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《ネタバレ》 核爆発のシーンが様々な核実験の映像をつなげていたり(何か意図があるのだとは思うが)南極の米軍基地が吹き飛ぶシーンがあきらかにチープだったり、マチュピチュで草刈正雄が必死に南下しているのが変だったり(南米大陸を南下するのにあそこをわざわざ通る必要があるのかなあと)ナース姿の多岐川裕美が男の子をつれてモーターボートで沖に向かい「お父さんって叫びなさい!」というところが悲しいけれどもどこか奇妙だったり黒地に白い字で「1ヶ月後」とか「数年後」というのがどこか古さを感じたり(古いのは当たり前なんですが)・・・・いろいろマイナスの要因はあるのだと思うけれども、それを補うだけのパワーを感じる映画である。あれだけの本格的なロケをし、海外の俳優を上手に使って一つの映画を作り上げたことに感心する。後半はほとんど日本語はでてこない。それでだまされてるのかなと言う感じがしないでも無いが。チリ(かアルゼンチン)の代表が草刈正雄たちが出発する前にピアノを弾き語りながら歌うところで号泣してしまった。。。私の負けである。
【蝉丸】さん 9点(2004-10-18 19:13:45)(良:1票)
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