1. バーフバリ 王の凱旋 完全版
エンタメに徹した最高峰の映画。この世のものとも思えない想像を超えた面白さ。この映画を見れて本当に良かった。 [映画館(字幕)] 10点(2023-07-06 10:04:21) |
2. レオン(1994)
《ネタバレ》 後の完全版より私は本作の方が好きです。謎というか設定の不思議さ、説明のなさは感じるものの、説明を得るために映画を見ているわけではなく求めているのは感動です。そういう点から、なんとか2時間未満に抑えながら大感動作に仕上がったこっちに軍配が上がります。 完全版の2時間越えはさすがに長いです。 [映画館(字幕)] 10点(2022-04-16 16:19:36)(良:1票) |
3. シザーハンズ
《ネタバレ》 ほどよく短めにまとめられていながら、感動を呼ぶ、まさに勘所を押さえた名作です。悲しみと可笑しみの匙加減が素晴らしい。 少女を演じたウィノナ・ライダーもすっごいきれいで若くて良かった。 [映画館(字幕)] 10点(2022-04-16 15:49:39) |
4. 遊星からの物体X
《ネタバレ》 人間の女性が登場しないという、特殊な映画。もしかするとメスはいるかもしれません。 初めて見た時どぎもを抜かれました。まさに大作、傑作にして問題作を見たという感動。心に残る恐怖。帰りの夜道は背後が怖かったです。 ハッピーエンド風を装いつつ、この後どうやって生き延びればいいのだ=やはりここで死ぬしかないという現実を目の当たりにして終わるラスト。しびれます。 メーターが吹っ切れた、エッジの効いた映画が好きなので、本作は大好物です。 私が歳をとったせいかスプラッターは苦手になったのですが、本作でぶった斬られるのは人間じゃないので当時はそこまで気にならず。 [映画館(字幕)] 10点(2022-03-23 22:18:24)(良:1票) |
5. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 人に聞かれた時、生涯一位として上げるのは本作です。迫力の映像、クラシック音楽との連動、宇宙ミッションの完璧さ、そして群を抜く訳のわからなさ、最高に興奮しました。 今の若者には退屈な映画の代表となっているようで、残念です。 宇宙服を始め宇宙ミッション全体の大道具・小道具の完璧さについて、これは実際に人類が月面に到達する前に公開された映画でありそれなのにここまで違和感のない道具だてはすごいと言っても、それがどうしたなんでしょう。 [映画館(字幕)] 10点(2022-03-20 15:13:46)(良:1票) |
6. イントレランス
《ネタバレ》 百年以上前の映画なので、当然ながら見る前は、有名だけれどもきっと古臭い映画なんだろうと推測していました。 そしてやはり、出だしはあまりの面白くなさに辛さを感じます。しかしやがて訪れるダイナミックなバビロンの攻城戦。これは素晴らしい。 終盤にかけて4つの時代が同時並行で畳み掛けて来るクライマックス。圧巻である。賞賛されるわけだ。 見れてよかった。見なきゃ損です。 [インターネット(字幕)] 10点(2022-03-16 20:35:44)(良:1票) |
7. AKIRA(1988)
《ネタバレ》 初見だったときは本当に凄いと思ったが、今見ると当時よりも細部が見えて来る。画面の細部もそうだがむしろプロットが本当に凄い。行き届いており、映画が冴え渡る。たまに出現する、コブラを思わせるアメリカンな台詞も好きだ。 [インターネット(邦画)] 9点(2024-12-02 18:11:49) |
8. BLUE GIANT
《ネタバレ》 久々に良い映画を見た。ジャズの事は詳しくないのになぜか感動する。特筆すべきはピアニストについてで彼の人間性が変化する様子が上手く描かれている事。一作品の中でこういう変化を描き切るのは凄い。最初人物の影の斜線が悪目立ちで気になったが段々それはどうでもよくなった。音楽が素晴らしいから。あえて言えば、色んな登場人物の落涙シーンが多めなのがちょっと。 [DVD(邦画)] 9点(2024-03-10 09:32:17)(良:1票) |
9. 原爆の子
《ネタバレ》 祖父と孫の情愛が胸を打つ。結婚のシーンが喜びよりうっすらと悲しみに覆われていてどうも違和感がある。葬式みたいだ。そこだけ得心が行かない。 [DVD(邦画)] 9点(2024-02-22 18:46:36) |
10. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 駄作を続け様に見た後こういう傑作を見ると本当に心が洗われる。終わりそうで終わらない所がこれまた小憎らしい。1から57年後の世界にしては科学技術が進んでいないのが残念な所。まだ紙を使ってるんだ、写真も書類も紙なのかー。エイリアンのパンチでフロントガラスが簡単に破壊される、アンドロイドを作る技術はあるのに力仕事用の重機はロボットじゃないのかー。まあそういうことがあっても十分鑑賞に耐える。なにしろ脚本が良い。進行のリズム感が良い。子役が可愛くて演技が自然。 今週の気づいた事:兵員輸送車はミニチュアかと思ったらまさかの改造車らしい。 [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2023-12-23 15:13:13) |
11. 復活の日
