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“ディーン・R・クーンツ”って名前が前面に出るところから怪しい。原作は傑作だったが、みなさんの(↓)を観てそれなりのものと思って観ることにした。まず原作を知っているとこれってきつかったかな。あまり説明がないし、少ない情報量で且つ台詞も不充分。そもそもこれだけの大作を95分で作ろうとするのがおかしいんじゃ?こんな短い時間で表現できるはずはない。☆☆☆原作では周りの人間が次々殺され、最後はホテルに集められ、しかし味方であるはずの博士まで殺されたり、首が飛んだりとか、まさにホラーばりの作品だったはずが、あまり緊迫感無く淡々と展開してしまった。この作品の鍵を握っているはずの博士をピーター・オトゥールが演じている。このキャスティングに関しては、博士のイメージにピッタリだけど、研究するって言うのはどうであろうか?原作ではあくまで作家であって、その任は若き女性隊員が当っていた。命がけで見付からないように薬品を輸送してもらい、太古の敵に対峙するのである。最大の見せ場である壮絶な対決シーンが用意されていなくてはならなかったはずが、緊迫することもなくドタバタの怪獣退治映画に陥ってしまった。原作は最高傑作だと思うので、是非もう一度、誰か別のプロデューサーでリメイクして下さい!
【イマジン】さん 3点(2001-04-17 12:17:05)
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