キャバレー(1972) の 鱗歌 さんのクチコミ・感想

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キャバレー(1972) の 鱗歌 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キャバレー(1972)
製作国
上映時間125分
劇場公開日 1972-08-05
ジャンルドラマ,ミュージカル,ロマンス,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
ストーリーはと言うと、「汽車に乗ってやってきて」「汽車の下で叫んで」「汽車に乗って去っていく」というだけの、取り留めの無いオハナシなんですけども、これが一筋縄ではいかない。第二次大戦を前にしたドイツを舞台に、猥雑で混沌とした退廃の世界が繰り広げられていくのですが、この世界観は主に、キャバレーのショーに投影されており、実際の物語の場面は、むしろ「静的」に描かれて、この対比が印象に残ります。ナチ批判を声高に訴えるわけではなく、そういうもの一切合財を含めてのアブノーマルな歪んだ世界の描写が、我々を幻惑すると同時に、人間の持つ光と闇を、より直截的に感じさせる映画となっています。で、この映画の結論はと言いますと・・・やはり「3Pは素晴らしい」ですかね。違いますかね。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-27 23:08:17)(笑:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
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