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僕は様々な青春映画を見てきましたが、未だに本作を超える青春映画には出会っていません。また個人的にスティーヴン・キング原作の小説(ゴーディ以外の3人の少年は死んでしまうという映画とは全く違う残酷な内容)よりも、この映画の方が切なさが心に響くので絶対に良いと思います!ちなみに本作が良い映画になった理由を個人的な判断&分析で3つ挙げたいと思います。
①俳優のための監督 ロブ・ライナーの力・・・俳優&コメディアンでもあるロブ・ライナーは「俳優の監督」と言われるほど、『俳優の持っている才能をすべて引きだす方法』を知っている数少ない名監督です。もし監督がロブ以外だったら、間違いなく、ここまでの傑作の映画にはなっていなかった事だと思います。 ②「奇跡」とも言える最高の俳優陣・・・家庭に問題を抱えた4人の少年が本当に原作に忠実で素晴らしい。特に小説家志望のゴードン(ウィル・ウィートン)と、たくましくもナイーヴな面があるクリス(リヴァー・フェニックス)の演技力には本当に脱帽しました。あとゴードンの優しくも頼れる兄貴(ジョン・キューザック)&町一番のワルのエース(キーファー・サザーランド)の2人もまた完璧で言葉が出ない!キーファーに関してはアカデミー賞を挙げたいくらいですね。 ③懐かしくも切ない50年代のオールディーズ音楽・・・特にラストに流れるベン・E・キングの♪Stand By Meは何回聴いても泣ける。この曲聴きたさにサントラも買いました。ちなみに他の♪ロリポップや♪火の玉ロックなどの曲もまた素晴らしくて、映画をワンランク上の物にしてます。 【ピルグリム】さん 10点(2003-01-20 23:19:54)(良:1票)
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