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《ネタバレ》 これまた色々な解釈が出来そうな作品。
生きている人間が誰もいない世界でありながら、家具や衣類といった「物」だけがピクニックを楽しんでいる様は不気味。季節は冬にさしかかろうとする時期なのか、周囲の木々も枯れ始めている。物寂しげな世界には常に死の匂いが付き纏っている。 ただ、基本的に展開が単調すぎるのが難点。シュヴァンクマイエルの作品には同じようなシーンの繰り返しが延々と続く表現パターンが多いが、この作品もそんな感じで、見ていて非常に退屈。 すぐ横で墓穴を掘っているスコップや、あっという間に落ち葉で埋め尽くされる家具類など、非常に思わせぶりな演出ではあるが、シュヴァンクマイエルにしてはストレート過ぎてイマイチ。もう少し何かしら展開があれば良いんだけど。 【FSS】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-20 16:25:33)
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