シャッフル(2007) の キムリン さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > シ行
 > シャッフル(2007)
 > キムリンさんのレビュー
シャッフル(2007) の キムリン さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 シャッフル(2007)
製作国
上映時間96分
劇場公開日 2009-01-31
ジャンルドラマ,サスペンス,ファンタジー,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画のテーマは、愛し合って結婚したが平凡な日常生活の中で愛情を失いかけていた夫婦が再び愛を取り戻すまで、なのだとは思いますが、やたら時間が行ったり来たりしてそっちが気になって混乱させられてしまいました。
杉下右京さんではありませんが、細かいところが気になってしょうがない性格のため、仕事そっちのけで分析してしまいました(もう、会社首になったらどうしてくれるんでしょうか)。
その結果、分かったことは・・・
映画の進行は:①木曜日(ジムの死を知らされる、長女の顔に傷なし)、②月曜日(ジム存命にリンダびっくり、カラスの死骸処理)、③土曜日(葬儀当日、長女の顔に傷、リンダ狂乱して精神病院に強制入院)、④火曜日(ジム存命、娘が顔に大怪我)、⑤金曜日(リンダ葬儀手配し、クレア自宅訪問)、⑥日曜日(ジムに娘たちの最後のひとときを過ごさせ、リンダは懺悔、カラス死ぬ)、⑦水曜日(ジム出張に行き、事故で死亡)。
さらにややこしいのは、リンダの頭の中は上記の順番で記憶が積みあがって行くのに、周囲の人間もそしてリンダの肉体も正常な曜日の順番に動いているということです。例えば、木曜日の夜に写真を抱えてソファで寝てしまうリンダですが、精神的には次に目覚めるのは月曜日の朝なのですが、肉体的(写真を抱えてソファの上で)目覚めるのはちゃんと金曜日になっているところです。ただこれでもなお、長女が顔に傷を負ったことの前後関係があやふやな気がします(一体、映画の一週間は何曜日から始まっているのだろうか)
まったくもう観る側泣かせの作品で、1回観ただけでは理解不能で、それ故にここでの評価が低いのではないかと思います。
ただ、夫婦愛の物語としてとらえると、多少なりともほろりとさせられました。突然亡くなってしまった人間に、もっと優しくしておけば良かった、愛していると言っておけばよかったと後悔するのは良くあることですから。
キムリンさん [地上波(吹替)] 6点(2017-06-06 23:34:35)
キムリン さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-09オッペンハイマー6レビュー6.73点
2024-02-29デンジャラス・ラン6レビュー5.83点
2024-02-27フューリー(2014)6レビュー6.00点
2024-02-248月の家族たち7レビュー5.86点
2024-02-02ゴジラ-1.06レビュー7.49点
2024-01-09生きる6レビュー8.02点
2023-12-22ある愛の詩(1970)6レビュー6.58点
2023-12-03JFK/新証言 知られざる陰謀6レビュー6.00点
2023-11-11HACHI/約束の犬6レビュー6.67点
2023-11-05いまを生きる6レビュー7.19点
シャッフル(2007)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS