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《ネタバレ》 原題はThe Whole Truthで、その真相はというとまあ正直、予想通り、ってなトコではあるのですが、それでもなお、裁判シーンと回想シーンをうまく交えて、最後までしっかりと引っ張って行ってくれます。父親殺しの疑いで逮捕された青年は、何も語ろうとせず、その一家と交流のあった弁護士が彼の弁護を引き受けるも、裁判の行方は絶望的。その弁護士をキアヌ・リーヴスが演じておりますが、青年とキアヌ・リーヴスとの間の緊張関係の一方で、もうひとり、若手女性弁護士がそこに絡んできて、別に彼女がとてつもないことをやらかす訳も何でもないんですけれども、彼女の視点が映画に加わることで、ドラマに膨らみを持たせています。
で、陪審員制度の難しさと限界。弁護士は制度を利用しようとし、でも時には弁護士自身が利用されることもあり・・・。という訳で、そもそもThe Whole Truthって何だろう、そう呼べるものが、そもそも存在するんだろうか、というオハナシ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-30 16:28:16)
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