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《ネタバレ》 シュワちゃんの魅力ありきの映画。彼じゃないと、映画と現実世界のギャップに説得力が出せないと思う。
始めは安易なアクションコメディかと思っていたが、後半にかけて意外とシリアスなテーマも垣間見えて来る。 現実世界に来たヒーローは「ただの人」になり、架空の存在であった事に苦悩しながらもヒーローであろうとし、そして悪役は現実世界の俗悪さに衝撃を受けつつも、悪役である事を貫く。その対比は彼らが現実世界の存在ではないからこそ際立つ。 惜しいのは、映画と現実を行き来する事で、「自己存在証明」というテーマを、エンターテイメント性を保ちつつ、もっと深く追求できたはずなのに、その辺の突っ込みがちょっと中途半端な点。 【FSS】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-01-10 16:51:13)
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