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レビュー情報
《ネタバレ》 内容、ストーリー、人物描写などは特筆すべき点はないです。
作戦遂行マシーンで現代戦の申し子のようなSEALs隊員が、作品全体を通して徐々に人間味を帯びてくるのですが、それを表現する前に、ブルース・ウィルスがあまりに唐突で妙に人間味あふれた命令無視の作戦変更を敢行します。敵のスパイも説明足らずな感じ。あんなスパイを送り込めるなら避難民一人の暗殺なんてもっと簡単にできるだろ!って思ってしまった。 全体としてのテーマが「正義は傍観しない」みたいになっていて、結局は命令違反で作品中に「君達は内政干渉している」と言われるアメリカ兵たちが、イラク戦争を起こしたアメリカにオーバーラップするような作りになっている。そんなテーマをまさに戦争の象徴である自軍の特殊部隊兵に表現させて、みんな感情移入するのかなあ。 と、悪いところばかり書いたが、自分には面白かった。戦争映画好きにはたまらない迫力満点の戦闘シーンが展開されます。SEALs隊員たちの構え方等、ニヤリとできる細かいディテールはすごかったです。 もしかしたらストーリーはこじつけでいいから、こちらを撮りたかったのかも。客を選ぶ映画です。 【february8】さん 5点(2003-11-19 12:51:09)
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