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中上雅巳似さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 7

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1.  ブラス!
グロリアの表情の作り方が面白かった。あんまり観たことが無い演技で新鮮でした。僕はこういう話に弱いです。聴衆の前で語るというラストはよくあるパターンなんだけど、いい事言うじゃないですか。威風堂々も切なかったです。ああいう人々はほんとに底辺の人かも知れんけど、一部の人かも知れんけど、でもそこを何とか拾っていくのがやっぱり政治の義務ですよ。炭鉱はどうか知らないけどちゃんと生きていけるようにしろよと。貧しくても心はきれいで・・・的じゃないのもよかった。なんか、自然体というか、それぞれで。
6点(2003-07-05 13:38:35)
2.  プラトーン
最後の語りはいらなかった。「自分との戦いだった」体験としてはそうかもしれません。でも、戦った相手は明らかにベトナム北軍ですし、明らかに内政干渉でしょう?あれは内戦ですよ。アメリカ人が反対を言い始めたのだって被害が大きすぎたからで、結局ドミノ理論も崩れた。それに、この戦争が意味があるかないかなんていう単純な二分論で戦争を捉えたって駄目です。だから、そんなナイーブな感傷で終わるのはちょっと汚い。描いていたのも戦場での狂気のみで、そういう観点からしか結局反省しないんですよ。だからしつこく何度も何度もあっちこっちに介入するわけでしょう?ただ、ドラマには引き込まれました。極端なところや理解不能なとこもあいかわらず多々ありましたが、それでも十分迫力ありました。あと、森を駆け回るウィレム・デフォーがランボーに見えてしまった。
7点(2003-07-05 13:06:57)
3.  激突!<TVM>
この映画を観て「ジョジョの~」のとある1話を思い出した人も多いのではないでしょうか?ドライブインみたいなとこの犯人探しとか・・・。つかず離れずのヒットアンドアウェイがイライラさせる。しかも、トラックの運転手相当しつこいですね。トラックに追いかけられる恐怖よりも、むしろ、運転手の頭おかしい具合が怖かった。ある意味この人必死ですから。他の車には無関心で(時にはやさしくさえある)執拗に主人公だけを追いかけて。このこだわりが怖い。話が通じないというか・・・。ほんと、「なんなんだよ!」と叫びたくなる理不尽さがありました。ラストはちょっと運転手にも感情移入してしまいました。なんかあわれで・・・。
7点(2003-06-22 06:01:28)
4.  アマデウス
神という概念ですが、今まで見た映画ではどうも違和感が消えなかったんですが、これだけの「天才」と結びつくとすんなりと受け止めることが出来てしまった。ただ、僕は音楽の優劣については残念ながらうといので、モーツァルトの「天才」ぶりがサリエリの言葉を通してしか伝わってこなかった。サリエリは嫉妬深いですがしんどかったと思います。人生をかけて築いてきたものをたった一人の「天才」によって否定されてしまったのだから分からなくも無い。才能は認めるけど人格が・・・とかごにょごにょ言いたくもなります。だから、彼はただ、自分を守りたかったんだと思います。でも、そんなことモーツァルトには関係なくて言いたい事もずばずば言うし、ある意味周りを見ないですむ位置にいる。だから、オペラでもサリエリはモーツァルトをチラチラ気にするけど、モーツアルトは指揮に夢中でした。なんか分かるなあ。結構かっこいい、かわいいんだけど中途半端で結局一番の奴のインパクトでかすむと言うか、そういう感覚に似てます。だからこそ、僕らはいい感じに自分を騙しながら生きていくもんだと思うし、そこで対抗心を燃やすと余計惨めになるというか。難しいんですけど。それにしても、場面の切り替えやシーンの見せ方が音楽を効果的に使っていてうまいです。多少しつこかったけど。あと、僕はどうしても男の視点で見てしまうからでしょうか?時に冷酷とも思える女のリアリズムに時々引いてしまいました。話の通じない女しか出てこないと思ってしまったのもそのためでしょうか?召使とサリエリ、モーツァルトと妻の会話がイラついてしまった。そして、モーツァルトが死ぬ間際に妻が帰ってきてサリエリに出て行けって言う場面、なぜ自分じゃなくてサリエリが居るのかという嫉妬、これも嫉妬ですが、最後にあなたに尽くすわって言ってたけどあれは独占欲だと思いました。そういう意味ではすごく面白かった。ラストで君も凡人だとか言ってたけど、あらゆる場面で凡人の側に立たされる自分としてはちょっとツライ。観終わった頃にはモーツァルトにシンクロしてるから釘をさされたって感じです。