《ネタバレ》 ウイルスにやられてしまった世界そして東京の描写は圧巻。多岐川裕美演じる看護師と子供のシーンも映画らしい手法で私は好きだ。 まあ男どもは殴り合ってばかりでそういうシーンはぐだぐだ。 後半になるに従い段々とよくなる。もはや人類が訪れなくなった教会での骸骨との会話もまた映画らしいシーンであり全編の中でずば抜けて素晴らしい。正に詩のようなシーンだ。 エンディングの歌も良い。 [映画館(邦画)] 9点(2022-04-23 21:02:28) |
12. 黒い司法 0%からの奇跡
《ネタバレ》 胸を打つ映画。他国のことと思うなかれ。日本も死刑残置の国。法治国家のはずなのに警察や検察の横暴は計り知れない。冤罪で有罪、死刑になった人も多いだろう。死刑を待つ人の扱いもまともじゃない。いつ我が身に起こるか知れたもんじゃない。死刑があるうちはまともな国じゃない。 差別、冤罪、死刑制度、法治国家、民主主義、それらへの思いを問いかける重い映画でした。 [インターネット(吹替)] 9点(2022-04-09 14:50:56) |
13. ダイ・ハード
ハリウッドらしいよく練られたシナリオで楽しめました。 [映画館(字幕)] 9点(2022-03-28 01:06:34) |
14. バック・トゥ・ザ・フューチャー
なつかしいなあ。こんなの面白いに決まってる。 [映画館(字幕)] 9点(2022-03-28 00:39:08) |
15. アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方
《ネタバレ》 ドナルド・トランプの登り具合は単純明快でわかりやすいのだが、本当に野望が単純すぎて明快すぎて怖い。こんなにもお金と権力の野望にまい進できるなんて本当に人類なのだろうか。人間として突然変異の類に思える。異常としか言いようがない。ただただ怖さだけを感じる。深みは感じない。それはやはり失敗や挫折のなさゆえだろう。なにしろこの後本当に大統領にまで上り詰めるのだから。一方、弁護士ロイ・コーンの崩落ぶりはドラマチックで見ごたえがある。それにしても剛腕弁護士ではあるが、法律に長けているというより、盗撮盗聴恐喝賄賂脅しゆすりで法廷を根底からひっくり返して勝利をもぎ取るのだから呆れるばかりである。曲には詳しくないが挿入される音楽は当時の流行りなのだろうか。音楽、音効関係はなにげに良いチョイスが多いと感じた。 [映画館(字幕)] 8点(2025-01-21 18:37:43) |
16. サブウェイ・パニック
《ネタバレ》 なんというか、初見なのに思った通りのハイジャックの顛末で、脳内期待を裏切らない上手い出来。以下どうでもいい細かい話:日本人視察団が実は英語堪能というのが典型的なパターンで日本人像として割と見かけましたね。今となってはもうない描写でしょうが。退役運転手の内11人が服役中というのがいかにもアメリカらしい。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2024-10-12 17:06:15) |
17. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
《ネタバレ》 卓越した推理とコロンボ警部らしい捜査が光る作品。士官養成学校独特の規律とコロンボ警部独特のぼやっとしたたたずまいの対比で、見ているこちらが緊張してしまうような、優れた雰囲気づくり。いつのまにか生徒たちの心をつかんでしまうコロンボ警部の鮮やかな手腕にほれぼれする。 [DVD(吹替)] 8点(2024-09-28 11:14:30)(良:1票) |
18. スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
《ネタバレ》 飛翔感と速度感のある画面構成、そしてアメリカらしい軽妙な軽口の畳み込みで出だしでワクワクし、そのテイストを失わずに重厚で考えさせられる展開に持ち込んだのは見事である。作画においても日本アニメでは出せないような大人なテイストも好きだ。ただ、映画のどの場面を切り取っても似たようなテイストとも言え中だるみというか正直なんか飽きたなーという気分は途中で高まった。また最近スーパーヒーローものにありがちだけどわらわらと大勢仲間が出てくる絵づらに対してもまたこのインフレ戦略が始まったかと興ざめした。でも、つい欠点の方を挙げてしまったが、全体的に好きな感じです。 余談ですが、息子のガールフレンドを泥棒猫みたいに見てしまう母親ってどの国でもあるんだなと変なところに感心してしまいました。 [DVD(吹替)] 8点(2023-12-29 12:50:27) |
19. ラーゲリより愛を込めて
《ネタバレ》 御涙頂戴映画。素直に感動し素直に涙する事ができた。それでいい。 シベリア収容所の過酷感はイマイチ表わせていなかったかな。 [DVD(邦画)] 8点(2023-09-05 13:53:01) |
20. フリーダム・ライターズ
《ネタバレ》 ひどい境遇、ひどい世界に生きる生徒達。私にとっても先生にとっても想像を絶する。私にとって一番感極まったのは映画のちょうど真ん中で、クラス全員が飲み物を取りながら自分の境遇を述べる辺りだった。そこがピークといえばピーク。その後はまあそうなるよねって事が多く意外性はなかった。 最後に近づくに連れてっきりまた誰か撃たれて死ぬのかと思ったがそういう悲劇は起きなかったのでよかった。 今週の気づいた事: 真珠はいつもいっしょ [インターネット(吹替)] 8点(2023-07-14 14:46:28) |