい感じも出したかったのかもしれないけど、出来ればもっと登場人物を絞ってウィルスミスの活躍に焦点を当ててほしかった。 [地上波(吹替)] 5点(2014-08-03 00:02:36) |
7. シザーハンズ
《ネタバレ》 何なのこの後味の悪さ…。途中まであんな和やかだったのに、ビッチなヒロインとクズな彼氏に振り回されて全部パー。 んで結局、最後までエドの冤罪を打ち明けることもせず、死んだことにして完全に俗世間から切り離すヒロイン。 自分一人がエドの生存を知りながら会いにいくことすらしない。 「あの人の心の中では、あの頃の私のままでいたいの」ってなんじゃそりゃ、全部自分の都合だな(怒) [地上波(吹替)] 2点(2014-08-02 23:25:08) |
8. エネミー・オブ・アメリカ
《ネタバレ》 面白いけどいまひとつパンチ力に欠けるというか、時間の経過とともに内容を忘れてしまいそうな気もする。 でも、最後の苦し紛れの奇策は見事、噛み合ってるようで噛み合ってない悪人同士のやり取りに笑いましたw [地上波(吹替)] 6点(2014-08-02 23:16:17) |
9. ファイナル・プロジェクト
及第点て感じのジャッキー映画。水族館の水中戦はユニークで好きだけど、印象的なシーンと云えばそれくらい、思わず声が出るようなアクションシーンが無かったのが惜しい。 [地上波(吹替)] 6点(2014-08-02 22:58:17) |