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《ネタバレ》 なかにし礼の原作は本当に壮大で非常に面白かったが、映画はストーリーのテンポが速すぎて、波子の複雑な心境が描ききれておらずただの気の多い浮気女になってしまったのが残念だ。
牡丹江から脱出し何日にも及ぶ命がけの列車の旅が、小説の中では壮絶だったのに対し、映画ではあっさりハルビンに着いてしまったので拍子抜けしてしまった。 また、役者陣の演技がひどい。香川照之はうまかったが、それを台無しにする主役2人の演技。常盤貴子の演技は2時間見るに耐えないし、伊勢谷勇介は滑舌が悪い。「生きる」という言葉を使いすぎてなんか不自然。 最後の直筆のエンドロールはなかなか楽しめたのでその分3点。 【いざ、ベガス】さん 3点(2004-02-17 16:48:27)
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