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《ネタバレ》 最近の邦画ホラーをパクりまくっているだけの他の韓国ホラーに比べたら多少はマシ。
とは言うものの、この作品も特に目新しい設定や斬新な演出などは見当たらず、オリジナリティはさっぱり。 建築士の主人公、霊が見える女性、二人の子供の霊など、メインとなる登場人物同士を繋ぐストーリー上の関連性が弱いので、全体の流れにまとまりが無く散漫。なぜ主人公の部屋の食卓に子供が現れるのかといった部分から、後半、突如として出てくる主人公の「過去の謎」との関係に至るまで、何をメインとするべきかの視点が定まっていない。 全体的にテンポが悪い事もマイナス要素。ラストの転落シーンも目が合わないと意味ないでしょ。あそこが肝じゃないか?死の境界にいる人間の「最期の視線」が、まるで呪いの様に生きている者の心に食い込んでいくと言う終わり方にしないと。 部分部分ではドキッとさせられるシーンなどもあり、恐怖演出のセンス自体は悪くないので、もう少しストーリー展開上のメインテーマをしっかりと描ければ面白くなっていた可能性はある。 【FSS】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-05-02 16:22:25)
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