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pent 2 houseさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 12

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1.  パール・ハーバー
この映画に対して日本人の多くが腹を立てていると聞いて、「どうせ、一部の愛国心の強い人達だろう。」と特に気にも止めなかった。しかし初めて観た時それがやっと分かった。今更ハリウッド映画にそんなことを期待してはいけない。アメリカに日本の肩など持ってもらわなくて結構。それにしてもこの映画は“真面目に作られていない作品”である。興行収入を目指し、芸術性を目指していない、最近の典型的ハリウッド映画である。この映画アメリカでも話題になり、メディアは後押ししていたようだが、一般の評価は必ずしも高くない。アメリカのアマゾンのリビューを見ていると、この映画がいいと言う意見は「祖国を守るということに対して感動した」という単純なもの、あとの意見は「シナリオが酷い、セリフの内容が幼稚すぎる、ラブストーリーにしようとしているがそれすらも失敗している、場面が非現実的(真っ赤な口紅を塗りたくって、ミニスカートの白衣をまとった従軍看護婦があの当時でもいるわけがない、3時間かけて軍人がセクシー看護婦を取り合いする映画)、実際に戦死した人達に申し訳ない、実際の史実と違う、“トラ・トラ・トラ”を見た方がいい」等の冷静な意見も意外に多かった。話題のCGを駆使した虚構の攻撃シーンは、まるでスターウォーズである。戦闘機が編隊も組まずにハエか何かのように飛び回り、狭い倉庫の間を数機ですり抜ける。SFゲームのようである。これではせっかくのリアルな飛行機映像も台無しである。しかしアメリカ人はゴジラと零戦には一種の尊敬の念を抱いているようだ。日本では、おそらくこの映画のせいで反米感情に目覚める人が増えるのではないだろうか。
1点(2003-04-29 16:31:19)
2.  ブレイド(1998)
黒人のヒーローとヒロインに、白人の悪者、という映画がよく実現したものだ。だからアメリカではヒットしなかったのだろう。この映画、実は台湾人のルームメートからDVDを借りて観たのだが、最初から期待していなかったせいか、思ったより楽しめた。日本人向け?のパブで小学生のような女の子が、あやしい日本語?のようなラップで“XXXXブラブラ、ソーセージ”と歌っていた場面では爆笑してしまった。この映画、日本ではそれなりにヒットした?ようで、それにはもっと驚いた(爆)。
7点(2003-04-26 18:55:33)
3.  千と千尋の神隠し
ナウシカ、やラピュタの方が、普通の人には分かりやすいだろう。この映画は冒険アクションではない、視覚効果を楽しむものでもない。実を言うと、最初は自分もあまり期待していなかった。最初の45分くらいは、醜くて、わがままな奇妙な生き物達がたくさん出てきて、「変な映画だな」くらいにしか思わなかった。千尋の声優までも大根役者に見えた。物語が進む、臭い者は嫌がられる、金持ちはちやほやされる。千尋の欲しかったものは、お金でも、おいしい食べ物でもない。自分の両親を救いたい心が全て者への、愛へと変わっていく。映画が終わりにさしかかり、怖いばばあが優しく見え、わがままで、デブは赤ん坊は一人で立って歩き、金持ちの化け物は安らぎをとりもどした。そして、千尋の口からでる言葉の一つ一つが、奇麗に響いていた。千尋の全ての者への愛は、全てのものによって、帰された。これは愛情の物語である。数々の賞を取れたのは、それを理解できる人がたくさんいたからだろう。映画が終わる頃、涙が止まらなかった。初めての体験だった。
10点(2003-04-19 15:06:12)
4.  ハートブルー
キアヌ・リーブスがこれほどかっこよくみえる映画もありませんが、彼ははまり役でしょうか?もし彼に人並みの演技力があったらこの映画のどうなっていたかと思うと。複雑な思いです。しかし、依然として最も感銘を受けた青春映画のひとつです。すなおにカッコイイ映画といえるでしょう。
9点(2003-03-03 19:14:08)
5.  グラディエーター
何人かの人も指摘しているが、ラストのオチは「やはりちょっと」といいたくなる。あと、日本のチャンバラを見慣れた我々にとっては殺陣のシーンがお粗末。しかし、日本風、中国風の殺陣、西洋風のフェンシングでは単純には代用できないのがつらいところ。他の部分がよかっただけに残念。しかし、冒頭の先頭シーン、戦車のシーンはさすが。
8点(2003-03-03 19:05:41)
6.  メンフィス・ベル(1990)
タイタニック同様、製作には金をかけつつ、万人うけをねらった娯楽映画。典型的なハリウッド青春映画。映画としてみれば、たいしたことないが、日本人の目から見れば、「このミッションが終われば、家に帰れる。」という事実は、死ぬまで(終戦まで)帰れなかった日本兵と比べると、違う意味の歴史を知る上で勉強になったかも。余談だが日本軍のパイロットはパラシュートをつける習慣さえなかったそうだ。つまり連合国と比べて日本では兵隊の命は全くといっていいほど尊重されていなかったらしい。
6点(2003-03-03 18:56:53)
7.  トラ・トラ・トラ!
