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今からちょうど70年前の作品ですよね。う~ん、もうびっくりを通り越して感嘆するばかり、、CGもなく46センチのミニチュアモデルの人形と張りぼてで、これだけの映像が作られたというのがすごい!まさに映像マジック!!ドクロ島での各種恐竜との戦いはジュラシックパークにも引けをとらないリアルさ。クネクネ動く恐竜のしっぽなんぞとても人形とは思えない。翼竜まで登場するこの映画は一連のスピルバーグの恐竜映画の元になっているに違いない。それだけじゃなく、たいていの怪獣、ゴジラなどのおおもとがこれなんでしょう。コングの表情が非常に良くできていて、美女を見てにやりと嬉しそうだったり、怒る顔、エンパイアステートビルのてっぺんで飛行機に攻撃され負傷して悲しそうに傷を見たりと、とても人間くさかったりして面白い。恐竜をやっつけて、死んだかな?と首をゆすってみたり口を開けてみたりと芸が細かく愛嬌もあっておかしい。今見ても驚くのに、当時リアルタイムでこれを見た人々の驚きはどれほど凄かったことだろう。コングは確かに大暴れして悪役だが、だいたい孤島に暮らしていたコングをニューヨークにつれてきて、金儲けの道具にしようなんて考えるからこんな大騒ぎになったんで、コングの最後は哀れにも思う。今もこのコングはユニバーサルスタジオにあるそうです。
【キリコ】さん 10点(2003-11-30 15:58:26)(良:1票)
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