1. もののけ姫
宮崎駿監督入魂の一作、確かに受け取りました。“神”の考察、森と人間が隔絶している現実、人物心情の描写、どれを取っても文句のつけようがないジブリ最高作品です。映画版『ナウシカ』で甘やかされていた観客に放たれた一矢、痛快ですね。 10点(2003-02-18 01:58:12)(良:1票) |
2. 催眠
頑張って“恐そう”に作ってました。ただ、帳尻の合わないラストはいただけませんね。『緑の猿』を語らずに終わる所なんて最悪です。稲垣吾郎の演技も特命200Xですし。 3点(2003-02-18 01:25:15) |
3. ホーンティング
ヤン=デ=ボン監督のテンポの良さが感じられない作品でした。おばけ屋敷の雰囲気はいいし、ところどころにセンスのいいカットがあるのに、惜しいですね。 5点(2003-02-18 01:19:28) |
4. ボーン・コレクター
褒める点が見当たりません。サイコサスペンスものにとどめを差したか? 2点(2003-02-18 01:10:23) |
5. 人狼 JIN-ROH
今までの押井守監督の作品は、世界観が片寄っていて、いまひとつだったのですが、この作品は良です。当然予想されるはずの結果から外れず、甘さに逃げなかった点が、世界や人物をリアルにしています。 7点(2003-02-18 00:54:02) |
6. スパイキッズ
良いも悪いも評価しない方がいいような・・・。何も考えずに見る映画ですかね。 5点(2003-02-18 00:38:32) |
7. バイオハザード(2001)
ファンとしての義務感で見たので、正直いって期待していませんでした。しかし、ゲーム原作の作品の中では、一番よい出来だったのではないでしょうか。おそらくポール=アンダーソン監督が、元のゲームをよく理解した上で作ったおかげでしょうね。 6点(2003-02-18 00:27:44) |
8. アザーズ
む~、評価に困る作品でしたね。全体的のムードはいいのだけど、ちょっとツメが甘いような、甘くないような・・・。いっそのこと、最後まで事実に気付かない方が、締まったかもですよ。 5点(2003-02-18 00:09:03) |
9. 少林サッカー
もっとキレててもよかったなぁ~、というのが素直な感想ですね。出てくる人物全てが変なので、変な面々の“変”具合が甘く感じたのかも。普通の人は普通に描かないと、せっかくの“変”が生きないですね。 6点(2003-02-18 00:03:30) |
10. GO(2001・行定勲監督作品)
ひさしぶりに出会った邦画の佳作。在日韓国人云々はあくまで味付け、主人公が自分のアイデンティティーと向き合う姿を、かっこつけ過ぎかな?とか思いつつも、窪塚洋介が好演。あんな良い役者でしたっけ? 脇を固める俳優陣も良かった。 7点(2003-02-17 23:56:48) |
11. パラサイト
B級映画とはこういうものさ、といった作品。そのわりにCGは頑張っていたのと、イライジャ=ウッドにこの点数。 6点(2003-02-03 19:40:12) |
12. パッチ・アダムス
トム=シャドヤック監督は、コメディを撮っている方が良かった。言いたいことは分かるが、そんなに甘くないと言いたくなるラスト。ロビン=ウィリアム色が強すぎましたね。 4点(2003-02-03 19:36:12) |
13. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
幼稚な自主製作風の作品になりそうなものなのに、よくねられた展開と構成で、立派に映画してました。ひとつの型にはまりがちなハリウッド映画に、一石を投じる作品。 7点(2003-02-03 19:20:33) |
14. シックス・センス
大作にCG多用の作品が多い中、アナログで、しかも新しい切り口の映像を作り上げたナイト=シャマラン監督に脱帽。加えて、ハーレイ=ジョエル=オスメントの名演も相まって、とても優れた作品に仕上っていました。それにしても、ラストはそんな必死になって隠す程のことかな・・・。 8点(2003-02-03 18:53:06) |
15. アナライズ・ミー
まぁ気楽に見れば楽しめる、ビリー=クリスタル・テイストの作品です。 5点(2003-02-03 18:42:12) |
16. ナインスゲート
悪魔的な映画は大好物の私、しかもロマン=ポランスキー監督とくれば、期待も膨らむというもの。しかし観賞後はガッカリ。映画の中の悪魔は、その存在を見せ過ぎてはいけないし、見せなさ過ぎてもダメ。この作品は後者の理由でダメ。 3点(2003-02-03 18:37:27)(良:1票) |
17. マグノリア
ラストに至るまではなんということのない作品で、結局説教臭い終わりかたをするのだろうと、タカをくくっていたのですが、カエルが全てひっくり返してくれました。あれによって作品全体の空気が軽くなり、全てを丸くおさめてくれています。見事なラストでした。 7点(2003-02-03 18:20:29) |
18. マトリックス
正直、予想よりもずっと出来のいい作品でした。もちろん映像的な面白さもあるんですが、展開がちゃんと組まれていて、キャラクターたちがいきていました。ただ最後に飛んでいくシーンは、「えっ、そうなん?」って感じでしたけどね。 8点(2003-02-03 18:06:11) |
19. ディープ・ブルー(1999)
海洋サスペンスは、もう鮮度の落ちたネタなのだから、せめて切り口を独創的にしてほしかったですね。いかにもレニー=ハーリン的な作品。 4点(2003-02-03 17:56:58) |
20. グラディエーター
結局、何も描かれていない。人物の内面が表現されてないし、戦闘シーンも迫力が足りない。リドリー=スコット監督には、ぜひSFに戻ってきてほしいですね。アカデミー賞とれなくても、もうイイじゃん。 4点(2003-02-03 17:46:24) |