この映画では、ルーズベルトが真珠湾攻撃を事前に知っていた事実には、あえてふれていないが、最近の「パールハーバー」では、まるで知らなかったかのように描かれているという。これほど、歴史上の重要事実を描いた大作なのにもかかわらず、最近のハリウッド映画お決まりの、アメリカを、これでもかと美化している描写がないのには驚かされる。あの当時はこれが可能だったのだ。日本人が実に活き活きと描かれているのがいい。エンターテイメント映画というよりはドキュメンタリー映画であるが、大作である。
9点(2003-03-03 18:44:17)
8.  初恋のきた道
奇麗な映画です。現代の性道徳の乱れきった日本人にとっては新鮮でしょう。主演のチャン・ツィイーは、役者学校出身でモデルでもなく、超美人でもありませんが、女優としての存在感は驚嘆に値します。これほどまでにかわいい女の子を演じているとは。監督のチャン・イーモンの映像技術もすばらしいの一言です。
10点(2003-03-03 18:23:11)
9.  ワンダフルライフ
アメリカで観ましたが、途中でどんどんお客が帰ってくところが印象に残ってます(爆)。自分も最後まで粘ったがつらかった。残念です。
2点(2003-03-03 18:09:00)
10.  連合艦隊
特撮の技術がお粗末なのは非常におしいところ。あれではウルトラマン、ゴジラ映画並です(笑)。しかし日本人なら一度は観ておきたい作品。これほど太平洋戦争時の日本、日本人、戦艦大和を悲しく、美しく描いている作品は珍しいでしょう。
9点(2003-03-03 18:03:16)
11.  タイタニック(1997)
ニューヨークで某外国人の彼女とクリスマスイブに観にいった記憶があります。彼女、ラストで泣いてましたが。今思えばばすごいシチュエーションで観たもんです(爆)。この映画はよくteenagers'love storyの象徴のようにいわれますが、たしかに万人向け典型的ハリウッド映画で、芸術的価値は特になく、商業的成功のみをねらった映画に終止してます。一度は観てもいいかもしれませんし、それなりに楽しめますが、それで十分でしょう。
5点(2003-03-03 17:52:31)
12.  太陽の帝国(1987)
日本軍の基地の一角にある捕虜収容所に連れてこられた主人公ジムは、飛行機好きで、日本の零戦にあこがれる、イギリス人少年。そこで始めて本物の零戦をまじかでみて、すいこまれるようにそばへ行き、まるで愛しい人のように機体に抱擁する。そこへ三人の日本軍パイロットが来て、ジムは自分のヒーローを見るように思わず敬礼する。そして三人のパイロットが威厳をもってそれに敬礼して応える。飛行機を通した敵味方を超えた心のつながり。ハリウッド特有の、日本人へのステレオタイプ的描写もありますが、全体にわたる、映像と音楽の美しさもさることながら、胸の熱くなる大傑作だと思う。
10点(2003-01-12 15:43:58)
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