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《ネタバレ》 これがアメリカで大ヒットですか。うーん、せいぜい小学生高学年くらいまでしか鑑賞に耐えないのではないでしょうか。博物館の展示物が動き出すというアイデアは良いのだが、それによって巻き起こる騒動がなんとも尻つぼみでつまらない。単に石版を取り返して日の出前に元にもどると言うだけではね。
しかも後半に行くにつれて話を転がすために、フィクションな設定にさらに無理をさせすぎている。フィクションであってもその中で一定のリアリティを保つべきなのに。 ひねくれ大人の自分として一番違和感を感じたのが、ラスト、人類全体の歴史遺産が皆アメリカ的ポップミュージックにノリノリで踊っているところ。 きっと製作者も鑑賞してるアメリカ人も気付いていないかも知れないのだが、こう言うところになんというかアメリカ人のおらが世界の中心だという脳天気さ、自分たちの文化は無条件で受け入れられ、スタンダードになりうる筈だという思いこみ、他の文化歴史に対する無邪気なる無神経さを感じてしまうのです。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-12-10 21:32:15)(良:2票)
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