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皆さんの言うとおり、映像には迫力があった。戦争に行ったことはないからリアルなのかどうかは解らないが、“リアル感”は漂ってくる。主題である「ライアン二等兵救出劇」については別に感動はしなかった。やっぱり主人公達の戦うための動機付けが弱かったからかな?でも、それが逆によくあるお涙頂戴物にならなかったのが良かった。戦争物というと、なにかと必死に生き抜こうとする人間の姿や、逆にかっこよく死んでいく人間が強調されるけど、この作品はただただ無意味に人が死んでいくところがかえって戦争の虚しさ、愚かさを伝えてるようで、変に感動を強要されなくて良かった。スピルバーグの意図したところからはズレてしまったのかもしれないが。
【habi】さん 7点(2000-12-10 02:26:40)
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