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《ネタバレ》 前作に輪を掛けてストーリーが暗い。後半、幻覚を見せたりテレパシーを使ったりする未来人が出てくるという、これまでの流れからするとちょっとぶっ飛んだ作りになっているので、付いていくのに必死だった。未来人の皮膚が実は作りもので、教会でそれを脱ぐところは「やはりそうきたか!」とのけぞったが、彼等の社会構造とか教会での祈りとか、妙に宗教的で抵抗があった。コバルト爆弾を崇め奉っているところなどは、最近ではよくある展開だが、やはり「?」だった。本作の主人公やチャールトン・ヘストンとかも、最後割とあっけなく死んでしまうし、ちょっと物足りない感はある。展開もスローモーなので、最近の映画に慣れた人だと辛いかもしれない。ただ、不思議な余韻のあるラストは結構いい。余談だが、昔こち亀で、上野の幻の地下駅「博物館動物園駅」(でしたっけ?)を扱った回があった。両さんが、その駅のあまりのボロさに、「続・猿の惑星のロケをここでしたかと思ったぞ」言っていたのを思い出して、笑ってしまった。
【カシス】さん 5点(2004-06-03 11:21:40)(笑:2票)
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