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《ネタバレ》 原作未読です。原作はもう少し中身が濃いのかもしれませんが、100分程度の映画の枠の中では、あの浅薄なのはやむを得ないと思います。でも映画も一応楽しめました。あの手のお話は見始めると、やっぱり最後まで見てしまいます。作者を誹謗する気はありませんが、プロット的には、「そして誰もいなくなった」「時計館の殺人」「バトルロワイヤル」その他もろもろの寄せ集めに過ぎず、新奇さに欠けるのは否めません。ただ通常この手のお話は「そんなのありっこないよ」という現実離れ感、ばかばかしさがつきものですが、一応背景セッティングなど(ネット配信して莫大な収益を上げる)にそれなりに納得させるものはありました。
機構の首謀者は日本にいる必要はないわけだし、人殺しはロボットと参加者同士ですから警察も殺人の立件は難しいかもしれません(綾瀬はるかの罪は微妙ですけど)。突っ込みを入れるとすれば、24時間監視されてるんですから、北大路さんの死んだまねは無理でしょう。あと、最初の殺人があった時に、犯人は参加者以外にあの建物の中に隠れている誰かではないかと(実際に監視ロボットでした)、全く疑わなかった点あたりでしょうか。いずれにしてもわざわざ映画館に見には行きませんね。 【キムリン】さん [地上波(邦画)] 5点(2011-10-16 05:48:02)
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