8点(2003-06-18 16:01:50)
5.  ペイ・フォワード/可能の王国
出だしが中学の課題だったんですが、日本の中学ドラマとシンクロしてしまい妙な陳腐さをかんじてしまいました。間髪いれずに順番に喋る子供たちに、イヤーな匂いを感じたというか。多少我慢。僕はあの二人の恋愛話にとまどったけれど、あれはトレバーが「世の中なんてクソだ」っていうセリフの説明をスペイシーがしていたみたいなもので(変化を恐れるのがどうこうはあんま関係なかった、と思う)、トレバーが世の中を変えるというより自分を救いたいという切なる願いが分かるような気がした。彼の考えすごく素敵です。現実的じゃないかもしれないけどこういう気持ちになることはある。ただこのあたりでこの話は自己完結してて、本当はもっと個人的じゃない意味を拾って欲しかった。まあ、映画としては正解かもしれないけど。でもね、それならそれで、わざわざ殺して崇拝してたら駄目ですよ。やりすぎだと思います。あと、夫と元に戻るところは結構好きです。依存症というか。またやれるような気がしてしまうんですよね。なんとなく分かります。ラストでロウソクの火と街の灯が車のヘッドライトで結ばれトレバ―の意思が受け継がれていくことを予感させます。なんだろう、希望ですか。だけど、上の意見と逆になるかもしれないけど僕はもっとこじんまりと二人でもう一回ケーキに火をともすぐらいのラストのほうが好みですが・・・。映画に7点。切なる願いを込めてプラス1点か?いい意味でね。
8点(2003-06-13 11:23:15)
6.  ジェヴォーダンの獣
ヒロインがかわいかった、まじで。ていうかヒロインが可愛かった。あ、そうだヒロインが・・・。勘弁してください。欧米は「怖さ」の感覚がシンプルというか、単純というか。もちろん映画での描写なので実際は知らんけど。ていうか、ダサいよ。意味ありげで無意味なスローや流し目やらアップやら。しょぼい伏線張ってさあ。最後の方で、全員の名前いちいち呼ぶとことか。そう言えばそんなフリあったけどやっぱりダサい。フランスでアクションは珍しいかもしれないけど、映画として観ると使われてるネタも古い。だから、頑張ってるのは分かるんだけど、それだけに観てる方としては痛々しい。同情心というか。ボロクソですけど・・・。最後に彼は絞首刑ですか?フランス革命盛り込んでで、実は貴族そのものが獣ってことかなあ?ちょっと文化的な皮肉も入れてみた的な。考えすぎか。なんていうか、めげずに頑張った監督のチャレンジ精神とマニのカッコよさに3点。
3点(2003-06-13 07:46:07)
7.  パール・ハーバー
最初30分もだらだら恋愛やった後、英国に旅立ち女は涙。このあたりで、戦闘機よろしく既に期待値も低空飛行。展開が雑でまず感情移入できなかった。そして始まるスターウォーズ~米国の逆襲~。随所にコメディーテイスト、やってられんなあ。CGを駆使した戦闘シーンも美しく仕上がりすぎて逆に印象がぼけてしまった。雲の上を飛ぶシーンや、船につながるブランコみたいなやつのシーンは美しくてよかったけれど。ああいうシーンを恋愛じゃなくてもっと別の方向へ向けて欲しかった。真珠湾の後、日本のじいさん艦長が「これで眠れる巨人を怒らせた」って言ってた。ギャグか?おまえがやったんちゃうんか!このシーンはちょっと笑いました。ところで中国で米兵がつかまる時の首かせみたいなのものは何?江戸時代か?まじめな話、僕は戦争映画のスタンスにどうしても反戦を求めてしまうんですが、そうであっても立ち位置は自分ていうパターンが多い。「こんなひどい目に合ったから戦争はいかん」的な。やっぱそれでは駄目だと思うし、相手のこともちょっとは考えないと結局自己完結してしまうと思う。最悪なことにこれは、それすらも飛び越えてもっと強くなりたがってるけど。僕らも平和とか正義とかをどういう立場で使うのか慎重にならないと駄目だね。そう言う意味では考えさせられる・・・。           あっ、タイトルは「デルタフォース(軍人の三角関係)」だったっけ?(笑)雲のシーンに免じて2点!低!
2点(2003-06-13 07:18:14)
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