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えと…先ず、コレって1937年の作品なんで(35)てのは如何なモノかと。アベル・ガンスが映画化したバージョンは1934年だしナァ…。ま、ソレは措いといて本作だが、原作はヴェルディのオペラでも知られる小デュマの同名小説。グレタ・ガルボの魅力を余す所なく存分に引き出した女性映画の巨匠・ジョージ・キューカーの腕の冴えが堪能できる傑作である。33年の「若草物語」といい、文芸映画とはかくあるべきという格好のテキストと言えよう。アルマン役のロバート・テイラーはひたすら美男!なだけでどうということもないが、男爵役の名優ライオネル・バリモアは流石の存在感。今は完全にいなくなったよナァ、こういう品格のある演技派は…。キューカーの鮮やか過ぎる職人技に…8点!!
【へちょちょ】さん 8点(2003-03-22 13:12:16)
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