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《ネタバレ》 設定として理解出来ないことはない。マトリックスとは全く別物であろう。プラント(パートリッジの後任)は自分の昇進を強く望んでいた。よって、彼も薬を打っていないのだとずっと思っていたがそれで正しいのか?薬を打つ/打たないは最終的には自らが選択出来る、というところがこの映画の設定の微妙な所で一見、独裁者なんだか違うんだかよく分からない。そして、ラストから次の展開が様々に予想出来る(戦争や別の独裁者の出現など)。副総裁は数年前に死んだ総裁の意思を「継続しているだけだ」と言っていた。机を叩いて怒鳴っていたりラストで自分のことを「感情のある人間なんだ」と言って命乞いをする。彼は感情をもっているはずなのに確かに「継続してるだけ」でたいした豪華な暮らしをしている訳でもなく治安の安定に努めているといっても良いだろう。一方主人公のプレストンはラストで感情が全くなくなって(計器の針が平坦になって)戦い始める。よく考えると深い映画なのだが・・・
【蝉丸】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2005-05-29 02:09:51)
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