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H・G・ウェルズの原作「モロー博士の島」は、1932年に「獣人島」、1977年に「ドクター・モローの島」として映画化されていたが、今回のフランケンハイマー版は3度目の映画化となる。見所はパワーアップした獣人メイクであり、その点に限れば確かに格段の進歩。が、しかーーし!モロー役のブランドが例によってブチ壊しており、C級怪作と成り果てている。余程カーツ役が忘れられないのか、気色悪い白塗りメイクで登場、コレに比べりゃ77年版の髭面バート・ランカスターの方がまだマシというものだ。ヴァル・キルマーはてっきり77年版のマイケル・ヨークに当たる役柄かと思いきや、モローの助手役でブランドに輪を掛けて訳の分からない変な男を演じ、絶句。フランケンハイマー…何考えてんだ?
【へちょちょ】さん 3点(2003-01-23 12:45:00)
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